ガラパゴス (上)

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093864329

感想・レビュー・書評

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  • 160326図

  • 「震える牛」に引き続き田川刑事再登場。
    自分の仕事に誇りを持ち、地に足をつけた地道な捜査と人間味溢れる人柄が好感度大である。
    大企業にとって社員とは部品の一部なのだろうか。
    人を人とも思わない扱いに、派遣社員の闇をこれでもかと見せつけられる。
    自殺と見せかけた殺人に田川刑事が執念を燃やして挑むスリル満点のミステリーだ。
    本当にこれ小説なの?と戸惑うほどリアルに感じられ下巻での展開が楽しみである。

  • 下巻に続く。

  • これまでの作品はわりと軸がしっかりしてた印象がありますが、今作はいろんなことを盛り込み過ぎなかんじで、まだ収拾ついてません。後半に向けて期待しています。しかし、名古屋弁ネイティブとしては、この年代の男性がこんな名古屋弁しゃべるかー、と暴動起こしたいくらいです。たいへん耳について、読みにくいです。

  • レビューは下巻にて。

  • 帯につられて買ってはみたものの、駄本の予感がただよう上巻。。。

    とりあえず、派遣労働者と請負労働者は似て非なるものだというのは分かった。請負というのはある程度の自主性が認められている代わりに安全管理など様々な点が自己責任になる。ただし、実際には請負と称して派遣と同じようなな仕事をさせられている偽装請負が多いらしい。

  • 下巻へ

  • 2016 2.19

  • 警視庁捜査一課継続捜査班・田川信一シリーズの、
    2作目です。(前作は、『震える牛』となります)

    本作では…、ひょんなことから、
    身元不明遺体リストの中から、殺人事案を発見し、
    その捜査の過程で、非正規雇用政策に端を発する、
    大手自動車メーカーと、大手人材派遣会社による、
    隠ぺい工作へと発展していく構図ですが…、

    上巻では、
    よぅやく、外堀に辿り着いた段となりますので…、
    ここでの評価は、下巻への期待値といぅことで…。

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著者プロフィール

1967年、新潟県生まれ。専門学校卒業後、時事通信社へ。経済部記者を務める。2005年『デフォルト 債務不履行』で第2回ダイヤモンド経済小説大賞を受賞しデビュー。『震える牛』がベストセラーに。『血の轍』『ガラパゴス(上・下)』『不発弾』『トップリーグ』他、映像化作品多数。主な著書に『ファンクション7』『偽金 フェイクマネー』『復讐の血』『共震』『アンダークラス』『Exit イグジット』『レッドネック』『マンモスの抜け殻』『覇王の轍』がある。

「2023年 『心眼』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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