ぼくはなにいろ

著者 :
  • 小学館
4.13
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本棚登録 : 310
感想 : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093866675

作品紹介・あらすじ

あなたは生きていい。著者渾身の人間賛歌! 交通事故で体に傷を負って以来、人目を避け孤独に生きてきた祥司は、行きつけの居酒屋で一人の女性に出会う。祥司には眩しいほどに快活に見えた千尋だったが、人に言えないトラウマを抱えていた。スクラッチの宝くじを削ることだけを生きがいに、父親の文具店を手伝う孝志朗。文具店の試し書きノートで絵を描き続ける、不登校の絵美。文章で学校の様子を絵美に伝える、口がきけない少年。 心を閉ざした若者たちの繊細な人間関係を描き、読む者すべての人生を肯定する大傑作。 【編集担当からのおすすめ情報】 デビュー作『まったく、青くない』では、生々しい青春をリアルに描き、本読みYouTuberが絶賛して話題になりました。あれから3年、ついに完成した今作には、ジャングルポケットの斉藤慎二さんと作家の町田そのこさんが推薦コメントを寄せてくださいました。書籍の帯を、ぜひご覧ください!

感想・レビュー・書評

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  • 去年、また妖精が
    引き出しにそっとゲラをいれてくれてて
    ゲラ、読みにくいから
    読まないかもなー
    ってペラッとめくったら
    ペラッがとらなくてそのまま読み終わった

    とんでもないものに出会った衝撃
    久々にしっかり揺るぎない最高点

    感想を本気で述べると
    めちゃくちゃ長くなる
    ここもスキ
    ここは心が抉られる
    こっちはわかるぜーってなるし
    あそこはわかるわけないけど
    想像するとこんななのか
    さらにここ!あとここ!
    ここらへんからは
    ずっと涙にじみっぱなしでさ
    頼むから未来よ優しくあれ
    って温泉つかったみたいな
    あったかい気持ちで読み終われたんだよ
    ハラハラと美しい涙が流れたしな

    みたいにアツく語りそうなので
    こんなところで勘弁してやる
    誰かの一枠しかないその枠に
    入れてもらえる日が
    己にもくるとイイナァ…

    星は前のめりに5つ

  • 2023/01/21リクエスト 1
    ★2.5
    幼い頃の交通事故で全身に傷を負い、人となるべく関わらないように孤独に生きてきた祥司。
    毎晩、夕食をとる行きつけの居酒屋で千尋に出会う。
    祥司にとって、自分の人生にはない華やかさを持ち明るい千尋だったが、中学生の頃からのトラウマを抱えていた。
    やがて、なんとも清潔感のある交際に発展していく…

    千尋は故郷の福岡に父親と妹を残し、高校卒業後、単身上京していた。
    スクラッチの宝くじを削ることだけを生きがいに、父親の文具店を手伝う孝志朗。
    妹の絵美は、姉の千尋が家から出ていってから不登校になり、文具店の試し書きノートで絵を描き続ける。
    文章で学校の様子を絵美に伝える、口がきけない少年。

    千尋は、コロナ感染拡大で勤務先が店を閉めることになり、その機会に福岡に戻ろうと決める。
    その前に祥司に大切な人なのだと伝えるが、受け入れてもらえず。
    容れ物ではなく、その中身が好きなのだ、そう伝えたが祥司は受け入れてくれなかった。

    全ページの4/5までは、先が見えずだらだらと話が展開する。期待して読み始めた本だったので、正直イライラした。残り1/5ですべての伏線が回収される。
    僭越ながら、途中、あまり必要でないエピソードも挟まれるため、そのあたりを削り、大切なところに繋がるエピソードの分量を増やしてもいいのかなと思った。

    まだまだ若い作家さんなので、今後も読みたいと思う。
    次が楽しみです。

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