溺れる月

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 53
レビュー : 17
  • Amazon.co.jp ・本 (414ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093864343

作品紹介・あらすじ

乱歩賞作家が放つ疾走ランニングミステリー

平凡な公園ランナーの自分が、大勢の見も知らぬひとから見つめられているなんて・・・・・・。

インテリア会社社長の高木雅弘は、所属するランニングサークルの仲間との「レース」にはまっていた。
ある日、高木のもとに一通の郵便が届く。そこには「明日のレースには負けなさい。さもなければ、ひとが死にます」と書かれていた。
翌日のレースに高木が勝つと、レースが行なわれた公園内で、本当に男の死体が発見される――。

江戸川乱歩賞作家が放つ
疾走!狂走!ランニングミステリー!!

感想・レビュー・書評

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  • ランニングをテーマにした、サスペンス感溢れるミステリ。趣味のレースに隠された思惑や謎めいた脅迫状、そして殺人事件。とまあお決まりのミステリかと思いきや。なんと、事件そのものに関しては約半分くらいのところで解決してしまって愕然。え、こんなところで終わりなの?
    ところがその後の展開も、目が離せません。だんだんと本来の目的を見失いつつある主人公の姿に、はらはらさせられるやら苛つくやら。趣味ってのは適度なのがいいのかなあ(苦笑)。

  • 20180510-66

  • 夜の公園で賭けレースに興じている市民ランナーに届けられた脅迫状。
    そしてその脅迫通りに現れた1人の死体…。
    この殺人事件を軸としたミステリーがこの後展開していくのかと思いきや、意外やすんなりとその犯人は明らかになり、物語はさらに大きく広がってゆく。
    ランニング、そして賭けレースにのめり込むあまり、自覚をまったくせぬまま狂気の淵に堕ちていく主人公・高木の姿に、共感するところはないものの、同じくランニングを習慣的な趣味として楽しむ1人としてうすら寒さを覚えた。
    今の時代ならではのインターネット社会の現状も、無理なく筋に絡めている。
    エンディングがあまりに飛躍し過ぎて現実感が乏しくなっているところや、高木の動機付けに説得力が不足している点が少し残念だった。

  • 元官僚で義父が経営する家具会社の経営者となった男が
    趣味のマラソンで人生を狂わしていく。
    駒沢公園のランニングサークルに入っていたが簡易な賭けレースをしていた。しかし、自分たちのレースがネットを使った大掛かりな賭けレースと知るとその高揚感から自らそのレースに関わる。そして、勝ちたいと禁止薬物に手を出し、ノミ行為でヤクザとも関わっていく
    仕事も家庭も侵食された男は警察に追われる身となるが逃亡する。
    8月のマルクス系の筆致。

  • 2016年5月西宮図書館

  • 賭けランニング、う~ん。

  • 走りたいとは微塵も思わない私には
    理解できない心情。

  • 序盤はどのような展開になるんだろう、というワクワク感があって楽しく読んでいたけど、だんだんと話が良くわかんない方向に進み、主人公にも共感が一切できなくなって面白くなくなってしまった。最後の展開も何だかシュール。

  • ランニングサークルを舞台にしたミステリ。前半、後半でわかれた感じ。内容じたいはありえないかな~ 2016.3.22

  • #読了。
    駒沢公園で走るランニングサークルに属する高木。そのサークルでは、仲間内だけで賭けレースを行っていた。外部の人間が知るはずのないレースが漏れていて、ついには人が死に至るまでに。それでもレースを辞められない高木の取った行動は・・・
    くどいほどまでに、”賭け”や”レース”と出てくるが、共感できなかった。ドーピング(というのだろうか?)のところも中途半端なような。。。

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