異境

  • 小学館 (2011年5月30日発売)
3.24
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Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784093863056

作品紹介・あらすじ

一匹狼の新聞記者が外国人犯罪集団に挑む

『STORY BOX』誌で2010年~2011年に連載された同名小説の単行本化。『二度目のノーサイド』(小学館文庫/2009年)
に続く単行本。
本社から横浜支局に飛ばされてきた、一匹狼の新聞記者・甲斐明人。着任早々、後輩記者の謎の失踪を追うことに。スクープを取材していたらしい彼の足取りを追ううちに、女性刑事・浅羽翔子と出会う。そして失踪の陰に、新興してきた外国人犯罪集団の存在が浮かび上がってきた。さらに警察内部にも危険な香りが漂いはじめ・・・・。
堂場瞬一氏作家生活10周年の記念すべき年に刊行の本格警察小説。

感想・レビュー・書評

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  • 上司との喧嘩で支局に飛ばされた新聞記者が主人公の推理小説。
    支局ったって横浜だったらいいじゃん、とまず田舎者の自分は思いました。
    これ!という目新しい設定はないものの、主人公の甲斐と年齢が近いせいかわりと入り込んで読めた。
    長いものに巻かれると会社では上に行くけれど、物語、ましてや推理小説の主人公にはなれないよなぁ。甲斐さん、逆らいすぎです(笑)
    同期の真琴さんや、若手クール刑事翔子ちゃんとの絡みが読みたいので、続編希望です。

  • あーん!
    面白かった!さすが堂場さん!

    カルロスの登場がちょっとわざとらしいけど(笑)。
    また他を読もう!

  • 堂場センセの本ですな〜(^^)ラストギリギリまでねばってねばって、ジリジリ進めて、ラストは速度あげて駆け抜ける。主人公自身に背負ってるものがあって、それと葛藤しつつ静かに犯人に迫って行く感じとか。この雰囲気は嫌いじゃありません(。-_-。)鳴沢了的な。確か鳴沢了シリーズでも日系ブラジル移民出てきてたよな〜若干かぶってるよな〜って途中感じちゃったのは残念(ー ー;) そしてこの本、実のところ主役は甲斐さんじゃなくて二階くんじゃない?二階くんの若さ故の失敗を考慮しても、なにげにすごくてかっこいいよ(笑)

  • 上司との衝突により横浜支局へ飛ばされた記者・甲斐が、特ダネをつかんだまま失踪した記者を捜す。

    失踪した記者の足取りを追うと、警察内部の腐敗と、外国人グループによる犯罪の影が見えてくる。

    支局にもなじめず、孤軍奮闘する甲斐と、腐敗していく組織に疑問を呈す女性刑事・浅羽翔子が、事件の真相を解明していく。

    ストーリーがチープで残念。

  • 新聞記者の視点というのは著者としては珍しく、新鮮に思えた。日本でここまでの犯罪が行われるのかという疑問はあるけれど、それを荒唐無稽には余り感じさせないところが筆力ではないかと思う。

  • 2015.11.28-64
    支局に飛ばされた甲斐が新人記者の失踪を追調べる内に、記者が追っていた海外窃盗グループと県警の癒着に迫る。

  • 日報の新聞記者甲斐は上司と衝突して本社から横浜支社に飛ばされる。横浜支社で知り合った若手記者の二階が特ダネをつかんだ直後に行方不明となり、甲斐は一人捜索を始める。しかし神奈川県警はあまりにも非協力的だった。数少ない味方の女性刑事や過去の伝手をたどりつつ徐々に真相に近づいていくが、自身の身にも危険が迫ってくる。二階はいったいどんなネタをつかんでいたのか、甲斐はその後をひたすら追い続ける。著者らしい感じのミステリである。

  • 上司との確執で横浜支局に飛ばされた新聞記者の主人公。そこで2年目の記者の失踪事件をなかば、押し付けられた形で調べて行く。調べていくうちにとんでもない事が…。あー、またまた警察内の不祥事。記者目線で描かれた、私好みの作品でした。

  • 東京から左遷されて横浜に来た甲斐明人.着任早々に新人記者二階が失踪する.大きなネタを掴んでいる感じだが、明人が個人で捜索を命じられる.神奈川県警の動きに変な所を感じたが、刑事の翔子だけは頼りになりそう.調査に警告を与える人物が登場したり、二階が接触した警察幹部が自殺したり、不可解な事象が続出する.最終的にスクープを得た明人だが、翔子とのやりとりが面白かった.

