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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784093866453
作品紹介・あらすじ
この物語は、あなたの人生を支えてくれる
宙には、育ててくれている『ママ』と産んでくれた『お母さん』がいる。厳しいときもあるけれど愛情いっぱいで接してくれるママ・風海と、イラストレーターとして活躍し、大人らしくなさが魅力的なお母さん・花野だ。二人の母がいるのは「さいこーにしあわせ」だった。
宙が小学校に上がるとき、夫の海外赴任に同行する風海のもとを離れ、花野と暮らし始める。待っていたのは、ごはんも作らず子どもの世話もしない、授業参観には来ないのに恋人とデートに行く母親との生活だった。代わりに手を差し伸べてくれたのは、商店街のビストロで働く佐伯だ。花野の中学時代の後輩の佐伯は、毎日のごはんを用意してくれて、話し相手にもなってくれた。ある日、花野への不満を溜め、堪えられなくなって家を飛び出した宙に、佐伯はとっておきのパンケーキを作ってくれ、レシピまで教えてくれた。その日から、宙は教わったレシピをノートに書きとめつづけた。
全国の書店員さん大絶賛! どこまでも温かく、やさしいやさしい希望の物語。
みんなの感想まとめ
家族の形や成長を描いた物語は、読者に深い感動を与えます。主人公の宙は、二人の母と共に過ごす中で、愛情や葛藤を経験し、周囲の人々との関わりを通じて成長していきます。特に、食事を通じて人とのつながりや思い...
感想・レビュー・書評
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あなたは、自分の親とどのような関係にあるでしょうか?
このレビューを読んでくださっている方にはさまざまな方がいらっしゃいます。年齢も性別もマチマチです。すでに自分の親を亡くしたという方もいらっしゃると思います。
一方でご存命であったとしてもその関係性は人それぞれだと思います。1990年代から顕著になったと言われる”友達親子”といった関係性にある方もいらっしゃるでしょうし、その反対に何らかの理由によって、二度と会わないと決めてバラバラの人生を送られている方もいらっしゃるかもしれません。他人の家庭の事情はその数だけあります。
そして、そのどの関係性が正解と言い切ることもできないと思います。また、そもそも自分の家族以外、他の家族の関係性というものはなかなかに覗き見することさえ難しいと思います。テレビドラマに描かれる親子の姿、そんな映像がファンタジーに見えてしまうのは、もう当然のことなのかもしれません。
さて、ここに物語冒頭に幼稚園児だった一人の女の子が母親との複雑な関係性の中に成長していく姿を描いた物語があります。その女の子はこんなことを言います。
『わたしには、育ててくれているママと産んでくれたお母さん、それぞれがいる』。
この作品はそんな女の子が『産んでくれたお母さん』と暮らすようになった先の人生を描く物語。そんな女の子が、『超ふわふわパンケーキの極意を教えてやる』と言われた先に、『レシピノート』を書き上げていく物語。そしてそれは、そんな女の子が小学生、中学生、そして高校生と成長していくその先に、
『悲しいとき、嬉しいとき、やるせないとき。いつだって宙を生かして育ててくれた』。
そんな思いを『料理』に感じる瞬間を見る物語です。
『宙ちゃん、どうしたの?』と『保育士の廣木』に訊かれたのは主人公の川瀬宙(かわせ そら)。『もうすぐ”母の日”という』タイミングに『ママの似顔絵を描きましょう』と『画用紙を配 』った廣木は宙の『まだ何も描かれていない真っ白な画用紙を見て「好きに描いていいんだよー?」と笑いかけ』るも『どっち?』と訊かれてしまいます。『ママとお母さん、みんなどっちをかいてるの』ともう一度訊く宙に、『受け持ちの子どもたちの中に特殊な事情の家があったことを、すっかり忘れていた』廣木は『はっとし』、『え、えっと。両方描いたらどうかなあ』と言います。それを近くで聞いていた大崎マリーが『りょうほうってなに。ひとりしかいないにきまってるじゃない』と声を上げます。それに『わたしには、ふたりいるもん』と返す宙は『わたしには、育ててくれているママと産んでくれたお母さん、それぞれがいる』と思います。しかし、マリーもおさまらず、いつも迎えに来ているのが『ニセモノ』だとつっこむと、周りの子たちが『ニセモノのママなんているのお?』と騒ぎ出しました。そして、『ニセモノのママと一緒にいるんだ。かわいそう』と言われたことに『わたしは、可哀相なんだろうか』と思う宙。
