月とアマリリス

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  • 小学館 (2025年2月27日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784093867450

作品紹介・あらすじ

本屋大賞作家の新境地となるサスペンス巨編

声なき声が届くなら、今度こそ記者を諦めない。

『52ヘルツのクジラたち』で2021年本屋大賞を受賞後、『星を掬う』『宙ごはん』で同賞に3年連続ノミネート。人間ドラマを中心に執筆してきた町田そのこさん、初のサスペンス巨編!

北九州市の高蔵山で一部が白骨化した遺体が発見された。地元のタウン誌でライターとして働く飯塚みちるは、元上司で週刊誌編集者の堂本宗次郎の連絡でそのニュースを知る。
遺体と一緒に花束らしきものが埋めれられており、死因は不明だが大きな外傷はなかった。警察は、遺体を埋葬するお金のない者が埋めたのではないかと考えているという。
遺体の着衣のポケットの中には、メモが入っていた。部分的に読めるその紙には『ありがとう、ごめんね。みちる』と書かれていた。
遺体の背景を追って記事にできないかという宗次郎の依頼を、みちるは断る。みちるには、ある事件の記事を書いたことがきっかけで、週刊誌の記者を辞めた過去があった。
自分と同じ「みちる」という名前、中学生のころから憧れ、頑張り続けた記者の仕事。すべてから逃げたままの自分でいいのか。みちるは、この事件を追うことを決めた──。



【編集担当からのおすすめ情報】
「ミステリーを書きませんか?」その一言から始まった作品です。
当初、数行だったプロットに大きな変化が起きたのは、2023年4月、ノンフィクションライターの宇都宮直子さんへの取材でした。お話を聞いていたはずの町田さんが、突然あふれ出るものを止められない様子でストーリーを語る姿は一生忘れません。2時間の濃密な時間を過ごした後、書き上げたプロットは100枚を超えていました。
好評だった「STORY BOX」の連載に書き下ろしのラストを加えるだけでなく、大幅な加筆・改稿を重ねて完成しました。サスペンス巨編とうたっていますが、さまざまな人生を送る人々の感情を余すことなく描く町田作品であることは違いありません。多くの方々に読んでいただけたらと思います。

感想・レビュー・書評

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  • あなたは、仕事をする中でこんな経験をしたことはないでしょうか?

     『身の置き所がない…とんでもないことを、してしまった』

    この世の中には数多の仕事があり、このレビューを読んでくださっているあなたにも何かしら仕事があると思います。そんな中では、あなたが進めた仕事が思いもしなかった事態を引き起こすこともあり得ます。

    もちろん、そういう私にも夜も眠れない事態に陥ってしまった過去があります。そんな中では、『何もかも捨てなければ、どうにもならなかった』という先にすべてを捨ててどこかに逃げてしまいたいという思いにも苛まれることもあるかもしれません。仕事をしてお金を得るということも容易いものではないと思います。

    さてここに、自ら行った行為が、『わたしが、傷つき続けていた彼の心にとどめを刺した。わたしが、彼の心を殺したのだ』という結果を招いた先の今を生きる女性が主人公となる物語があります。『実はわたしね、東京で大きな失敗をして、挫折してこっちに戻って来たんだ』と実家のある北九州に逃げ帰ってきた女性を描くこの作品。そんな女性が身近で起こったある事件に深く立ち入っていくこの作品。そしてそれは、『書き続けるしかないんだよ』という宿命を背負った一人の女性記者が、自分が生きる意味を再確認していく物語です。

