特異家出人

著者 :
  • 小学館
3.22
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本棚登録 : 152
レビュー : 27
  • Amazon.co.jp ・本 (380ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093862820

作品紹介・あらすじ

失踪した老人は、葛飾区青戸七丁目在住の有村礼次郎、八十四歳、出身は鹿児島県。現在の場所で暮らすようになったのは二十年ほど前のことで、近所の不動産屋の話では、家と土地は即金で購入したという。それなら金回りはいいはずで、古びた家屋は建て直すものと思っていたら、たまに修繕をしながら住み続け、車を持つでもなく、家具調度に贅沢をするでもなく、世間によくいる侘びしい独居老人の暮らし向きを続けていたらしい-特殊班捜査係が動く。

感想・レビュー・書評

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  • 笹本稜平、イイ!

    越境捜査の2作、他2冊、に次いで5作目だが、今作をもって笹本さんは、「好きな作家」にエントリー(^-^)v。

    アウトローな刑事を描いた「越境捜査」は、キャラ重視のエンタテイメント。「駐在刑事」は、筆者の趣味を盛り込んだ自己満足型警察小説(面白かったけど)。

    「偽りの血」は、山岳冒険小説の色濃いサスペンス。

    で、今作は………警察組織の裏側を描きつつも熱いドラマが!

    や~良かった。
    多少のご都合主義も見られるが、やはり最後をハッピーエンドで締めくくってくれるのは嬉しいし。

    最後の2ページで1ポイントUP。
    ★4つ、9ポイント半。
    2012.09.20.書。

  • ふむ

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    失踪した老人は、葛飾区青戸七丁目在住の有村礼次郎、八十四歳、出身は鹿児島県。現在の場所で暮らすようになったのは二十年ほど前のことで、近所の不動産屋の話では、家と土地は即金で購入したという。それなら金回りはいいはずで、古びた家屋は建て直すものと思っていたら、たまに修繕をしながら住み続け、車を持つでもなく、家具調度に贅沢をするでもなく、世間によくいる侘びしい独居老人の暮らし向きを続けていたらしい―特殊班捜査係が動く。

    とてもとても好きな作家さんなので期待しています。この本も☆2とかとても悩みました。本当は3でもいいかなと思ったのですが、僕の思う基準値には達していなかったと言わざるを得ません。
    あらすじから序盤の展開から名作の匂いしかしませんでした。ハラハラの展開や人と人の心の交流。壮大な謎も盛り込まれてとても頑張っていると思う。でも色々盛り込めばいい作品になるのかという話になれば否と言わざるを得ません。
    スリリングな方向に舵を切るのであれば冗長だし、人間ドラマとして読むとしたら登場人物があまりにも書割のようで血が通った感じがしない。感動する方向へ誘導されているのが分かると、人って感動出来ないと思うんですね。小説は感動が最大のテーマって訳ではないのですから。
    あと、全体的に物わかりのいい、善人タイプの登場人物がが多すぎる。これは笹本稜平さん自体がいい人なんだろうなと前から思っていました。ここは僕にとっては美点なので無くさないで欲しいし・・・。悩ましい。

  • 小学校の女の子が独り暮らしのおじいさんに旅先(親戚の家だっけ?)から電話するほど仲良くなるっていう前提が少し?だったかな。
    母親ぐるみの付き合いならまだしも、私が母親だったらちょっと心配だわ。

  • 主人公とメインキャラが繋がりありすぎて
    早速いろいろ興醒め。
    小5のキャラが全くぽくない。子供っぽすぎじゃないか…
    ご都合主義極まりのエンディング、
    だるいテンポと謎の内省過多な警察官。
    しかもタイトル微妙にあってなくない⁇
    元題のがいい気が…

    という訳でイマイチ頑張って読まないと終われない本でした

  • 字が多く感じてナナメ読み。
    結末は予想通りかな。

  • ちょっと都合よくつながりすぎ。

  • 2014.6.24ー44
    テンポも展開も少々まどろっこしく残念。

  • ちょっと話がまだろっこしいうえに話がうまく行き過ぎて、笹本稜平にしては凡作かと思いながら読んでいましたが、ラストが素晴らしかったです。

  • 資産家の独居老人が行方不明になった。
    友人も親類も無く、近所付き合いも無い老人。
    本当は行方不明だという事は分からないはずだった。
    けれども老人と親しく声をかわす少女が、老人を心配して警察に申し出る。

    老人宅を捜査した結果、金庫の中に入っていたと思われる預金証書、不動産登記書が無くなっていることが判明する。
    明らかではなかった老人の過去が、捜査の過程で少しずつ明らかになってくるのだが・・・

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著者プロフィール

1951年、千葉県生まれ。立教大学社会学部社会学科卒業。出版社勤務を経て、海運分野を中心にフリーライターとして活躍。2001年、『時の渚』(文藝春秋)で第18回サントリーミステリー大賞と読者賞をダブル受賞。2004年には『太平洋の薔薇』で第6回大藪春彦賞を受賞。壮大なスケールで冒険・謀略小説を、重厚で緻密な警察小説を構築し、多くのファンを抱える実力作家。おもな著書に『グリズリー』『マングースの尻尾』『サハラ』のほか、『還るべき場所』『春を背負って』『その峰の彼方』『未踏峰』『南極風』『分水嶺』『大岩壁』といった山岳小説や、海洋を舞台にした『遺産』、『素行調査官』『駐在刑事』『越境捜査』『所轄魂』といった警察小説のシリーズなどがある。

「2019年 『危険領域 所轄魂』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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