場面は変わり、『卒園パーティ』で『築八十年を超す』川瀬家へとやってきた宙を、『卒園おめでとう』と迎えるのは『産みの母』である花野(かの)。そんな花野のことを『カノさん』と呼ぶ宙は、『花野のみっつ下の妹である風海(ふみ)の手で育てられ』てきました。『ジェラート買ったの』と専門店で買ってきた『開店一時間で売り切れ』になる人気商品を花野が出すと、『姉さん、そういうもので子どもを釣ったらダメ』、『まったく、姉さんは子育てが分かってない』と風海に叱られてしまいます。一方で『カノさん、さいこーだよね!』と喜ぶ宙。そして『卒園パーティ』が終わるというとき、途中から参加したパパの康太が突然話しかけてきました。『なあ、宙… 宙ももう小学校一年生になるんだ。そろそろ母娘で暮らすときがきたんだよ』と語る言葉に『いま言わなくてもいいじゃないの』と咎める風海。『姉さんじゃ子育てなんてとうてい無理。宙が可哀相』と言う風海に『三人で話し合って、決めたことだろ?』と言う康太は『宙。僕たちはお前のしあわせを考えたんだ。あるべき姿に、戻ったほうがいいんだよ』と宙を抱きしめながら語りかけます。突然のことに『何が何だか分か』らない宙。そして、宙が育ての親である風海の元を離れ、『産みの母』である花野と暮らす新しい毎日が始まりました。
三年連続で本屋大賞にランクインするという快挙を果たされた町田そのこさん。そんな町田さんが本屋大賞2023に送り込まれたのがこの作品「宙ごはん」です。”今日を乗り越えてゆくための食卓を描きました”という町田さんの言葉と、「宙ごはん」といういかにもな書名をもってこの作品が”食”を何らかの形で取り上げた作品であることを予想させます。女性作家さんの作品には”食”を取り上げた作品が多々あります。泣き笑いの人生の中に”食”が如何に大切な役割を果たしているかを感じる井上荒野さん「キャベツ炒めにささぐ」、”食”に焦点を当てた物語が自然と登場人物の性格描写に結びついていく伊吹有喜さん「オムライス日和」、そして”ふぅ、幸せ”という一言が象徴する幸せな食卓を演出していく小川糸さん「あつあつを召し上がれ」など本を読んでいるのに無性にお腹が空いてくる見事な”食”の場面を作品中に登場させる作品はあげだすとキリがないほどです。
一方で、町田そのこさんと”食を描いた作品”というのは今ひとつピンときません。しかし、”食”を描くということは文字の力で食欲を刺激することが必須であり、作家さんの文章表現力が問われるものでもあります。その点からは、本屋大賞三年連続ランクインの圧倒的な表現力で読者を酔わせてくださる町田さんには大きな期待が沸くところです。この作品は、五つの短編が連作短編を構成していますが、そんな五つの短編それぞれに短編タイトルに記された”食”が登場します。では、そんな中から一編目で取り上げられる『パンケーキ』の描写を見てみたいと思います。
『よし、やっちゃんが超ふわふわパンケーキの極意を教えてやる』、『まずは、粉を混ぜてふるうところからな。これをしないと、粉がダマになって、出来上がりが不味くなるんだ』と指導を受ける宙。佐伯が『うまいうまい』と褒める中に卵を割り、メレンゲを作っていく宙。そして、『火にかけたフライパンに、十分に泡を保った生地を落と』すと、『バニラの香りが広がり、生地が焼ける香ばしい匂いが続く』という場面。ここで、『おまじないとして、お湯をちょっと足』 すことを指導される宙は、『宙のおまじないのお陰で、絶対美味いもんができるぞ』とも言われ『わあ』と声を出します。そして、『宙の握りこぶしほどの厚みを持ったパンケーキ』が出来上がり『バターを載せると、鋭かったバターの輪郭がすぐにやわらかくまるくな』ります。
そうです。この作品が描く”食”の特徴は、主人公の宙が、料理人である佐伯の指南を受けてさまざまな料理を学んでいく姿が描かれていくところにあります。物語が進むに連れて幼稚園児から高校生へと大人の階段をかけ上がっていく主人公の宙。そんな宙は、『小学校一年生のときにパンケーキの作り方を教わって以来』、『佐伯に料理を教わってはレシピをノートに書き留めて』います。『ノートにせっせと書いては、数日後に自宅キッチンやサエキのキッチンで復習を』するという宙。
『小学校一年生から始めたレシピノートはいまでは二十冊を越したが、油がハネたシミや、慌てて書いたせいで乱れた文字を眺めているだけで、そのときの空気まで鮮やかに思い返すことができる』。
短編を読み進めば読み進めるほどにノートはどんどん増えていきます。そしてそれは宙がさまざまな料理をマスターしていくことも意味します。また、そんなノートにその時々の思い出が刻まれていくように読者の中にも”食”のシーンが物語と共に刻まれてもいきます。では、そんな風にしてできた料理を食べるシーンをみてみましょう。メニューはもちろん、ここで取り上げた『パンケーキ』です。
『ふわふわしたたまご色の生地を大きく切り分けて口に運ぶと、表面は少し硬めでかりっとした食感。中は雲を口に入れたかのようにすっと溶けて消えた』という『パンケーキ』。『最後に残るのはバターの豊かな香りと、イチゴジャムの爽やかな酸味』という中に『おいしい…』としみじみ呟く宙は、『一口食べては感嘆のため息をつき、二口食べては頰が緩む。美味しい。とても美味しい。こんなに美味しいパンケーキ、どこにも売ってない』と思います。『やっちゃん、わたしこんなおいしいパンケーキ、はじめて』と言う宙に、『そりゃ、自分が一所懸命作ったもんだから美味いのさ』と返す佐伯。
