謎解きはディナーのあとで 2

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 5857
感想 : 610
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093863162

作品紹介・あらすじ

令嬢刑事麗子と風祭警部の前に立ちはだかる事件の数々。執事の影山は、どんな推理で真相に迫るのか。そして、「影山は麗子に毒舌をいつ吐くの?」「二人の仲は、ひょっとして進展するのでは?」「風祭警部は、活躍できるのか?」など、読みどころ満載な上に、ラストにはとんでもない展開が待っていた!?-。

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ2作目。
    続くとは思ってなかった(笑)
    低能な刑事コンビがとりあえず操作をし、
    それを家に持って帰って執事が解決するってパターン。
    1作目と全部同じパターン。

  • 読み終わりましたー
    短編なので読みやすいですねー
    ヒロインの麗子お嬢様が以外とボケとツッコミがありリアクションも豊富で魅力的でしたー

  • 人気シリーズ2作目。
    テンポ良く、気楽に読めます。

    国立署の刑事・宝生麗子は、じつは世界的に有名な大富豪・宝生グループ会長の一人娘。
    地味なスーツに、太い縁のだて眼鏡で、刑事らしくふるまっている。
    それにしても、ばれそうなものだけど…
    この本では、本人もそう思って首をかしげているシーンがあって、おかしい。
    家に帰れば華やかなワンピースに着替え、セレブな友達とも付き合う。

    上司の風祭警部は、ジャガーを乗り回す派手な男。
    こちらは風祭モータースの創業者御曹司。
    やや口説きモードに入ったせいか、麗子は前作にもまして嫌がっていますが、彼のおかげで、お嬢様は注目を浴びないで済んでいる?
    周りも触れたくないのかも…
    身近にいたらめんどくさいだろうけど~脇キャラとしては十分、役に立っています。
    しかし、他の刑事が一人も出てこないって…徹底してる~?

    お嬢様に付き従う執事の影山が、真の探偵役。
    家全体の面倒を見る執事ではなく、お嬢様専属で、運転手でもあるらしいですね。事件に興味があるせいか、現場にも出没。
    慇懃無礼に「お嬢様は頭がお悪いのでは」などと罵倒しつつ、すいすい謎を解くのがお楽しみ。
    イラストで見ると、ちょっとイメージが違う…
    というか、このほうが原作に忠実なのに、既にドラマの映像に脳内変換してるのよね。

    掛け合いでは、二人の仲に変化があるようには見えないけど~
    犯人との対決で、影山のことをお嬢様が「大切な人」と口走ったのはポイント?

    「アリバイをご所望でございますか」
    「殺しの際は帽子をお忘れなく」
    「殺意のパーティにようこそ」
    「聖なる夜に密室はいかが」
    「髪は殺人犯の命でございます」
    「完全な密室などございません」
    というタイトルも楽しい。
    ドラマでも見ました~☆

  • シンプルでスタイリッシュな推理小説でした。執事とお嬢様の会話の掛け合いが面白い。短編集で読みやすい。

  • 前作同様ライトで読みやすい。ミステリとしては、ひとつの手がかり(アレキサンドライトであり、スケート靴であり)で事件が解けてしまうのが、わかりやすくもあり、物足りなさもある。
    最後の一編だけは前作もアームチェアディテクティブから
    脱して影山が捕物をするのはお約束なのかな

  • 1もぜんぜん面白くなくてココに辛辣なレビューをアップしたと思うけど、1を貸してくれた職場の方が「2もつまらなかった(笑)」と言いながら貸してくれました。
    いや~、1より酷いですね。謎解きが練られてないって文句を言う以前に、この本の最大のウリである執事の性格が変わってる。
    トリックうんぬんじゃないの、慇懃無礼な執事がイイのよ~って言うのが、この本が好きだという人の理由じゃないの?
    2での執事は狼狽えたり誤魔化したり、なんだか普通の失礼な人に成り下がっていました。

  • ライトノベルっぽくて読みやすい。
    ドラマは見てたけど、オチやトリックが若干違ってちょっと新鮮な感じがした。

  • 娘にせがまれて購入した本
    買ったからには読まないと(笑)

    前作を読んだ娘が、2を読みたいというので購入して、娘が読み終わった後で読みました。
    まさに子供が読むのにちょうど良い本です。
    6話が収録されていて、子供が読むにはちょうど良い長さだと思います。

    前作同様、軽快なストーリー展開、影山の毒舌と麗子のつっこみ、ずっこけ。楽しい掛け合い、ありえないような設定、などなど。ドラマを見ているような感覚で楽しく読み進められました。笑いをあちこちにちりばめ、まさにコミカルミステリーっていうところでしょうか?

    今回も、楽しく謎解きゲームを経験できました。しかし、一つもなぞは解けませんでした。残念。

    ただ一つ、文句は、毎話、毎話、麗子と風祭警部の紹介が入ります。これはやめて欲しい。

    ということで楽しい読書でした。パート3も欲しがるのかなぁ(笑)
    嫌いじゃないよ。

  • 1と一緒で、謎解きをして終わる。犯人を捕まえて、心情を吐露する場面がドラマみたいにないから物足りない。1巻は影山は長身ですごくかっこよく読めたけど、2巻になるとドラマ見た後で桜井くんのイメージが強くてカッコよくなくなった気がする。

  • ミステリ的にはどーよ! みたいな部分も相変わらずたんとあるんだけど、おもろいからいいのだ。
    影山の情報源はワイドショーなのねwwww

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著者プロフィール

1968年広島県生まれ。岡山大学法学部卒業後、2002年、光文社カッパノベルスの新人発掘プロジェクト「KAPPA‐ONE」にて『密室の鍵貸します』が有栖川有栖氏に推薦されデビュー。11年『謎解きはディナーのあとで』が第8回本屋大賞第1位に輝き、大ヒットシリーズとなる。「烏賊川市」シリーズ、『館島』、『もう誘拐なんてしない』、「探偵少女アリサの事件簿」シリーズなど著書多数。

「2023年 『谷根千ミステリ散歩 中途半端な逆さま問題』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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