小説「映画 ドラえもん のび太の月面探査記」

  • 小学館
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本棚登録 : 1353
感想 : 120
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093865296

感想・レビュー・書評

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  • この本は良い意味で辻村さんではなく「ドラえもん」だ。
    でも、たまに感じる辻村さんらしさがまた良い。
    何歳になってもドラえもんは普遍的だなと感じた。
    映画ならではの友情、感動、冒険、お馴染みジャイアンが映画だといい奴になるのも定番!!
    読んでたら久しぶりにアニメのドラえもんを見たくなった。
    あと、本の装丁がとても綺麗でいい!
    昔のドラえもん。
    中のどこでもドアはちゃんと開いて月に行ったのび太とドラえもんが見える仕様。
    辻村さんのドラえもんへの愛を感じる。

  • 超人気アニメ「ドラえもん」の映画を私の好きな作家・辻村深月が書き下ろしたということで手に取った1冊。表紙のイラストにも惹かれたうえ、表紙を捲るとなんとそこにはどこでもドアが。実際に開けることが出来、開けてみるとのび太とドラえもんが出てくるのだ。本の仕掛けにも心がほっこりした。
    幼い頃から観ていた作品なので登場人物の相関関係やシチュエーションが容易に理解でき、読みやすかった。

    特にラストは圧巻。てっきりのび太の夢を現実にする為だけに使われると思われた「異説クラブメンバーズバッジ」がもう一度大事な役割を果たすとは。

    映像では表せない、文章ならではの表現の仕方が素晴らしい。辻村深月天晴れ。

  • のび太くんの月にうさぎがいるという説を異説クラブメンバーズバッジで定説にし、ヒカリゴケで植物を作り、粘土でうさぎを作って月の裏側に王国を作った。そこにはカグヤ星から来たエスパルたちが住んでいた。ジャイアンは歌でアルと仲良くなり、スネ夫はルナに一目惚れでしっかり活躍し、しずかちゃんものび太さんの想像力が作ったと言ってくれて優しく、みんながピンチになった時助けに行ってくれた。人工知能が暴走したという人間の愚かさも描かれていて辻村さんはドラえもんのファンだけあると思った。映画みてないので見てみようと思う。

  • 辻村深月さんが書いていたとは知らず、気になって手に取ってみた。読了後映画のHPを見て映画も観たいと思った(ポスターのデザインが素敵だった)。ハードカバーのデザインや、章の間にある月の満ちていくようなデザインがとても素敵。「定説バッジ」のあたりも物語の中に違和感なく注釈が入っており、物語の筋を理解しながら読み進めることが出来た。

  • 辻村さんだから読んだけど、普通に映画を見たくなった。分かりやすい伏線回収が気持ち良く読めて楽しかった。

  • (①2023.01.01読了)
    紀伊国屋書店で店舗受け取り予約し,待ちに待った作品.
    辻村深月が著しているドラえもん作品ということでとても気になっていた.
    『定説バッジ』のアイデアはさすが!と感嘆した.
    時間おいて映画版の方も鑑賞したい.

  • 月の世界。友情。暴走するAI人工知能。
    面白かった。

  • こうした小説で読むとまた違った趣きがあってよい。大まかなストーリーは映画版ドラえもんの典型だが、時折ジョークも入り、面白かった。

  • 初めてドラえもんを小説で読んだけど、やはりこれが辻村さんの力なのか、とても面白かった。 ドラえもんやのび太君を含め、主要な登場キャラクターをアニメで見て知ってるから、とてもイメージしやすい。感動して泣けた…まではいかなかったけど、心が温かくなって良いお話でした(*´ω`*)映画も観たくなったなぁ〜

  • 友達、親子の絆、想像力がテーマになっている。
    物心がつく前からドラえもん映画で見てきたもので溢れていて、改めて気付かされたし、とても心に響いた。

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