著者 :
  • 小学館
3.69
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本棚登録 : 125
レビュー : 27
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093862486

作品紹介・あらすじ

1342年(南北朝時代)、悪党の襲来に備え、侍を八人雇った村が実在した。これは、弩を手にした因幡の百姓たちの物語である。

感想・レビュー・書評

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  • 長編の時代小説。
    設定、物語が非常に魅力的。
    キャラクターがしっかりと描かれると、
    やはり読んでいて面白いし、
    読みごたえもある。

    著者は、シナリオライター出身みたいだ。
    「のぼうの城」の著者もシナリオライターだったような。。。
    作品の出来は、こちらの方がかなり上だと思う。
    今後も良い作品を書いていって欲しい。

  • 北上次郎は明らかに褒めすぎ(「2009年はこれだ」とか)だと思うけどまあそれなりには。

    ただ個人的には「こんどは、百姓が武器を取った!」なクライマックス(いやまZガンダム落ちは読めなかったが)より前半パートの方が面白かったかな。

  • 一時期話題になって、読んでみたかったのか よくわかりませんが、 図書館で随分前から予約をしていたらしいのですが ようやく順番が来ました。 読んでみましたが、それほどでもないかな・・・・ う~ん・・・

  • 「のぼうの城」や「忍びの国」を読んで
    面白かった人は、読んで損はない作品だと思います。

    最近、数冊ハズレだったので、
    久しぶりに楽しめた読書でした。

  • あ、ちょうど一年前に出た本を読んでたんだ、感動。

  • フィクション?ノンフィクション?

    それは定かではありませんが、
    南北朝の時代を舞台にした作品を今まで読んだことがなかったので、
    なんとも新鮮に読むことができました。

    粗暴な権力者とそれに対抗する農民。
    泥臭い話っぽいけれど、爽快感がたまりませんでした。

  • 最初に思ったよりずっと読みやすかった。ストーリー展開が激しく、どんどん読める。残念なのは、肝心の「弩」による戦闘場面が最後のほんの僅かしかないところ。

  • 読んでいると、頭の中に鮮明な映像が浮かんできた。作者はドラマの脚本家だったんだね。光信様が生き仏にならなかった結末が、結構良かった気がする。

  • 因幡・智土師郷(ちはじごう)早野(わさの)
     吾輔、澄(娘)
     文治(無二の友)
     光信(称名寺より来る)
     義平太(楠木正成の郎党)、小萩(妹)
    東盛義、盛次(双子の弟で、高師直こうのもりなおの預かり人だった)

    弩は身分卑しき者によって使われてきた武器(クロスボー)

  • 南北朝時代の実在したらしい因幡の百姓村の物語。
    主人公である吾輔が素晴らしい。何か突出した優れた
    能力がるでもなく、人望を得るでもなく、ただの百姓
    あがりの商人であるという自覚。そして男としての
    プライドも持ちながら、クヨクヨ悩みながらも、
    人の意見に耳を傾け、考えて行動出来る...という才覚。
    現代のこの面倒で死にたくなるような人間関係を保たないと
    生きていけない社会の中でも凄く重要な才能なのだと。

    こういった男が苦悩し、葛藤しながらも少しづつ理想を
    描き進んでいく様は憧れてしまう。今作には超人的に強いもの、
    優し過ぎる人...の登場はない。ヒーロー不在の物語なのに
    こんなに熱くさせてしまう力が詰まっています。

    進む事も引く事も...自分の中で大切なモノを
    見極めさえすればどちらも恥ずべき事ではない...はず。

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