いかがでしょうか?美味しそうに感じられましたか?私はもう、『パンケーキ』が食べたくて食べたくて食べたくて仕方がなくなってきました(笑)。『パンケーキ』が登場する作品というと寺地はるなさん「今日のハチミツ、あしたの私」などでも食欲を散々に刺激されましたが、いずれもこの絶品の文字表現があってこそです。この町田さんの作品は、『パンケーキ』を描いた作品として、そして”食”を取り上げた作品として、新たに私の中に刻まれました。
そんなこの作品は上記した通り五つの短編が連作短編を構成しています。それぞれの短編を簡単に見てみましょう。
・〈第一話 ふわふわパンケーキのイチゴジャム添え〉: 『わたしには、育ててくれているママと産んでくれたお母さん、それぞれがいる』という宙。小学校入学を機に産みの母である花野の元で暮らし始めます。そして、花野を慕う佐伯を『とてもいい人』と親しくなり、料理を教えてもらいます。そんな中、花野から『あたしの恋人なの』と、柘植という『初老の男』を紹介された宙。
・〈第二話 かつおとこんぶが香るほこほこにゅうめん〉: 『今日の献立、最悪』と、『好き嫌いが激しくて、いつも献立に文句をつけている』クラスメイトにうんざりする宙。『叱らない教育』をモットーにする担任の元、『纏まりのない雑然とした』『六年三組』での時間を過ごします。一方で、『あまりに柘植に頼っていることに、呆れ果て』て花野のことを見る宙。
・〈第三話 あなたのための、きのこのとろとろポタージュ〉: 『小学校一年生から始めたレシピノートはいまでは二十冊を越した』という宙。一方で、花野は突然、『絵が描けなくなった』という苦しみの中にいました。そんな花野を心配する中に、『クラスのムードメーカーで、いつもひとを笑わせている』という鉄太と付き合い始めた宙は、彼が抱えているものの存在を知ります。
・〈第四話 思い出とぱらぱらレタス卵チャーハン〉: 『どこもかしこも老朽化していた』という『築八十年を超える川瀬家』の『大掛かりなリフォームをすることに決めた』花野。それに向け、モノを『景気良く捨てて』いく花野を心配する家政婦の田本。『ママが来るまで処分は待った方がいいんじゃないかな』と宙が進言するも『これはあたしの家のことだもの』と聞かない花野。
・〈第五話 ふわふわパンケーキは、永遠に心をめぐる〉: 『遠宮廻が退学したと聞い』ても『誰のことだか分からな』い宙。『ワケアリ父子家庭』と聞き『ワケアリ母子家庭』だと自身を思う宙は、『親のせいで人生狂った感じだよね』と遠宮を噂する友人の言葉に『人生』と呟きます。そんな宙は買い物に出かけたスーパーで『ちょっとこっち来い』、『万引きじゃねえか』と小学生の少年が連れていかれる場面に出くわします。
五つの短編の視点の主は宙から動くことはありません。しかし、それぞれの短編で光が当てられていく人物は変化していきます。それは、一編目の花野から始まり、宙の身近な人物に順に光が当てられていく中で、次第に宙自身が置かれている境遇が明らかになってもいきます。そこに宙が幼稚園児から高校生へと成長していく縦の軸が重なります。物語を読む読者はそんな物語の中で次第に宙の中にある変化が訪れていくのに気づくはずです。上記した通り、この作品では、”食”が描かれていきます。食べるだけでなく、作り方の指導を受けて短編タイトルにあるような”食”を作る側にも回っていく宙。しかし、物語が進むに連れて、「52ヘルツのクジラたち」や「星を掬う」と同じテーマが顔を出します。それこそが、『うちのママって、すごくすごーく、面倒なひとなんだ』という言葉の先にある『自分が子どものことを振り回してるなんてこれっぽっちも思ってない』、『構ってあげている自分ってのに満足すらしてる』という自身の親を見る感情が募っていく物語です。
・『親のせいで人生狂った感じだよね』。
・『毒親って、実はどこにでもいるものなのかな』。
昨今、”毒と比喩されるような悪影響を子供に及ぼす親、子どもが厄介と感じるような親を指す俗的概念”でもある『毒親』という言葉がよく使われるようになりました。小説でそんな『毒親』を取り上げた作品も多々あります。そして、その代表格とも言えるのが町田さんだと思います。過去に本屋大賞にランクインした「52ヘルツのクジラたち」や「星を掬う」でも取り上げられたこのテーマを再び取り上げる町田さん。この作品では、作品中に『愛が重いっていうか、束縛が強いんだよ。あと、恩着せがましい』という説明とともに、『そういうの、日本では「毒親」って呼ぶんでしょ?』とこの言葉自体を作品中に登場させる町田さんは、”食”の描写に重ねて『毒親』をとりあげたこの作品をこんな風にも語られます。
“食べることは前に進むことで、人は何があっても命を明日に繋ぐために食べなきゃいけない。その食事を最も一緒に摂るだろう母娘が食を通じて成長する、家族小説”
