星に願いを、月に祈りを

著者 :
  • 小学館
3.50
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本棚登録 : 958
感想 : 138
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  • Amazon.co.jp ・本 (345ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093863223

感想・レビュー・書評

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  • いつもと違ってなんかキザだなって思いながら読んでた。うまくカテゴライズできない作品。恋愛といえばそうだし、ミステリといえばそうだし、色んな素敵な世界が納得行く形で結末を迎えて、ぞわぞわするし、幸せな気持ちになるし、何故か泣きそうになる。自分の本棚に置いてあって、手にとってもらえたら嬉しくなるような本。

  • 途中のラジオ放送局のくだりが、なんだか馴染めなかった

  • 小学生のアキオ、大介、麻里は、夏の学童キャンプで、夜、ホタルを見るため、宿を抜け出し、川に向かう。ようやく川にたどり着いた3人は、偶然ラジオから流れる謎の深夜放送を耳にする。その後、中学で野球部に入ったアキオは、一学年先輩の放送部員・里崎さんを好きなるが、告白できないまま、時間が経過する。高校生になったアキオは、夏休みに、かつてのキャンプ場を訪れ、再び謎のラジオ番組を聞き、あることに気づく。そして、さらなる時間が流れ、アキオたちは大人になった。物語は、大きく動き始める――。

  • な、泣きそうになってしまった…。散りばめられるメッセージがどれもあまりにうつくしい。決して完全なハッピーエンドではないのだけど、最近読んだ恋愛系の物語の中ではいちばん読後感がよい。慣れるまではすこし読みにくい。

  • 帯を見てから読むのを決めてしまったのは失敗しました。
    帯に・・・「恋愛×青春×ミステリー」って書いてあるんですもん!!

    ついつい、ミステリー要素を探そう探そうとしてしまって、肝心の感動作の部分にははまらなかったのが残念です。


    読後感はすっきり爽やかで、あたたかい気持ちになったのですが、
    1,2章で全くミステリー要素が出て来ず、3章でやっと、「!!!」という場面が出てきたので読み進めるのには若干の踏ん張りが必要でした。(私が帯を見ていたからだけれど)


    読後感はいいんです、いいのですが・・・



    ミステリー、と言われてしまうとつい整合性を求めてしまうので、「ファンタジー」で良かったのではないかなぁと思う。


    DJの宇宙くんとか世界くんとか・・・掌くんとか。
    私にはあのへんがよく分からない。←

  • 星空放送局を読んでからこの本を読むとより感動するかも?第1章は読みづらかったけれど、第2章に入ってからどんどん面白くなっていった。多くの願いと祈りが何処かへ流れ、誰かに届いたりして、やっといつかに奇跡は起きた。どんな感想を書けば良いのか分からないけれど、時に切なくて心温まるお話でした。

  • ・・・。
    ・・・!

    そうゆうことか!

    帯に期待しすぎてしまった。

  • どんな方向かとらえきれないうちに
    ラストまで一気にたどり着いてしまったか感
    夢物語のようでいて
    読後感はよかったです

  • ちょっとファンタジーも入ってて、そうくるとは思わなかったので、あれ?という感じ。

    装画 / 宮尾 和孝
    装幀 / 山田 満明
    初出 / 『きらら』2009年5月号〜2011年2月号連載に大幅加筆改稿。

  • ロマンチックな本。誰が主人公かというよりその世界の人たちの話。

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著者プロフィール

建築家。博士(建築学)。株式会社MOSAIC DESIGN代表。
1978年東京都生まれ。2002年日本大学理工学部建築学科(高宮眞介研究室)卒業、2005年早稲田大学大学院修士課程(古谷誠章研究室)修了。2008年同大学博士後期課程単位取得退学、助手・嘱託研究員を経て、2010年〜16年東京大学大学院隈研吾研究室助教。2011年東南アジアのストリートの屋台に関する研究で博士(建築学)取得。同年建築設計事務所MOSAIC DESIGN設立。明治大学I-AUD、早稲田大学、日本大学などで非常勤講師を務める。店舗・住宅・ホテル・商業施設・マーケットなど、屋台からアーバンデザインまで、何か楽しいことやりましょう!をキーワードに大小さまざまなプロジェクトに取り組んでいる。

「2023年 『POP URBANISM』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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