スイーパーズ 事件現場掃除人

著者 :
  • 小学館
3.20
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本棚登録 : 229
感想 : 38
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  • Amazon.co.jp ・本 (331ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093863438

作品紹介・あらすじ

左耳から聞こえる歌声の謎、桃子の特殊能力の秘密が、遂に明かされる!?超常現象に襲われるヒロインが、役者気取りの元ヤンが、無愛想なイケメンが、事件・事故の「謎」に挑む新感覚ミステリ!洗い出せるのは、私たちだけ。

感想・レビュー・書評

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  • 久しぶりの再読。
    こうして読み返すと、なるほど、最初から桃子と翔には縁があったのだなと分かる。
    そして何故翔が桃子に対して最初から突っかかるような態度を取っていたのかも理解出来た。
    しかし、それでもやっぱり翔みたいなキャラはどうも苦手。
    桃子みたいなキャラも実際いたら鬱陶しいだろうが、加藤さん作品らしくて許せる。

    今回は手のひらのムズムズ、焼きそば祭り、そしてついに犬化にまで進行。桃子の超能力はどこまで暴走していくのか。
    そして今回桃子自身の過去に向き合ったことで、超能力はどのような方向に向かって行くのか。
    3を読んだので分かってはいるんだけど、個人的には王(ワン)さんをもう少し取り上げて欲しかったな。

  • モップガールの続編です。

    前作に引き続き、主人公桃子ちゃんの ビミョーな超能力が爆走!

    今度はくすぐったくなったりイヌの気 持ちになったり、日常生活にますます 支障を来していますw

    周りを固めるキャラ立ちまくりな同僚 達もパワーアップ!

    役者気取りの重男さん(前作の説明で は「役者の重男」だったのに、今作 「役者気取り」に降格されてるww)に は『ミナミの帝王』マニアの中国人、 王さんという強烈な弟子ができ、犬マ ニアの社長は桃子ちゃん犬化の際に大 活躍! ギャル系事務員は殺人容疑をかけられ イケメン翔くんはフラリと戻ったかと 思えばなぜか桃子ちゃんにツンデレ (?)な態度w

    そして大騒ぎのうちに前作からの伏 線、桃子ちゃんの過去にまつわる事件 に巻き込まれ、翔くんが陰に陽向に大 活躍の結果、なんと桃子ちゃんのハン パ超能力が本格的な超能力に!!

    。。。と、大変なことになりつつ次回 に続くようです。

    個人的には桃子ちゃんの超能力のビ ミョーさが好きだったので、なんかホ ンモノの超能力者になっちゃったのは ちょっと残念。

    物語自体もこのビミョーさに成り立っ てる所が多かったと思うんで、今後ど ういう感じになるのか??

    次作も色んな意味で気になる!

  •  どうやら前作があったらしいが、これだけで読んでも内容にはついていける。少々奇妙なサイコメトリー能力を持つ主人公が、仕事先の掃除現場でその能力を(本人の意思とは無関係に)発動させ、仕事仲間と協力してナゾをといていく。 殺人等の重い内容でもなく気軽に読めた。キャラがたってるので、好きな人は好きかな。

  • 発見して懐かしくなって。当時はこーゆーの好きだったなぁ。だからさ今ドリームバスターの新刊が出ても大してテンション上がらないかもね。
    王さんいつまで頑張るのかと思ったらソッコー大友くん帰ってきたわw

  • 最後上手くハッピーエンド。
    翔と桃ちゃんの関係もそうなるのかっていう。
    ドラマ意識ですよね。

  • モップガールの続き
    設定に無理が出て来た

  • モップガールの続編。各話それなりに楽しめました。全体的に思っていたより大きな展開でした。これでひと段落かな?

  • 背表紙で本を手に取ったら、2巻だった。

    というわけで、1巻の根幹の事件のネタバレを食らいながら読みましたが、面白かったです。
    背表紙には巻数書いてないのですなー。表紙は詳しく見なかったし。

    特殊清掃会社の超能力ミステリ。
    まあ、普通の清掃の話もありますが。うちも掃除してほしい…いやむしろ、片付けてほしい…あ、でもやっぱり掃除もしてほしい…

    しかし、あれだ。
    犬はヒドイ。

  • つまらない

  • モップガール続編。モップガールを読んだのがもうかなり前なのでほとんど覚えてない状態に昔見たドラマのイメージで読了。
    キャラも立ってるのでミステリというよりはミステリ要素ありつつのエンタメという感じでさらっと読める。翔があっさり戻ってきたと思っていたらこういう理由があったのだなーと。ハッキリ言わないのがまあなんとも彼らしい(笑)桃子の特異体質の謎に迫る終盤の方は急展開。
    3の書籍化を楽しみにしてます。

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著者プロフィール

1966年東京都生まれ。2003年「インディゴの夜」で第10回創元推理短編賞を受賞しデビュー。同作は書籍化され大人気シリーズとなり、ドラマ化、舞台化、コミック化された。他著に「モップガール」シリーズ、「アー・ユー・テディ?」シリーズ、『チャンネルファンタズモ』『ご依頼は真昼のバーへBarホロウの事件帳』『風が吹けば』『桜田門のさくらちゃん』『学スクール園王キングダム国』『ゴールデンコンビ 婚活刑事& シンママ警察通訳人』「メゾン・ド・ポリス」シリーズ、『警視庁レッドリスト』などがある。

「2023年 『警視庁アウトサイダー The second act 3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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