聖女か悪女

  • 小学館 (2020年11月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784093865944

作品紹介・あらすじ

これが、人生の罰ゲーム。

葉山の別荘で結婚パーティーの最中、カリスマブロガーの月村珠里亜が倒れ、昏睡状態に。心理カウンセラーの麻乃紀和は、死んだ息子を陥れた珠里亜に復讐を果たすべく、彼女の身辺を調べ始める。
そんな折、四谷の超高級マンションで発見された8体の惨殺死体。珠里亜の過去を追う紀和が辿り着いたのは、2002年に六本木のマンションで8人の子供たちが監禁された”モンキャット事件”だった。事件の鍵を握る人物として浮上したのは、”オザワ”という名の謎の女で――
取材する記者は皆”消される”というモンキャット事件の真相とは!?
マルキ・ド・サドの禁書『美徳の不幸』にオマージュを捧げ、現代に蘇らせた超絶イヤミス!!


【編集担当からのおすすめ情報】
真梨幸子史上もっとも酷いことが起きる、危険なミステリです。

感想・レビュー・書評

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  • すごく……すごく俗なんだけど読んでしまう……
    呪術的な知識がなんか間違ってない?ってのも気になる……でも読んでしまう……

    真梨センセが書くと、複雑な人間関係も、種種雑多な人の醜さも、とっても分かりやすい
    極限までシンプルに性格がデフォルメされてる&1人1個だけ属性をくっつける、というのが、見やすいエンタメに潔く振り切ってて好き

  • 真梨さんらしいイヤミス、エログロ。結婚パーティーのビンゴゲームの辺りが怖かったぁ〜。怖いし気持ち悪いんだけど引き込まれてしまうのは、やっぱり真梨さんの作品ならではなのかなぁと思います。
    今回も相関図を書きながら読んだので時間がかかりました。
    真梨さんのイヤミスを読んだ後にほっこりするようなキレイな作品を読むとまたイヤミスに戻りたくなります。

  • タイトルに惹かれて図書館で予約ポチ。
    表紙を見てギョッとしたが、ギョッは正しかった。
    気持ち悪い、グロい、しんどい。読書中も読後もそんな感じが続いている。


  • 読んでる最中、どこまでが嘘でどこからが
    真実に繋がるのか頭はフル回転。

    そして今回もまた、やっぱりと納得させられる
    読後感でした。

    わかっていながらも、裏の裏までかき尽くして
    楽しませてもらえるストーリー。
    誰が聖女で誰が悪女か、
    お楽しみの種明かしは追章で。

    読む時のコンディションにもよるのですが、
    今回は練りと反転具合が少し重く感じられました。

  • 結婚パーティーの最中、カリスマブロガーの月村珠里亜が倒れ、昏睡状態に。一方、カウンセラーの麻乃紀和は息子の復讐を果たそうと画策していた…

    衝撃が強い。何が本当で何が嘘なのか、この世を疑いたくなる。エグいくらいのイヤミス。

  • レイプ動画、少女監禁、SMクラブ、猟奇殺人……
    胸が悪くなるような素材のオンパレード。
    一見バラバラな事件が、ズルズルとつながっていくのが気持ちよいというか悪いというか……。
    もう二度と読みたくないイヤ~な読後感。
    でも、これこそがイヤミス作家へのまたとない褒め言葉、なのかな。
    素材に生理的に嫌なものを含まない「イヤミス」という方が、個人的には好みだけれど。

  • 真梨文学の圧巻のグロさ。
    登場人物が多すぎるのと、時系列がバラバラなので 整理する為にメモをとったが、そのメモも途中何度か?書き換える程 人間関係も入り乱れる。

    そしてラストは二転三転どころか……

    もぅ何がなんだか……


    まんまと「謎の女オザワ」に踊らされた。

    都市伝説級の少女売春クラブ事件に宗教-マスコミ-NPO-児童施設そして黒幕Q

    果たして聖女とは?悪女とは?


    本の装丁も完璧

  • 読みやすい。

    美徳を積むより悪行を簡単に行う方が成功し、幸せになれるなら悪行をなしたために失うものは何か考えてみた。

    恥を忘れることくらいしか思いつかない。

  • とても読みやすくて、続きが気になって、一気読みしました!
    イヤミス度はあまり高くない気がします。

    陥れ、陥れられ、の連鎖。最終的に、その発端はどこなんだろう?と考えを巡らせます。
    最後にパーティーに誘われた2人は、一体どうなるのか…。
    本の中でのお話は終わりましたが、まだまだ物語はドロドロと続きそうです。

  • 実際にあった事件がいくつかモチーフになっている。セレブのパーティの内容はストロベリーナイト(だったか?)でも見た事あるなと思った。
    しかし、時系列が前後していたり、各々の登場人物へと視点が変わるので続きが気になって一気に楽しく読み進める事ができた。
    イヤミス。筆者の作品は初めてだったけど、他の作品も読みたくなった。
    自分的には何故か話の展開には全く関係のないおやきの描写が印象に残った。