そんな町田さんの意図通り、極めて町田さんらしい物語となったこの作品。本屋大賞三年連続ランクインは必然だと思える読み味の物語はそんな町田さんの家族を見る深い思いあってこそ誕生した物語なのだと思いました。
『わたしには、育ててくれているママと産んでくれたお母さん、それぞれがいる』。
そんな境遇の先に大人の階段をかけ上がっていく主人公・宙の成長を描くこの作品。そこには、”食”の描写と『毒親』に象徴される親と子の関係性を描く物語が描かれていました。人が生きていく中に”食”は欠かせません。それは、どんな関係性の家族にあっても変わらないものです。この作品では、町田さんの作品に定番となっている親と子の関係性が描かれていく物語の中に、”食”を作り、食す場面が織り込まれることで、作品が重くなりすぎるのを中和する絶妙な効果を生んでいました。町田さんならではの美しく綴られていく文章に心地よい読書の時間を味わえるこの作品。美味しそうな”食”の描写の数々に、食欲が刺激されもするこの作品。
本屋大賞常連となった町田さん。そんな町田さんが生み出す物語の数々に、今の世の人々が思う家族の悩み苦しみ、そして喜びを見た、そんな作品でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
宙の成長と、家族の形の物語。
読んでいて苦しい展開も多いが、まわりの人や時間が解決してくれることを教えてくれた。
いま苦しいと感じている多くの方にとどけ。 ★5.0 -
人生の中で、思い出に残るごはんとそうでないものがある。生きるために食べるだけでなく、前に進むために食べるごはん。体と心は分けることはできず、それぞれが互いに影響を与える。誰かのために作るごはん、それはまた次の人につながっていくのだろう。そう考えると、ごはんのつながりは奥深い。大切にしたい、その人を思って作る行為とものを。
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最近ハマっている町田そのこさんの作品♪♪
今回もとてもたくさんの学びがありました✨
深く心に刺さる言葉の数々に、相手を思うことの難しさと温かさが詰まっていて、目が潤むことが度々… (つ﹏<。)
誰かのために作るごはんには、「お腹を満たす」以上の力がある。
たった一皿の料理に救われたり、作り手の想いやメッセージが込められていたり…
言葉では届かない想いを、ごはんがそっと運んでくれる場面に何度も胸が熱くなりました✨
そして、この作品を読んで改めて感じたのは、人に対する思い込みの怖さ。
表面だけを見てその人を分かったつもりになってしまったり、他人の評判を鵜呑みにして「いい人」「悪い人」と決めつけてしまう。
でも、人はそんなに単純じゃない。
立派なことを口にしていても、行動が伴わない人もいる。逆に、不器用で言葉足らずでも、誰かを本気で思って行動できる人もいる。
そんな人間の複雑さや、自分の中にもあるバイアスを突きつけられた気がしました。
相手を理解することは簡単じゃない。それでもフラットな視点を持ち、思い込みやバイアスにとらわれることなく、その人の本質を見極めようとする姿勢を持ち続けていたいなぁ…と、思わさった一冊✨
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2022/06/14
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まことさん♪
こちらでもこんにちは♪
すごく読み込まれたレビューに改めて拍手です♡
私もやっちゃん、大好き!忘れられないです。
特別掌...まことさん♪
こちらでもこんにちは♪
すごく読み込まれたレビューに改めて拍手です♡
私もやっちゃん、大好き!忘れられないです。
特別掌編も良かったですね〜¨̮♡
たくさんの人に読んでいただきたい、そんな物語だと思います。2022/07/07 -
くるたんさん♪
やっちゃんは、いいですよね~♥️
特別掌編は、私の近隣の図書館には、ついてなく、読めていないんです(*^^*)
上半期のベ...くるたんさん♪
やっちゃんは、いいですよね~♥️
特別掌編は、私の近隣の図書館には、ついてなく、読めていないんです(*^^*)
上半期のベスト3に入れるかどうか、迷ったけど、やっぱり入れればよかったかな~とか、まだ、悩んでいます。2022/07/07
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やっちゃんのふわふわのパンケーキを作ってみました。
食材は小麦粉、卵、牛乳、砂糖、塩、ベーキングパウダー、バニラエッセンス、バター。
いつもと同じ食材なのに、卵を黄身と卵白に分けて、卵白をメレンゲにするだけで、こんなにもふわふわになるなんて知りませんでした。
同じ食材でも、ちょっとした工夫で味わいが変わる。それは、人生においても同じかもしれませんね。
辛くて苦しい出来事も、誰かに相談して見方を変えたり、プラスのエネルギーに昇華させたりすることで、人生の味わいもきっと変わっていきます。