    『乃愛、泣かずに手を動かせ』、『ご、ごめんなさい、でも』、『早くしてやらないと、ばーさんが可哀想だろ…早く、墓を掘ってやろうや』と、『泣いている』『私の隣にいる女』に話しかけながら『シャベルを動かし続けていた男』は『小さく舌打ち』をします。目の前にある『毛布の塊』の『少し捲れたところから』『二本の足がぬっと出てい』るのを見る『私はいつ現れるかもしれない誰かの気配を探』ります。『早く、あのひとを埋めなきゃいけない。そしてここから去らないと』と思う『私』の前で、『穴に毛布を敷き詰め始めた乃愛に、「お前も殺すぞ」と』呟く男。そして、『小柄な遺体』を穴に投げ込む男に『ねえ、お花、お供えしていい?』と訊く乃愛はここに来る前に摘んできたというチューリップを胸元に置くと『…いままで、ありがと』と泣き崩れます。そんな光景を見ながら『どうして、こんなところにいるんだろう』と思う『私』。
    場面は変わり、『福岡県北九州市を中心にしたタウン誌「ハローキタキュー」のフリーの取材ライターとして働き始めて、五ヶ月が過ぎた』という中に取材の日々を送るのは主人公の飯塚みちる、二十九歳。上手くいかない取材に『苛立ちと自己嫌悪でもやもやしている』と、スマホが震え『「堂本宗次郎」。わたしのかつての仕事仲間であり、元恋人』の名前が表示されます。『よお、生きてたか』、『タウン誌のライターやってるって噂聞いたけど、ほんとうか?つまんねえ仕事してんなあ』と話し出した宗次郎に『楽しくやってますけど、何か…鶴翼社の雑誌編集者も、暇になったんだね』と返す みちる。そんな みちるに『仕事を依頼しようと思った』と話す宗次郎は、二日前に、みちるの地元の『高蔵山で遺体が発見された』、『遺体の一部は損傷してい』たものの『ズボンのポケットの中に、メモ紙』が見つかった、そして『「ありがとう、ごめんね。みちる」と書いてあった』と説明します。『突然自分の名前がでてきて、虚を衝かれ』た みちるに、『警察では、遺体を埋葬する金のない人間がこっそり埋めたんじゃないかって考えてるらしい』と続ける宗次郎は、『貧困ゆえに生まれた哀しい罪を見た、みたいな感じで原稿書けない?』と要望を伝えます。それに『もうそういう仕事はしないって、何度も言ったでしょ?…わたしはこっちで自分なりに生きてくの!』と言うと電話を切った みちる。『十ヶ月前まで』『東京に本社を置く出版社「鶴翼社」の、「週刊ツバサ」に所属する記者として働いていた』みちるはある事件で運命が動かされます。『私立蓉明中学校二年生女子生徒いじめ事件』。『クラスメイトからいじめを受けていたこと』を遺書に残した女子中学生。『学校にいじめに対する徹底的な調査を求め』る中に浮かび上がる残酷な現実。しかし、『加害生徒は誰ひとり裁かれることなく、それどころか謝罪をすることもなく、逃げた』という展開に『怒りで目の前が真っ赤に染まった』という みちる。小学校時代、いじめのターゲットにされていた過去を持つ みちるはその経験から『声をあげられるひとになりたい』と『雑誌編集者』の道を選びました。『記者たちを前に「無念です」と声を震わせた』女子中学生の両親の姿を見て、『わたしが書かねば』と『取材を開始した』みちるは、亡くなった生徒の幼馴染に会うことができました。『泣きながら、五人の名前も教えてくれた』という先に取材を進める みちるですが、『加害者は五人』なものの、『西裕翔という少年』に引っかかりを感じます。しかし、宗次郎との相談の先にそのまま『原稿を書いた』みちる。しかし、『週刊ツバサが発売された四日後、西がマンションの四階の自宅ベランダから飛び降り』るという事態が発生します。『幸いにも命だけは助かった』という西は遺書を残しており、『いじめを止めるように言ったら』『暴力を振るわれ』、いじめに加担させられるようになったことが綴られていました。『わたしが、彼の心を殺したのだ』、『とんでもないことを、してしまった』と思う みちるは『わたし、もう書けない。記者の仕事なんてできない』と思う中、『何もかもを終わらせて』『北九州に逃げ帰』りました。そんな過去を振り返る みちるは宗次郎から電話で言われた言葉を思い出します。『仕事に対して、お前が一番不誠実なんじゃないか?』、『罪悪感を背負い、これまでのこと全部を封印して、見ないふりをして生きていく。それは、ほんとうに正しいことなのだろうか。中学生だったころの、記者に憧れを抱いた自分がいまの自分の姿を見たら、どう思うだろうか』と考える みちるは、『これで、いいんだろうか』という思いに苛まれます。そんな時、再び『宗次郎からの着信』があるも『取るべきかどうか考える』中に『留守電に切り替わ』り切れてしまいます。そんなスマホを手に取り『折り返すと、ワンコールで宗次郎の声がし』ます。『…昨日は、ごめん。事件の詳しい話を、聞かせて欲しい』と話す『電話口の向こうで、宗次郎が小さく笑う気配』を感じる みちる。そんな みちるが再び『鶴翼社』の記者として事件の取材に動き出す姿が描かれていきます。

