- Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093864329
感想・レビュー・書評
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160326図
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「震える牛」に引き続き田川刑事再登場。
自分の仕事に誇りを持ち、地に足をつけた地道な捜査と人間味溢れる人柄が好感度大である。
大企業にとって社員とは部品の一部なのだろうか。
人を人とも思わない扱いに、派遣社員の闇をこれでもかと見せつけられる。
自殺と見せかけた殺人に田川刑事が執念を燃やして挑むスリル満点のミステリーだ。
本当にこれ小説なの?と戸惑うほどリアルに感じられ下巻での展開が楽しみである。 -
下巻に続く。
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これまでの作品はわりと軸がしっかりしてた印象がありますが、今作はいろんなことを盛り込み過ぎなかんじで、まだ収拾ついてません。後半に向けて期待しています。しかし、名古屋弁ネイティブとしては、この年代の男性がこんな名古屋弁しゃべるかー、と暴動起こしたいくらいです。たいへん耳について、読みにくいです。
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レビューは下巻にて。
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2016 2.19
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警視庁捜査一課継続捜査班・田川信一シリーズの、
2作目です。(前作は、『震える牛』となります)
本作では…、ひょんなことから、
身元不明遺体リストの中から、殺人事案を発見し、
その捜査の過程で、非正規雇用政策に端を発する、
大手自動車メーカーと、大手人材派遣会社による、
隠ぺい工作へと発展していく構図ですが…、
上巻では、
よぅやく、外堀に辿り着いた段となりますので…、
ここでの評価は、下巻への期待値といぅことで…。