「自分は不幸だ」と悔やんでも、恨んでも、笑顔で過ごせる日々が向こうからやってくることはありません。
人は変化し、前に進むことで、きっと笑顔で過ごせる日々に近づいていける。ただ、一人ではなかなか変わるのは難しいことですよね。
そんな悩みの中で立ち止まっている人に、手を差し伸べてくれる言葉や姿は、不器用だけど真っ直ぐで優しく、とても心に残りました。
花野や宙たちが、やっちゃんを中心に少しずつ変わっていく様子も、本書の魅力のひとつです。
私もこれから歳を重ねるなかで、やっちゃんのような優しくて温かい人になれたら良いなと感じた一冊でした -
ブクログで評価がすごく高かったので購読。
家族で食卓を囲む幸せを感じる、人情味あふれる作品でした。
人と人を家族にする"ごはん"をテーマとして、母と娘の成長を描くストーリー。
家庭環境が複雑で少し重い内容だったけど、最後に光が差して前向きな気持ちになれた。
ビストロで働く"やっちゃん"の人柄に惹かれて、心が温かくなった。
コンビニ兄弟シリーズに続いて町田そのこさんの作品を読んだが、著者は登場人物の細やかな感情を表現するのが上手く、感情移入して作品に惹きつけられ、読後は心温まった。
著者の他の作品をこれからも読んでいきたい。
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佐伯のやってる事は見方によってはお節介。でもそのお節介に救われる人もいる。同じように誰かの助けになりたいと思うほどに。
ここまで人情深い人っているかな。
私にはできないなー。寄り添いたい気持ちはあっても、拒絶されたら嫌だなと考えてしまう。
だけど佐伯の気持ちはしっかりと宙に伝わった。
宙が救われたパンケーキ、最終章で出て来た時にはやられた。
なるほどここでこう来るか!!と。
いやはや、、、涙涙でした。 -
◇◆━━━━━━━━━━━━
1.感想
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家族と、ご飯がキーワードかな。
登場人物に対して、「いい人」、「わるい人」、という感情が湧いてきますが、それが、「あれっ」という感じで変わっていきます。めまぐるしくその人に対する感情が変わっていくのは現実の世界でもあるのかな…
「カレーの時間」を読んだ時にも思いましたが、背後に隠れたいるものや、前提が見えてくると、人に対する印象は大きく違ってきます。そんなところまで見て人と接するのも疲れるので、みんな、オープンでいこうよ、、、と常に思います。
この物語は、かなりキツイ感じでした。
ネグレクトや虐待といった家庭環境で育った人たちがたくさんでてきて、もう、最悪のオールスターといった感じでした。そのため、読んでいることがキツかったです。
そんな中でも美味しいご飯を食べることで、人の優しさに触れて、皆、前を向いていきます。登場人物のやっちゃんは、そんな優しいご飯を作ってくれる素敵な人でした。こういう人みたいに、優しさを持って、人と接することができれば、それは素晴らしいことだな〜と思います。
ほんと、キツイ部分が多いですが、登場人物たちが、変化して、前に進んでいくところが、よい読後感となりました。
◇◆━━━━━━━━━━━━
2.あらすじ
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母の妹に育てられた宙。
母花野の破天荒な生き方に振り回されながらも、周りの人に支えられながら懸命に生きていきます。
謎に包まれた母との生活をとおして、しっかりと一歩を踏み出し、自分の掲げる目標に向かっていく宙。
家族とは何かを考えさせられる作品です。
◇◆━━━━━━━━━━━━
3.主な登場人物
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■川瀬家
宙 そら
花野 母、カノさん、真っ白な肌、艶やかな黒髪、華やかな顔、アーティスト
佐伯恭弘 やすひろ、やっちゃん、花野後輩、恋人、すごいいい人、シェフ、料理上手
柘植 つげ、花野恋人
智美 恭弘妻
直子 恭弘母
■日坂家
風海 ふみ、花野妹、育ての母、几帳面
萌 めぐむ、従姉、姉的存在
日坂康太
■幼少時代
大崎マリー
二郎 乱暴者
隆介
廣木 保育士
■小学生時代
大崎マリー 厳しい母を持つ、柘植孫
瑚幸 こゆき、1番の仲良し
元町勇気
葛西哲郎
■中学生時代
神丘鉄太 てった、宙彼氏、離婚して病気がちの母を持つ
槇原樹里
香里
小松真治
大沢眞子
■高校生時代
遠藤奈津子
遠宮廻 暴力を振るう父を持つ
三城奈々
和田ヒロム 犯罪者の父を持つ
和田雅美 ヒロム母-
Manideさん、こんばんは!
落ち着いて読書もできるようになりましたか?
お疲れ様でした(*'▽')
この作品、いいですよねぇ~...Manideさん、こんばんは!
落ち着いて読書もできるようになりましたか?
お疲れ様でした(*'▽')
この作品、いいですよねぇ~♪
特に、やっちゃん(*´▽`*)♡
いい人すぎます!!