  • 真梨幸子さんの小説は、最終的な人物相関図がどうなっているのか分かるところが山場。今回はいつもにも増してグロさやドロドロさが際立ってたけど、最終的に誰が黒幕なのか、操られてたのは誰かとか分かっていく過程が面白かった。
    「こんなパーティーあったら嫌だ」の極み。

  • 途中まではとても面白く読んでいたのに、
    ラストは消化不良というか、
    中途半端なモヤモヤ感だけが残ってしまった。

  • 最低最悪の最高傑作でした。
    相関図を自分でメモしながら読みました。
    真梨さんの作品は大好きですがいつも人物がグチャクチャになってしまい...
    その甲斐あってすんなり理解しながらスッキリ読み終えることができました。
    真梨さんらしいイヤミス、そしてエログロ。
    本作はとくにグロいかなあ...若干スカトロ要素もあり。ちょっと気分悪くなりました。
    殺人鬼フジコや鸚鵡楼の惨劇の方がよっぽど酷いですが。
    ストーリー自体も大変気味が悪く、なんかぶっ飛んでるなーと思いつつも一気読み。
    真梨さんの作品大好きです。
    なんか穏やかな作品を挟んで心を落ち着けたいです。

  • イヤミス……というよりはグロとエロのごった煮みたいな。

    真梨幸子のイヤミスって、グロやエロの描写は出てきても、そんなことよりその背後にある人の怖さが一番怖いんですけど……みたいな作品ってイメージだったけど。なんか背筋がスーって寒くなるような怖さ。
    今回は、エロとグロと、あとは薬物とか誘拐監禁とか児童買春とかのセンセーショナルな事件をハチャメチャに、ごった煮にしたみたいな印象でした。スーッと寒くなるような怖さというよりは、狂気のカーニバルみたいな感じ。

    一気読みしたので、面白くなかったわけでないんですけどね。

    マルキ・ド・サドの「美徳の不幸」になぞらえた「聖女か悪女」というタイトルは秀逸だなと思いました。
    出てくる女がことごとく、「悪女=ジュリエット」=「うまく世の中渡ってる」つもりなのに、実のところ別のさらなる「悪女」に踊らされてるだけで、
    でも、その「悪女」もさらなる「悪女」に踊らされてるだけ、みたいな。
    まぁとはいえ、その踊らされていた自称「悪女」さんたちが、「聖女=ジュスティーヌ」であったのかというと、うーん……って感じもありますが。(さらなる悪徳にのみこまれているという意味では、ジュスティーヌではあるか)
    一応、この話では本当の悪女はQ夫人こと加瀬淑子であった……かのように締められてはいますが、果たして本当にそうかな?(この人も結局はだれかの手の上で踊っているだけかもよ?)なんて、意地悪な見方もできるのでそこはやはりイヤミス。

    真梨さんにしては、人物相関もそれほど複雑でなく、なんかそれも逆に物足りないって思ってしまった。(いつも、え!?あの人とこの人が実はこうで、ん??も一度、相関図書いて読み直すか…みたいになってたので)

  • 初めて読む作家さんでした。表紙とタイトルに惹かれ、あっという間に読了しました。さすが、イヤミスに定評のあることだけある!と感じました。もしかして、本当にこういうこともありそうな…そう思うと怖くなる、けど、引き込まれました。別の作品も読んでみたくなりました。

  • 不可解な事件に端を発する事件を追っていくのはいいが、この展開は流石に無理がある。
    読みやすさはあるし、この展開がいいという方もいるのは十二分に理解している。だが、滅茶苦茶にし過ぎだし、そのせいか今ひとつ入り込めなかった。

  • 聖女か悪女
    真梨幸子

    ∞----------------------∞

    面白かったけど、ごちゃごちゃしてて混乱したー。

    同じような会話をあっちでもこっちでもしてて、デジャヴュ?って思ったり、ただネットの書き込みを読んでるだけで何が嘘か本当かも分からない流れから、本人の思惑も知るけど、真実じゃなかったり。
    時系列も入り乱れてて少し読みづらかったけど、そこがまた面白さのひとつなのかも。

    セレブのパーティーがとにかく怖すぎた。結局生贄はいるけど、ここから生きて出ることはないんだと思ってビンゴをしてた同伴者の方々、生きて帰れて良かったとホッとした。

    2024/08/25 読了(図書館)

  • 浅かった。

  • 薄っぺらい内容。ただただグロいだけ

  • すんごいムナクソ小説。←ホメコトバデス
    思ってもない所から球飛んできすぎて、「ホンマかぁ(汗」って頭抱えたり、「えぇぇぇ。」って眉間ゴシゴシしたり。
    最後のセリフは、なんともゾワゾワする。

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著者プロフィール

1964年宮崎県生まれ。1987年多摩芸術学園映画科卒業。2005年『孤中症』で第32回メフィスト賞を受賞し、デビュー。2011年に文庫化された『殺人鬼フジコの衝動』がベストセラーとなり、”イヤミス”の急先鋒として話題に。2015年『人生相談。』が山本周五郎賞の候補となる。そのほかの著書に、『5人のジュンコ』『私が失敗した理由は』『カウントダウン』『一九六一東京ハウス』『シェア』など多数。

「2023年 『まりも日記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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