無事に返してほしければ

著者 :
  • 小学館
2.68
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本棚登録 : 147
レビュー : 35
  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093865258

作品紹介・あらすじ

死んだはずの息子が誘拐された!

死んだはずの長男を誘拐したという一本の電話が、平穏なはずだった一家に波紋を投げかける。あの子は自分の子なのか? 妻は不倫していたのか? 俺が殺してしまったのだろうか? あの日、川に行かなければ……。疑惑と後悔が渦巻く中、警察が待機している自宅から、長女までもが連れ去られてしまった! やがて事件は思ってもみなかった展開を迎える。 「STORY BOX」連載時から話題沸騰。青春ミステリーの白河三兎が挑む、まさに予測不能、反転しながら、誘拐が誘拐を呼ぶ連作ミステリー!

感想・レビュー・書評

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  • 死んだはずの子供を誘拐したという謎から始まります。序盤ハラハラしますが謎解きされると「ん?」という点がありました。後半は、なんだか消化不良のまま終わってしまいます。うーん、、、

  • 全4章からなる誘拐事件の話。刑事2人だけが共通の登場人物で、全章視点が違って話が発展していく。前半は物語として先が気になってどんどん読み進めたくなる面白さがあったし、後半はミスリードやトリックが上手くて数ページ前を読み直すような面白さがあった。マリちゃんと3章は割と好きでした。
    ただ繋がりも終わり方も消化不良で、1クールドラマの3〜6話だけを観たような、そんな中途半端さを感じてしまったのが残念。登場人物ここで繋がってるのかな?って思ったら全然別の話で、かと思ったら急に共通の部分出てきて終息したり。荒く感じたので、物語としてはもう少し丁寧なラストだと良かった。
    でも実際の誘拐事件だって似たようなことは多くてこんな後味の悪さで終わるんだろうな。

  • ん~なんだかなぁ~。
    投げつけるまではいかないけど、読み終わって久々に「時間を返せ~」って言いたくなった作品。
    これ、本当に北上次郎さんが絶賛してるの?シンジラレナイ

  • 多くのレビューでも書かれてますが前半はまだいいけど後半はすっきりせず。私の読解力が足りないからか???でした。文章は読みやすく各章・各事件としてはなるほどと思う部分がありますが、1冊の本としての構造(前半と後半の関係?)が分かりにくく著者の意図が正しく読み取れたとは言えないです。帯の文句に期待しすぎたパターンでした。

  • 非常に残念ながら、熟成しきれてない感じ。仕掛けも回収も構成もチグハグな感じで読み終わってもしっくりこない。俺の読解力にも問題があるのだろうけど、得心がいかないまま、キツネに化かされたような終わり方で、モヤモヤしたままほっていかれた感じ。

    前半2編、後半2編はほぼ独立した話であるなら、中途半端につながりのある人物と事件を配置させない方が良かった。1冊通じての大きな仕掛けを読み解こうと無駄な努力をしてしまい、徒労感。

  • 第1章と第2章は、登場人物(特に令子)にイライラしつつも、誘拐ネタとしては意外性もあって読めたかな。

    後半はちょっといまいち入り込めなかった、というかよく理解できなかったというか…。前半とつながってると思い込んで読んでたけど、ヒナとクマさん以外は新しい登場人物ってことなのかな。

  • 死んだはずの長男を誘拐したという一本の電話が一家に波紋を投げかける。疑惑と後悔が渦巻く中、警察が待機している自宅から、長女までもが連れ去られてしまった!。やがて事件は思ってもみなかった展開を迎える…

    すごい構成に凝ったのはわかるんですが、凝りすぎてちょっとわかりにくいというか混乱しますね…子どもが子どもっぽくないというか、こんなに発想する…?と思ってしまう辺りリアリティがない感じ…

    一気に読まないとわけがわからなくなりそうだし「あっ、これはこう繋がっていたのか」とわかってもスッキリしない不思議…よく考えられているのに「翻弄された~!」というより読み終わって「つかれた…」と思わせてしまうのは勿体ない気がしました。

  • よくわからん。2章くらいまでは良かったが、そのあとすっ飛ばし。

  • 構成が複雑すぎて読了後キョトンとしてしまった。
    読み直しても伏線を回収してるんだかしてないんだかわからない箇所がいくつか。
    こちらの理解力に問題があるのかしらん。
    子どもたちの思考や行動がちょっと大人びすぎているというか突飛すぎるのも気になった。

  • すごい。ラストが切なすぎる。
    2つの誘拐が絡み合うとか二転三転のどんでん返しとか、そういうことよりも親子の本当の幸せを願う人の切なる思いが心に突き刺さりました。後半部分、何回も読み直して色んな人の気持ちを考えて読んでみてほしいです。

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著者プロフィール

2009年『プールの底に眠る』で第42回メフィスト賞を受賞しデビュー。『私を知らないで』が「本の雑誌」増刊『おすすめ文庫王国2013』にてオリジナル文庫大賞BEST1に選ばれ、ベストセラーに。他の著書に『ふたえ』(祥伝社文庫)『ケシゴムは嘘を消せない』『もしもし、還る。』『小人の巣』『田嶋春にはなりたくない』『十五歳の課外授業』『計画結婚』『無事に返してほしければ』などがある。

「2020年 『他に好きな人がいるから』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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