史上最強の内閣

著者 :
  • 小学館
3.55
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本棚登録 : 410
レビュー : 101
  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093862905

作品紹介・あらすじ

日本向け中距離弾道核ミサイル、北朝鮮が発射準備開始。本物の危機を前にして、日本全国から選りすぐられ、密かに準備されていた「一軍内閣」が立ち上がった。

感想・レビュー・書評

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  • 北朝鮮関係等踏み込みすぎでは・・・・とドキドキしながら読んだがエンタメとしては楽しい政治パロディ小説。実在の各国首脳名を微妙に変えているのがまずは面白く「クリキントン大統領」と「フェラーリ夫人」などは最たるもので例え方がこの2人の力関係までも象徴しているようで爆笑!巧いな、室積さん!現内閣がコケたときのとっておき一軍内閣なんて発想もなかなか。二条総理を始めとするこの内閣の面々がかなりクセがあるがかっこよく痛快。実際の政治はこうはいかないとは思いながらもこういう人たちの登場を熱望してしまう現状を寂しく思う。

  • 最初はただのウケ狙いの政治パロディかと思いましたが、いやはや。
    文章も読みやすいけど平坦でなく、センスがあります。そのうえ笑える。いや笑えない。
    誰がモデルなのかはっきりわかる分、政治家は怒れないでしょう。自分の器の小ささを露見することになるので。
    それも含めて、シニカルなコメディ小説です。
    実際の政治はもっとこみいっていることを承知の上で、大震災・原発事故編を希望。小説の中だけでも、政治にカタルシスを得たいです。

  • 今の内閣は実は二軍でした。
    こんな緊急事態の為に、実は京都に一軍を隠してました、ごめんなさい。
    でもだから彼らにまかせておけば大丈夫っすよ!!!
    から始まる本当におバカなお話し。

    麻生総理時の北朝鮮とのミサイル危機をほぼそのまま使い、
    しかしいろいろな味付けをした面白い料理、な感じの本です。
    名前、出身県などはとことんふざけて、でも言う事は至極全う。
    わかりやすい言葉で、言うべき時に、言うべき事を。
    政治家のあるべき姿を楽しく提示する、素敵な本だったと思います。

    一番興味深かったのは、この最強内閣が明らかにメディアを使っての世論のコントロールを是としている事。
    民主主義の難点として、冷静でも理知的でも聡明でも無い『一般大衆』に支持されなければならないという点はよく挙げられますが、
    そのコントロールの『程よい塩梅』を提示する小説って少かったのではないでしょうかね??

    と言う事で、最近の政治にうんざり、もう飽きた!と、思っている皆さんにオススメ( ̄▽ ̄)

  • 相変わらずぐだぐだな日本の政治状況を見ていると、こういう即断即決な割り切った果断な政治が出来る人材が出てきてほしいと思ってしまうが、そういうIFな政治と政権の物語。



    北朝鮮からミサイルが日本に向けて発射されようとしている時、政権を担っていた政治家は現在の状況が自分たちの能力を超えて言えると判断し、実力者が集まっている影の内閣にその実権を譲ることを決定する。 というようなところから話が始まる。



    登場するキャラクターは歴史上の有名人の名前をもじっていたり、現実の政治家の名前をもじっていたりで、政治風刺の物語っぽくなってる。 物語のノリとしてはおちゃらけた感じ、なんとなく「日本以外みんな沈没」みたいな雰囲気を感じる。



    読みやすい文体なんだけど、内容としてそれほど得る物もなく、考えさせる物もなく、まぁふつうの時間つぶしの小説。

  • 65年の長きにわたり祖国の地を踏むことなく、祖国のために活動を続けた太郎に感謝を。

  • 20161113読

  • あぁ、一軍内閣がホンマに存在してたら、どんなに頼りになるやろうか?とも思いつつも、実在したらハラハラすることも間違いない。
    軽く読めるのに最後のスパイの正体と合言葉のネタばらしで思わず泣きそうに、、、。
    面白かったけど、発売当初に読んでたら面白さも増してたやろうなぁ。
    そこだけが、もったいない、、、。

  • なかなか出来のいいラノベ。中高生には是非読んで欲しい。

  • 小説だからと思いながらも、リアルで笑える
    本物の内閣陣の名前も、歴史上の人物をかけていて
    その人たちの性格や実績にもかけていて
    面白くって、スカッとしました
    こういうエンタテイメント小説って気持ち良い

  • 読メどなたかのレビューを読んで図書館でに借りに行った。
    まあさほど期待もせず、つまらなかったら途中で返しちゃおうくらいの気持ちで読み始める。
    が・・・
    コレは面白い。非常に面白かった。
    まああり得ない設定ですけど、あったら面白いな。
    影の内閣というか一軍内閣。
    痛快痛快。いやはや痛快としか言いようがない。
    しかもまあなんというか現実の政治家さんのパロディなどなど電車の中でニヤニヤしながら読了しました。
    せっかくなので「史上最強の大臣」の方も図書館に予約。
    コレは楽しみである。
    そして3両の新幹線は笑った。

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著者プロフィール

1955年山口県光市生まれ。本名の福田勝洋名義で、俳優としてテレビ・映画に多数出演、また劇団「東京地下鉄劇場」を主宰し劇作家としても活躍。2001年『都立水商!』で作家デビュー。同作はコミック化・ドラマ化もされヒット作となる。著書に『史上最強の内閣』『史上最強の大臣』『ドスコイ警備保障』『埋蔵金発掘課長』『ツボ押しの達人』『桃色まちおこし』などがある。

「2019年 『江戸オリンピック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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