神様のカルテ

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  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093862592

感想・レビュー・書評

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  • 私の心が凍ててるのかもしれない

  • 前から読みたいなぁと思っていた本。
    既に映画化もされたヒット作とも知らず、図書館にひっそりと置いてある本を借りて読んだ。
    やっぱり感動した。末期のガン患者安曇さんの亡くなる場面では両親が亡くなった時を思い出し泣いた。
    忙しい地域医療に携わる医師栗原一止の感動の診療の物語。
    印象に残った文章
    ⒈ 死期の近い患者で注意すべきモルヒネの副作用は呼吸抑制である。
    ⒉ 命より大事なものを救われた。
    ⒊ 土に埋もれた命たちに、鑿を当て槌を打ち、光を当てるのが我らの役割である
    ⒋ ”お疲れ様、安曇さん“ 握り締めた手は、まだ温かかった。

  • 長野の一般病院に勤務する消化器科医師、栗原一止。

    救急勤務で、結婚記念日を忘れ、

    外来では、アルコール関係の疾患患者を嗜める。

    そして、末期の癌のある安曇さんのため、大量下血の危険の中の外出、カステラの経口摂取と奔走し、静かな最後を迎えさせた。

    大学病院の医師含め、ここに出てくる医師ばっかりだと、いいんだろうな(性格が)。

  • 2019年12月14日読了。

  • 長野の地方病院で慰謝として働く主人公とその周りの人達との話。泣けるけど、読んだ後は心も暖かくなる。主人公の奥さんが素敵すぎる。

  • 主人公の名前「一止」が名前が変わっているなと思っていたら、足すと「正」になるに、おおーなるほどと感心した。
    主人公と妻の暮らすアパートの住人や主人公が医者として働く同僚や看護士上司が個性的で面白い。
    映画は見ていないが、読んでいると嵐の櫻井くんの顔が浮かんで困った。

  • 感想は『2』を読んでから
    書きます!

  • 【再読】続編を読んだら振り返りたくなる症候群。こうやって読むと、みんな若い。
    病院の存在や、医療に従事される方の凄さがしみてくる。
    2019/5/21読了 2019年の31冊目

  • 2019.5.29 読了


    これ 少し前に だいぶ流行った記憶があります。
    いまさら 読了。

    流行っただけあって、すごくよかった!

    長野の病院で 地域医療をしているイチト。
    人手が足りず、当直したあとで
    数時間寝たあと また出勤。。。みたいな。

    子供の頃から愛読してるのが『草枕』だけあって
    若いのに、話し方が古臭くて
    その一点のみで周りの人から
    「変な人」と言われてるのが 気に食わない。

    とか、イチトの細君とか
    周りの人たちの キャラも皆 いい感じ!

    短編で、ほぼ誰かが亡くなったりするんだけど、
    イチトの性格か 筆者さんの筆力か
    ほっこりして、涙が出ます。。。

    会社の食堂で読んだら かなり危険な人に
    なってしまった。。。
    なんで昼休みに泣いてるの?!と思われたかも(笑)

    特に、最後の手紙は ヤバかった!


    これは 続くんであれば 必ず読む!

  • 泣けるなあ
    2011年再読 やっぱり泣けるなあ

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著者プロフィール

1978年大阪府生まれ。信州大学医学部卒業。長野県にて地域医療に従事。2009年『神様のカルテ』で第10回小学館文庫小説賞を受賞しデビュー。同作は10年に本屋大賞第2位となり、11年には映画化もされた。著書に『神様のカルテ2』『神様のカルテ3』『神様のカルテ0』『新章 神様のカルテ』『本を守ろうとする猫の話』『始まりの木』『臨床の砦』『レッドゾーン』など。

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