でも、私の中で推しがたくさんできてしまって
大変なことになってます(汗)
これも、幸せなことなんですけどね♪2023/11/15 -
mihiroさん、こんばんは〜
やっぱり、やっちゃんですよね〜
悲しすぎですよ、ほんと、そりゃ〜ないだろ〜になりますよね〜
なんか、い...mihiroさん、こんばんは〜
やっぱり、やっちゃんですよね〜
悲しすぎですよ、ほんと、そりゃ〜ないだろ〜になりますよね〜
なんか、いろいろキツかったですが、ほんと、ラストに光が見えたのがよかったです(^^)2023/11/15 -
かなさん、コメントありがとうございます〜。
落ち着いて読書できるようになりました。
いろんなことが上昇傾向にあって、いい感じです。
が、、...かなさん、コメントありがとうございます〜。
落ち着いて読書できるようになりました。
いろんなことが上昇傾向にあって、いい感じです。
が、、、いきなり、この物語はキツかったです。
ここまで心を折られ続けたら、なかなか前を向いて歩き出せないですよね。
それでも、読み終わって、私も頑張ろう、という気分になりました(^^)2023/11/15
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読んでて、なぜか「そしてバトンは渡された」を思い起こした。
トーンが全然違う作品だけど、辛い境遇を生き抜く主人公の明るさや強さが共通しているのかも。
話は入りやすいし読みやすい文章。しかし内容は結構ヘヴィ。
育児困難、毒親、ヤングケアラーなど家族の課題が、これでもか、と詰め込まれているので、後半はキャパオーバー気味になってしまった。
かけがえのない人を生かしていくための料理。
ごはんはいのちをつなぐもと。
たとえ、時間に追われた手抜きであっても、食べる人を思う気持ちが少しでもあれば、それは確実にその人を育む栄養になる。
僕も最近はよく料理をするのですが、そんなことを考えてました。
さて、本屋大賞ノミネート作品10冊をを読み終えました。
個人的順位は以下のとおりです。
1位 爆弾
2位 ラブカは静かに弓を持つ
3位 川のほとりに立つ者は
4位 宙ごはん(←本作)
5位 光のとこにいてね
6位 君のクイズ
7位 月の立つ林で
8位 方舟
9位 #真相をお話しします
10位 汝、星のごとく
でも「爆弾」は本屋大賞っぽくないんだよな…なんとなくの印象だけど。
だから、今年の大賞は「ラブカは静かに弓を持つ」と予想しておきます。
発表は明後日。さて。
皆さんの予想はいかがですか? -
ずっと気になっていた本。
複雑な家庭環境の中で成長していく主人公宙が描かれている作品。
個人的な話、最近この手の本をよく読んでいるため(たまたま)、比較してしまうところがあるが、本作品は宙に手を差し伸べる周りの人達が良い方向へ宙を導いてくれる類いである。
自分を構成する上で自分の周りにいる人達の質というのはとても重要であるため、いわゆる良い人を置いておきたいわけだが、ただその自分が良いと思っている人達にも知られない裏側があるんだよな〜、、という月並みの感想はさておき、この本、都合の良すぎる展開の連続で途中で感情が冷めてしまいました。
とはいえ、描かれている内容から伝わってくるものはありますし、重ための題材ですが読みやすくなっているので、多くの人にオススメはできる本です。
面白いから面白くないかであれば、間違いなく面白い本なのですが、読み終えてなんだかパッとしない気持ちになったので辛口レビューです。
読了後に視界が広がる感じがしないというか、物思いに耽ることがないというか。。。
読書って難しい。 -
2人の母親がいるという特殊な境遇で育つ宙。母との関係、自分の立ち位置を模索しては悩む日々。そんな宙を癒やしてくれるのはやっちゃんが作ってくれるごはんだった。
「ごはん」を基軸にして、自分を見つけながら自立に向かう宙を描く成長物語。
◇
ある日の保育園でのこと。
すいか組の教室で、園児たちがお絵描きをしていた。もうすぐ「母の日」なのでお母さんの顔を描きましょうと、先生から指示があったからだ。
誰もがクレヨンでもって画用紙に絵を描くなか、小首を傾げながら両隣の園児の絵を見るだけで描き出そうとはしない女児が1人いる。川瀬宙だ。
不思議に思った担任の廣木が宙に近寄って理由を尋ねたところ、「どっち?」と逆に宙から質問された。意味がわからず戸惑う廣木に、「ママとお母さん、みんなどっちをかいてるの」と、宙はさらに尋ねてくる。
そのことばを聞いて、クラスの中に特殊な事情を持つ家庭の園児がいたことを、廣木は思い出したのだった。 ( 第1話「ふわふわパンケーキのいちごジャム添え」) ※全5話。
* * * * *
家族とは。親とは。どうあるべきなのか。そんなことを考えさせられる作品でした。
読み始めて最初に思ったのは、幼児にとっては身の周りの世界がすべてなんだということです。
産みの母である「お母さん」と、育ての母である「ママ」という2人の母親。それが普通だと信じて疑わない宙。
だから宙からすれば、風海ママは情愛の深い人でいつも宙を可愛がってくれるし、花野母さんは美しくにこやかな人で宙が遊びに行くといつもご馳走を食べさせてくれる。ともに宙にとっては、自分を無条件に慈しんでくれると信じられる大好きな存在でした。 ( 微笑ましく見えるけれど、「普通」の家庭との違いが今後の宙にどんな影響を与えるのかを考えると、心配でしかなかったです。)
宙の、微笑ましくも幸せな日々が終わりを迎えたのは、「母の日」のお絵描きからしばらく経った頃のことです。
宙の小学校進学が間近になったある日のこと。「パパ」( ※風海ママの夫 ) のシンガポール転勤に伴い、日坂家が日本を離れることになります。ママとお母さんが相談した結果、宙は花野のところに戻ることが決まったでした。
