神様のカルテ0

著者 : 夏川草介
  • 小学館 (2015年2月24日発売)
4.09
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  • 267レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093864046

作品紹介

新たな『神様のカルテ』はここから始まる。

シリーズ300万部突破のベストセラー『神様のカルテ』にまつわる人々の前日譚であり、かつ珠玉の短編集です。栗原一止は、信州にある24時間365日営業の本庄病院で働く内科医です。本作では、医師国家試験直前の一止とその仲間たちの友情、本庄病院の内科部長・板垣(大狸)先生と敵対する事務長・金山弁二の不思議な交流、研修医となり本庄病院で働くことになった一止の医師としての葛藤と、山岳写真家である一止の妻・榛名の信念が描かれます。ますます深度を増す「神カル」ワールドをお楽しみください。

【編集担当からのおすすめ情報】
二度映画化され、日本中を温かい心に包み込んだ
大ベストセラー、待望の続編!

神様のカルテ0の感想・レビュー・書評

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  • 図書館にて。
    ずっと読みたいと思っていたが、期待以上の1冊。
    一止が医者になる前の学生時代の物語が、その後出てくる登場人物たちも合わせて嬉しかった。
    そんな歴史があったんですね・・・。
    神様のカルテという言葉についても描かれていて、ぐっときた。
    もう一度シリーズを最初から読み直したくなった。
    将来、きちんと新品を定価で全冊ハードカバーで買って本棚に並べ、娘にも読ませたい。

  • 0だから1以前という設定なのね。
    人間には神様のカルテというものがあるのか。
    うん、そうかもしれない。
    病気にかぎらず日常で起こることはある程度決まっているのかも。そう考えると気が楽だ。
    後悔しないように毎日を過ごしたいものだ。

  • 『神様のカルテ3』を読まぬうちに『0』を読みました。
    『神様のカルテ』にまつわる人々の前日譚である『0』
    4編の短編集ですが、一止が本庄病院の研修医となったばかりの頃の表題作「神様のカルテ」が一番良かった。
    心に残る言葉が多数。

    一止が担当した患者國枝さんとのやりとり。
    「本は良いが答えを教えてくれない」と言う一止。
    國枝の答えは、「たくさんの小説を読めばたくさんの人生を体験できる。そうするとたくさんの人の気持ちもわかるようになる」 「優しい人間になれる」
    一止の「優しいことが良いことばかりではないように思います」に國枝は「それは、優しいということと、弱いということを混同しているからです。優しさは弱さではない。相手が何を考えているのか、考える力を「優しさ」「 優しさというのはね、想像力のことですよ」
    一止を優しい人だと言い、「しかし、優しい人は苦労します」と。

    悩む一止に大狸先生の言葉。
    「神様がそれぞれの人間に書いたカルテってものがある。俺たち医者はそのカルテをなぞってるだけの存在なんだ」

    『神様のカルテ3』を読みたくなった。

  • 神カル1の前日譚的な小話が4つ。
    医大生時代の栗原先生と進藤先生と仲間たち。
    進藤先生と千夏さんの馴れ初めが素敵なので、その後のすれ違いを想うと切ないね。

    あとは本庄病院が「24時間365日」を始めた頃の乾先生と大狸先生のおはなし。
    栗原先生研修医時代のお話。表題だけあってこの物語の根幹となるべきエピソードな気がする。
    そして榛名ちゃんの冬登山。

    医療の話としてだけでなく、長野の美しい自然を感じられるのが素敵です。

  • 神様のカルテ、泣いた。本はよいですな、先生。優しい人間になれる。優しい人間になりたい。人間には神様のカルテがある、神様がそれぞれの人間に書いたカルテってもんが。

  • 主人公の一止の医学部進学から医師国家試験に合格し、研修医となり、勤務するという医師としての原点を描いた物語。寮生活では医師国家試験に向けて、ピリピリムードだったが、寮生皆が合格するように励まし合って勉強している姿、大学生らしさも感じたり、研修医として勤務する中での葛藤、本庄病院を選んだ理由、救急指定病院は病院の基礎であること、大変ながらも命を救うために真摯に取り組む姿、医学生時代から彼の人柄がにじみ出ていて、人間味あふれる人物だと感じる。榛名も写真家としての活動、山への愛情や自然の厳しさを諭す姿が良い。

  • ここ1ヶ月でどハマりして、全4作を一挙に読破。
    登場する全てのキャラクターに、哲学があり、魅了されます。
    神様のカルテ、というタイトルの意味がやっと理解できてすっきりした。

  • シリーズの元になるエピソード短編集
    やっぱり泣いた。

  • ハルさんにまた会えたのは良かったけど…
    この本は蛇足だったと思う。ハルさんの過去は本編での暗示くらいで十分だった。描きすぎて世界観が薄くなってしまった気がする。(世界観しっかりっていう作品ではないけど…)

  • どれもこれも学びのある内容ですが、一番印象に残ったのは、最後の榛名のストーリーでした。無茶なことをした経験があるからこその強さ、みたいなものも共感できるのですが、やはり待っている人がいるからという動機も強さに代えられる、と、改めて考えさせられました。ぜひ4、5と読みたいなと思います!

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