夜行

著者 :
  • 小学館
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レビュー : 524
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093864565

感想・レビュー・書評

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  • 宣伝文句が余りにも良かったので読みましたが、、、

  • 2019.02.岸田道生の銅版画の連作「夜行」にまつわる五つの話.以前,大橋と中井,田辺,武田,藤村と長谷川さんで鞍馬の火祭に行った際,長谷川さんが失踪してしまう.大橋の呼びかけで久しぶりに鞍馬の火祭に出かけることになり集まる.そして,それぞれが語りだす.中井の妻は,突然尾道に行ってしまう.中井は迎えに行くが銅版画と同じ坂の上の一軒家に妻はいたという話.武田は,4人で奥飛騨にドライブに出かける.途中でであったミシマさんに二人は死相が出ていると言われ,行方が分からなくなるという話.藤村は,夫とその後輩はともに津軽へ夜行列車の旅に出かける.途中,三角屋根の家に着くが,それは幼い頃の燃えた家であるという話.田辺は,実家から列車に乗って帰るが,途中で女子高生と以前一緒に岸田のもとで集まっていた佐伯と出会う.その女子高生は普通ではなく,岸田を殺した鬼であったという話.大橋は,鞍馬で皆とはぐれてしまい,中井に電話をする.すると,鞍馬の火祭から10年行方不明になっていたのは,長谷川さんではなく大橋だという.岸田の銅版画は,「夜行」ではなく,対になっている「曙光」となっていた.なんと,森見登美彦のホラーだった.ホラーも書けるんだ.しかも面白い.

  • なんとも不思議で、ちょっと怖くて、でも気になってどんどん読み進めた。

    でも最後まで謎は深まるばかり。

  • 怖い、けど、いい。

  • 火祭りの日に姿を消した英会話スクールの仲間。
    10年ぶりに再会することになった場でそれぞれが不思議な体験を話し始め、その全てに同じ銅板画家の連作「夜行」が登場する。

    森見さんの作品、ぐうたら学生が出てくるものを多く読んでいますが、こちらはホラーチックというか不気味・不思議な話。
    怖くはないけどどこか不安になる空気がつきまとうような。読みやすく物語に入り込む感覚が楽しかった1冊。

  • 不安定で不気味なようで、
    美しい情景がひらりと舞い降りてくる。
    不思議な味わいのお話。
    読んでいる自分も、どこの世界をみているのか、
    一瞬見失いそうになる。。

  • 最後が急展開すぎる〜。少し難しい感じがしたがそれもまた読者を考えさせる森見登美彦の意図なのか。ムムム難しい。

  • おどろおどろしくも不思議でファンタジーな森見ホラー

  • 恩田陸の夏の名残りの薔薇と似たような手法かな。
    旅の話は好きだ〜。
    思ったよりホラー感が強くて幻想的感は少なかったけど、最終章はとても好き。

  • 読みはじめて、3時間ほどで一気に読み終わった〜。「きつねのはなし」を彷彿とさせる、ページを捲る手が嫌でも止まらない、ぬらぬらした不気味さ。結局何が何だかわからない、けれどもそれを一つ一つ詳らかにすることこそ無粋なのかな。この余韻が、森見ワールドの醍醐味です。
    阿呆らしい鬱屈とした大学生活の煩悶小説も大好きなのだけど、このホラーじみたゾクゾクするストーリーも癖になる!

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著者プロフィール

森見登美彦(もりみ とみひこ)
1979年奈良県生まれの作家で、京都を舞台にした作品が多い。京都大学農学部卒、同大学院農学研究科修士課程修了。2003年、『太陽の塔』で日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。2006年に『夜は短し歩けよ乙女』で本屋大賞2位、山本周五郎賞などを受賞し注目を集める。2010年『ペンギン・ハイウェイ』で2010年日本SF大賞、2014年『聖なる怠け者の冒険』で第2回京都本大賞、2017年『夜行』で第7回広島本大賞をそれぞれ受賞。2010年に『四畳半神話大系』がTVアニメ化、2018年8月に『ペンギン・ハイウェイ』が劇場アニメ化された。2018年11月に『熱帯』を刊行し、第160回直木賞、2019年本屋大賞にノミネートし、第六回高校生直木賞受賞。

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