大江戸恐龍伝 第三巻

著者 :
  • 小学館
3.75
  • (8)
  • (14)
  • (11)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 103
感想 : 10
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093863698

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 幕府を口八丁で丸め込んで建造したえれき丸でいざ、ニライカナイへ。
    その前線基地である沖縄・琉球で、ニライカナイについて下調べとくらぁ、の三巻。
    知的好奇心と自尊心の塊の平賀源内先生です。

  • 第三巻、琉球に到着し、謎の解明に、やっと登場人物がフィクションぽくなり、テンポがあがるか?
    まだ、謎を含んだままニルヤカナヤへ

  • 遂にニルヤカナヤに到着!

  • 第3巻でいよいよ船を築造し、沖縄からニライカナイに至るまでを描いているが、もともといつもの作者の作品に出てくる強烈な敵役がいない本作で、唯一の相手としての盗賊が全く成りを潜めた第3巻は、淡々とただ単に舞台転換のために話が進み、その中で謎解きを行うという趣向となっているため、物語の起伏に掛け、残念ながら中だるみの感が強い。まあ、タイトル通り敵役の最たるものが恐竜なので、ニライカナイにわたらない限り物語が進展しないのでしょうがない。次回作を楽しみして待った方がよさそうである。

著者プロフィール

1951年、神奈川県出身。第10回日本SF大賞、第21回星雲賞(日本長編部門)、第11回柴田錬三郎賞、第46回吉川英治賞など格調高い文芸賞を多数受賞。主な著作として『陰陽師』『闇狩り師』『餓狼伝』などのシリーズがあり、圧倒的人気を博す。

「2016年 『陰陽師―瀧夜叉姫― ⑧』 で使われていた紹介文から引用しています。」

夢枕獏の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×