優雅でやさしく美しい「お母さん」。そんな花野との生活を思い、緊張しつつ楽しみにもしていた宙だったのですが……。
宙の2人の母親。花野と風海。どちらも親としては落第でした。
ネグレクト寸前のような放任の花野。自身の敷いた愛情路線を過剰に押しつける風海。どちらにも悪意がないことはわかります。
それでも、細やかな目配りと見守る姿勢という、子どもにとって幼い頃からの成長過程に必要なものが2人に欠けていることは間違いありません。
女性として、母親としてのロールモデルには相応しくない2人を見て育った宙。たまたま恋愛や性愛に興味が薄いタイプだったことは、むしろ幸運だと言っていいと思います。
そんな母親たちの欠落した部分を補う存在としてクローズアップされるのが、「やっちゃん」こと佐伯恭弘です。
花野の中学の後輩である恭弘は、レストランのシェフだけあって宙にいつも美味しいものを作ってくれます。また、宙が困っていたり悩んでいたりするとき、いつも親身に寄り添ってもくれます。 ( すばらしい ! ! )
常に宙の味方であり、望めば料理の手ほどきまでしてくれるという、宙にとってはまるでヒーローのような存在。それが佐伯恭弘なのです。
宙は恭弘から教わったレシピをノートにメモし続けるのですが、それが宙の将来を決めることになるということを考えると、恭弘こそもっとも親としての資質に優れていたと言えるでしょう。
この恭弘の存在がなければ、イライラモヤモヤばかりの展開で読み疲れのする物語になっていたと思います。
2人の母親といえば、三浦しをんさんの『エレジーは流れない』が思い浮かびます。
『エレジー〜』の怜にしても本作の宙にしても、やはり独特の気苦労が見て取れるのですが、怜の母親2人の方が子どもに対する愛情の行使にバランスが取れていて、宙の母親たちよりずっと好もしかった。
それでも、花野と風海、それに恭弘を加えた3人で、かろうじて親としてのバランスが取れていたのだなと、読後に気づきました。
必要なときに寄り添い美味しいごはんを作ってくれる恭弘 ( 若気の至りでタトゥーを入れちゃってますが ) の愛情。
意外なところで発揮される花野の人間としての佇まい ( 情操教育や倫理観育成には難がありますが ) 。
溺れるほどの愛で包みこんでくれる風海の深い情愛 ( 独りよがりの傾向が色濃いのですが ) 。
3人それぞれの愛は、宙にとって確かに必要なものだったと思います。
家族のあり方。親としてのスタンス。
理想的な形がありそうで、実は曖昧模糊として定型をなさないものなのでしょう。
けれど、手探りであっても子どもと向き合い模索していくことが大事なのだ。そんなことを考えさせてくれる作品でした。-
誤解が解消して安心しました‼️
これからも、よろしくお願いします。
尚、コメントに注力していたので、「いいね」を押し忘れていました。
今か...誤解が解消して安心しました‼️
これからも、よろしくお願いします。
尚、コメントに注力していたので、「いいね」を押し忘れていました。
今から押します‼️2024/08/06 -
Funyaさんのご推察どおり、文庫化にあたって単行本初回限定の掌編が収録されるようですね‼️
是非とも読んで頂きたいです。
また、更に新...Funyaさんのご推察どおり、文庫化にあたって単行本初回限定の掌編が収録されるようですね‼️
是非とも読んで頂きたいです。
また、更に新たな掌編も収録されるとのことで、とても楽しみにしています。2025/02/18 -
best2625さん
うれしい情報ありがとうございます!
文庫本が発売されたらさっそく本屋さんに走らねば!
啓蟄の翌日。春の訪れ...best2625さん
うれしい情報ありがとうございます!
文庫本が発売されたらさっそく本屋さんに走らねば!
啓蟄の翌日。春の訪れが例年以上に楽しみです。2025/02/18
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著者、町田そのこさん(1980~)の作品、ブクログ登録は3冊目。
で、本作の内容は、BOOKデータベースによると、次のとおり。
---引用開始
宙は小学校に上がるのを機に、育ての母・風海(ママ)のもとを離れ、産みの母・花野(お母さん)と暮らし始める。家事をせず、イラストレーターの仕事を最優先にする花野との生活を支えてくれたのは、商店街のビストロで働く佐伯と家政婦の田本だった。花野への不満を募らせて家を飛び出した宙に、佐伯はパンケーキを作ってくれた。その日から、宙は佐伯から料理を教わり、レシピをノートに書き続けていく。
---引用終了 -
予想以上に面白かったです
ここのところご飯系の作品が多く
ほんわか系をイメージして手に取りましたが
想像を裏切られ、
なかなかハードな作品でした
宙という少女の成長を綴った作品ですが
時の流れが早く
最初はついていくのがやっと。
しかも「あー救われたなぁ」と思った後
次の章を読むと斜め上をいく悲劇が訪れていたりする。
一筋縄ではいかない、
波があるのが人生と
改めて思いました
でも5章かけて空と花野が少しずつ変わっていくのが
とてもよく、じんときてしまった。
いつまでもこの家族を見守っていきたい。
それにしても
やっちゃんがよかったなぁ。
私もサエキにご飯食べにいきたいなぁ
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複雑な家庭環境の川瀬宙(そら)の成長物語。
また町田そのこさん、何という物語を書くのでしょう!美味しそうなタイトルが並ぶ目次を見て油断していたら、かなりハードでずしんと来ました。
保育園から始まり高校生へと成長していく中で、母娘関係も交友関係も変化して様々な人間模様が描かれます。