  • 上司に逆らい本社社会部から横浜支局へ異動させられた新聞記者。
    真っ直ぐな性格のアウトローはまさに堂場ワールド。敵も多いが、少数の味方は頼もしい輩が揃っているのも同様。雇用にあぶれた外国人の世情も反映して、展開も面白い。相棒の女性警官がいい味を出している、シリーズ化になりそうな・・・

  • 本社社会部から横浜支店へ左遷された記者・甲斐明人。県警記者クラブのサブキャップ二階康平が失踪し、行方を掴もうとする甲斐の元へ見知らぬ男から警告がくる。さらに一人の男性刑事の死。舞台裏では一体何が起きているのか・・・。

  • (チラ見!)

  • 好きな堂場作品としてはイマイチかな。主人公の性格が個人的に好き
    になれなかった。

  • いつもの堂場作品だと読み進むうちにある程度人物像が見えてくるんだけど
    今回はそれがなかったように思う。
    なかなか複雑な構成の事件だし
    新聞記者という立場上必要な回り道も多そうなので
    話の筋を追いかけることでいっぱいいっぱい。
    死にかけるくらいの危ない目に遭う辺りはいつも通り、と言えなくもないけど(笑)。
    個人的には筋を追うこと重視であまりキャラクターに感情移入できなかった。珍しく。
    それでなのか、淡々と読み進めて淡々と読み終わってしまった。

    終わり方が続編がありそうな、含みを持たせた感じ。
    もしかしてシリーズ化する目論見があるのかな。

  • 本社で上司とやりあい、横浜に赴任間もなく、同僚が失踪。失踪した同僚が追いかけていた事件を洗う過程で…孤軍奮闘の描写がメインだが、主人公の疑心暗鬼がちょい行過ぎ⁈感あり。
    自分が短絡過ぎなのかもしれないが…

  • 新聞記者が探偵役の警察小説。

    ミステリーの部分は不良外国人の社会問題とも絡んで、
    先が読めてしまうけれど、それなりに面白かった。
    この作者のお得意な組織の中の一匹狼的な主人公で、
    珍しく脇役に女性も出てくるのだが、
    どうしても男中心の物語になってしまい、
    女性登場人物は添え物的になっている。
    全体的には大きな破綻もなく面白かったです。

  • 新聞記者はどんなに頑張っても警察の手を
    借りないと自力で捜査は無理

  • 新聞記者が、同僚の失踪を追う話。
    長いけどテンポがいいので、退屈しない。最後に色々詰め込みすぎのような気もするけど。

  • つまらなくもないけど、読まなくても損はしない。ミステリとしても、新聞記者という仕事ものとしてもいまひとつ。

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著者プロフィール

堂場瞬一(どうば しゅんいち)
1963年茨城県生まれ。2000年、『8年』で第13回小説すばる新人賞受賞。警察小説、スポーツ小説など多彩なジャンルで意欲的に作品を発表し続けている。著書に「刑事・鳴沢了」「警視庁失踪課・高城賢吾」「警視庁追跡捜査係」「アナザーフェイス」「刑事の挑戦・一之瀬拓真」「捜査一課・澤村慶司」「ラストライン」「警視庁犯罪被害者支援課」などのシリーズ作品のほか、『八月からの手紙』『傷』『誤断』『黄金の時』『Killers』『社長室の冬』『バビロンの秘文字』(上・下)『犬の報酬』『絶望の歌を唄え』『砂の家』『ネタ元』『動乱の刑事』『宴の前』『帰還』『凍結捜査』『決断の刻』『チーム3』『空の声』『ダブル・トライ』など多数。

「2023年 『ラットトラップ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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