    2025年2月27日に刊行された町田そのこさんの最新作でもあるこの作品。”発売日に新作を一気読みして長文レビューを書こう!キャンペーン”を勝手に展開している私は、2025年1月に村山由佳さん「PRIZE」と彩瀬まるさん「嵐をこえて会いに行く」の二冊、そして2月には湊かなえさん「C線上のアリア」と、私に深い感動を与えてくださる作家さんの新作を発売日に一気読みするということを毎月一冊を目標に行ってきました。そんな中に、社会問題に鋭く切り込み「52ヘルツのクジラたち」が本屋大賞を受賞するなど現代を代表する作家さんのお一人でもある町田そのこさんの新作が出ることを知り、これは読まねば!と発売日早々この作品を手にしました。

    そんなこの作品は、内容紹介にこんな風にうたわれています。

     “北九州市の高蔵山で一部が白骨化した遺体が発見された。地元のタウン誌でライターとして働く飯塚みちるは、元上司で週刊誌編集者の堂本宗次郎の連絡でそのニュースを知る…遺体の背景を追って記事にできないかという宗次郎の依頼を、みちるは断る。みちるには、ある事件の記事を書いたことがきっかけで、週刊誌の記者を辞めた過去があった。 自分と同じ「みちる」という名前、中学生のころから憧れ、頑張り続けた記者の仕事。すべてから逃げたままの自分でいいのか。みちるは、この事件を追うことを決めた”。

    少し長くなりましたが、レビューの冒頭に記した展開が再確認いただけたかと思います。8つの章の前に短い〈プロローグ〉が置かれる構成をとるこの作品ですが、物語はその〈プロローグ〉に記された緊迫した場面から動き始めます。

     ・『早く、墓を掘ってやろうや』と『シャベルを動かし続け』る男

     ・『早く、あのひとを埋めなきゃいけない。そしてここから去らないと』

     ・『おい、せーので投げるぞ』という男の声の先に『穴にばさりと落ちた』『小柄な遺体』

    いきなり緊迫した場面から始まる物語は、読者を一気に物語世界に引き込んでいきます。そんな場面に続く〈一章〉ではこの〈プロローグ〉の場面を主人公の飯塚みちるが、地元の北九州で発生した一つの事件として知ることになります。非常に巧みな構成ですが、まずは、物語を象徴することになるこの事件についてまとめておきましょう。

     ● 『高蔵山死体遺棄事件』について
      ・『十月四日、午前十時ごろ。北九州市内に住む六十代夫婦が、同じく北九州市の小倉南区にある高蔵山堡塁付近を登山中、人間の頭蓋骨らしき白骨を発見した』
      ・『獣に掘り返されていて、頭蓋骨と上半身の一部に酷い損傷がありました。死因はいまも調査中』
      ・『年齢は六十~八十代。身長は百四十五センチほど。白髪。後彎症を患っていたようで、背骨が大きく曲がっていた』
      ・『身元を特定できるような所持品はなかった』
      ・『スウェットのズボンのポケットに、メモ紙が入っていました「れてありがとう、ごめんね。みち、る」』