一話一話の完成度が高く、じっくり味わっていたいのに続きが気になってどんどん読み進めてしまいました。
表現力がすごくて宙ちゃんと周りの人たちの距離感を肌で感じられるような感じでした。数年経つごとに驚きの展開が用意されていて段々と過去が明かされていくので、物語に没入できました。
大人になりきれない大人が多い中、一番の救いになってくれた人がやっちゃん。他の人たちは印象が(良くも悪くも)変わっていったけど、彼の優しさ温かさだけは変わらず偉大な存在でした。
色々な感情が湧いてきたり考えさせられたり涙したりで疲れた気もしますが…パンケーキに始まりパンケーキで終わり、とても良かったです。
「わたしの知る花」で一部登場したのと同じ樋野崎市が舞台でした。
これにてようやく、2023年本屋大賞ノミネート作品すべて読了しました。本屋大賞は本当に粒ぞろいですねー -
親や祖父母たちから愛されず育てられた花野が少しづつ、親として、人間として、宙と共に成長する姿をえがいた素晴らしい作品です。
特に過去の呪縛から解放され、トラウマで出来なかった料理を困っている人に提供出来る様になった姿は本当によかったです。
どの人も完璧ではない、大人も失敗してもやり直し出来るし成長出来る、そんな事を気づかせてくれる作品でもあります。
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美味しいごはんを大好きな人とお腹いっぱい食べること、これに勝る幸せってないんやなー
とっても幸せな気持ちになれるラストだった
途中なんでこんなストーリーにしてんのー?って思ったけど、このラストだったので今回だけは許してあげようと思う、今回だけだぞ
宙を救ったやっちゃんの鋼鉄のやさしさ
鋼鉄とやさしさってなんか真逆だけど、やっちゃんという人の中でそんなんが溶け合ってる気がしたんよな
そしてその鋼鉄のやさしさは美味しい料理にも溶け出して人を幸せな気持ちにさせたんよ
なんか料理したくなった
出来ないけどw -
「星を掬う」も暗い内容だったが、最後には明るく終わっていたのでよかったが、この本も同様のパターン。保育園から始まり、レストランを引き継ぐまでの宙(そら)や母親、周囲の成長物語。
保育園で「お母さん」「ママ」の二人がいることから始まる。産みの親であるお母さんは、普通の生活が出来ない。叔母に育てられた宙だが、叔母の夫の海外赴任により、母親の元に戻る。
母親に憧れるやっちゃんに料理を教わるが、母親には恋人が。この恋人は不倫関係にあり、死亡した時に修羅場を味わう。離婚の際まできた叔母と母親の関係や、叔母に育てられた経緯、やっちゃんの交通事故の死亡などさまざまなことが起きて行く。死亡させた家族の遺族への贖罪、明かされる宙の父親のことなど目一杯の状況。
一つ一つ乗り越えて行く母親と宙達。最後の「宙ごはん」のタイトルに繋がる感動が現れる。人助けするやっちゃんの遺志を未来に繋げられて良かった。 -
やっと、図書館から借りることができましたぁ~♪皆さん読まれてる、町田そのこさんのこの作品っ!
この作品は、5部構成で主人公川瀬宙(そら)の幼稚園~高校3年生くらいまでが描かれています。宙には生んでくれたお母さんである花野(かの)、そして育ててくれている風海(ふみ)…2人も大好きな母親がいることがとても嬉しかった幼稚園時代…。小学生になるタイミングで、風海家族は海外に、宙は花野と暮らすことになる…。花野は、子育てそっちのけで食事も作らず、学校行事にも参加せず…見かねて手を差し出してくれたのは、商店街のビストロで働く佐伯(やっちゃん)…。やっちゃんは、宙に料理を教える…。
もう、やっちゃんがいい人すぎる!!こんな人が近くにいたならいいなぁ~!ってのは、私の心の声(^-^;)
でも、宙もいい子なんですよねぇ…ホントに、子供なのか?って思うほどしっかりしている…!周りの大人の方がハチャメチャで(当然やっちゃんは除外します)…だけど、だんだんと大人も変わってくるんです。宙のつくるお料理が気づかせてくれるんでしょうねぇ…。宙のごはんはやっちゃんのごはんで、いつでもどんな場面でも食べる人の気持ちを思いながら作ってるから…。おいしいものを食べると、優しい気持ちになれますもんね…!私はお料理は苦手なんで、誰かに作ってもらいたい!!おいしいものが食べたくなりました(*^-^*)-
1Q84O1さん、
あらぁ…1Q84O1さんとこにも
なすときゅうり、大量ですか?
1Q84O1さんちの分??
いやいや、謹んでお断...1Q84O1さん、
あらぁ…1Q84O1さんとこにも
なすときゅうり、大量ですか?
1Q84O1さんちの分??
いやいや、謹んでお断りさせていただきます(;^_^A
これ以上っ増えたら、激しく困りま~す!
2023/09/07 -
かなさん、こんにちは。
私も読みました〜、この作品。
やっぱり、やっちゃんに想いはいきますよね〜
みんな、やっちゃんで盛り上がってたん...かなさん、こんにちは。
私も読みました〜、この作品。
やっぱり、やっちゃんに想いはいきますよね〜
みんな、やっちゃんで盛り上がってたんですね(^^)2023/11/15 -
Manideさん、そうなんですよねぇ…
今思い出しても、やっぱ、
やっちゃん、好きですねぇ(*´▽`*)♡
本当に、いい人で
リアル...Manideさん、そうなんですよねぇ…
今思い出しても、やっぱ、
やっちゃん、好きですねぇ(*´▽`*)♡
本当に、いい人で
リアルで近くにやっちゃんみたいな人にいてほしくなります♪2023/11/15
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町田そのこの作品
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