あねチャリ

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 113
レビュー : 30
  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093862639

感想・レビュー・書評

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  • 著者の『セカンドウィンド』でファンとなり、同じ自転車競技
    の作品ということで本作品も読んでみた。

    ひきこもりだった(元)女子高生が、自転車の魅力にとりつかれ、
    才能と努力で世界を目指すという王道のストーリー。

    プロローグの最初から、もうとりこです。

    2012年夏には、女子競輪(ガールズケイリン)が48年ぶりに
    復活するとのこと。

    この作品で描かれた空想も、現実になるかもしれない。
    実に興味深い。

  • 高校中退した女の子が、ダイエットのために始めた自転車にハマり、世界一を目指すという、シンプルかつ単純なストーリー。
    出だしで主人公がランニングより、ウォーキングよりスピード感がある自転車がすきという主人公に共感して、最後まで一気に読みました。

    主人公が負けず嫌いで真っ直ぐ。
    でも女の子っていうところが、僕の好きなシャカリキと違って、また面白かったです。

    他の登場人物もでしゃばりすぎず、ちょうど良い感じ。
    最後、一気に飛躍しすぎでしょっていうのはご愛嬌。

    この著者の他の著作も読みたくなりました。

  • 自転車と出会って、自転車競技にのめり込んでいく少女の話。

    主人公・早坂凜は怪我により続けていたバレーボールを辞めざるを得なくなり、学校にも行かなくなってしまった16歳。
    運動をしなくなったことで自分の体が緩んでいることに気づいた凜は、自転車ダイエットの記事を見て、自転車に乗り始める。
    当初はママチャリで河川敷を走るだけだったが、あるきっかけで元競輪選手と出会い、競輪や自転車競技で使うピストバイクに触れ、本格的に自転車に乗り始める。

    競技との出会い、良い師匠との出会い、それまでの生活との別離、競技に取り組む上で立ちはだかる障害と味方の出現、こうしたスポーツ小説のエッセンスが見事に凝縮されている。
    主人公を女性にして、元来体育会系だけれど、一旦引きこもっているという設定がエッセンスを引き立てている。
    それでいて、非現実的な根性論や才能の飛躍もなく、すっと物語に入っていける。
    そのため、ラストに向けて気持ちの良いカタルシスを味わうことができた。

    でも、いちばん気に入ったのは、実家を出て師匠に弟子入りするくだりで父親が理解を示すところ。
    こういうエピソードで涙腺が緩む歳になってしまったのだなと、改めて感じた。

  • 「セカンドウィンド」の川西蘭の著作。元バレーボール部の高校生がケイリンの世界を目指す物語。ピストバイクとの出会いから自転車にのめり込んで行く姿はグイグイ引き込まれる。ひたすら何かに打ち込む姿は美しい。でも、最後はちょっと唐突すぎた感じがして残念。「回せ、回せ、回せ。」自転車のペダルは踏むのではなく回す。自転車にのるとき、そんな声が聞こえてきそう。

  • 読み初めから引き込まれる文体だ。レース時の心理描写やかけひきをもっと楽しみたい。

  • オンナノコの自転車競技。
    オンナノコが頑張るお話は好きです。文句なく。
    もうちょっと家族の話が出てきてもよかったかな。

  • 競輪ファンなんで、楽しい話でした。
    美人が活躍するお話大好き。

  • 展開が早い

  • 今でこそ女子競輪が復活しているが、その前に書かれたケイリンを目指す少女の物語。
    自転車への造詣も深く、読みやすい一冊。

  • これはセカンドウインド女版!
    16歳でケイリンと出会ったりん。自転車の面白さに惹かれて、高校を辞め女子ケイリンの世界に飛び込む。しかし、競技人口の少ない女子は、窮屈なことが多くー。あっさりと終わってしまった感が強く、人物の描写まで描ききれていない。コーチがりんをどう思っているのかだとか、女性ならではの悩み、体の変化も描かれない。淡々と才能があるだけで。リアリティに欠ける分だけ退屈してしまう。

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