    おおよそのイメージがお分かりいただけたかと思います。主人公の飯塚みちるはこの情報に接する中で、それが地元・北九州で発生した事件であること、そして『ズボンのポケット』から見つかった『メモ紙』に『みち、る』と自身と同じ名前が記されていたことでこの事件を強く意識するようにもなります。一方で、読者は幸か不幸か?この事件がまさに行われている現場を、〈プロローグ〉においてすでに知っているという差分があります。そうです。この作品の読者は『高蔵山死体遺棄事件』の謎をゼロから追い求めていくわけではなく、〈プロローグ〉で提示された事件の裏側に何があったのかを、その舞台裏に関係すると思われる人物たちを朧げながらもあらかじめ知った上でその背景を一つひとつ見ていくという流れを辿るのです。

    そして、この作品の一番大きな特徴とも言えるのがそんな舞台裏を読者と共に解き明かしていく役割を担うのが一人の女性記者だということです。それが主人公の飯塚みちるです。『福岡県北九州市を中心にしたタウン誌「ハローキタキュー」のフリーの取材ライター』をしている みちるですが、元々は『東京に本社を置く出版社「鶴翼社」の、「週刊ツバサ」に所属する記者として働いていた』過去を持ちます。物語では みちるがどうして記者を目指したかが語られますが、そこには『小学校時代、いじめのターゲットにされていた過去を持つ』みちるの思いが語られていきます。

     『この世界にはわたしと同じ辛さを抱えて、でもそれを理解してもらえないと嘆いているひとたちがいる。そういうひとたち、いや、いま哀しいと感じている自分自身のためにも、わたしは声をあげられるひとになりたい』。

    そして、『「鶴翼社」の、「週刊ツバサ」』で記者として働くようになった みちるですが、『クラスメイトからいじめを受けていたこと』を遺書に残した女子中学生について取材をしていく中に、加害者として記事を書いたうちの一人の男子生徒が『マンションの四階の自宅ベランダから飛び降り』るという展開を招いてしまいます。『幸いにも命だけは助かった』という男子生徒は遺書を残しており、そこには自らも被害者であったことが記されていました。『わたしが、彼の心を殺したのだ』、『とんでもないことを、してしまった』という思いの中に北九州へと逃げ帰った みちる。物語は、そんな みちるに『かつての仕事仲間であり、元恋人』である堂本宗次郎が『高蔵山死体遺棄事件』の取材を提案することから動き始めます。『こっちで自分なりに生きていく』という思いの中にいた みちるでしたが、宗次郎のこんな言葉に心を動かされます。

     『仕事に対して、お前が一番不誠実なんじゃないか?』

    そして、『高蔵山死体遺棄事件』の取材を進めて いくことを決めた みちる。物語は、『宗次郎の大学時代の友人で、いまは小倉中央警察署で刑事をしている丸山佑』から警察の情報を入手しながら取材を続けていく みちるの姿が描かれていきます。これは非常に興味深い展開です。昨今、週刊誌の記事を起点にこの国が大激震するような展開が目立つようになりました。その影響力の大きさに驚かされもしますが、一方でそんな記事が出来上がるまでの舞台裏、取材の過程というものに光が当たることはありません。警察からの情報をネタ元にすることもあるようですが、その意味合いはよくわかりません。この作品では、そんな取材の裏側に光を当てていきます。

     みちる: 『ええと、警察としては、春ごろ、葬儀のお金がない貧困家庭の人間が、亡くなったおばあさんを埋めたという見解なんですね?』

     刑事: 『現状は、ですよ。まだ身元も死因も分かっていませんし、今後重要な事実が分かることもありますから』

     みちる: 『これから、いろいろお尋ねすることもあると思います。どうぞ、よろしくお願いいたします』

     刑事: 『飯塚さんも、重要な情報を手に入れたら教えてくださいよ』

    みちると刑事はこんなやり取りの先に細かな情報までやり取りしていく様が描かれていきます。刑事と記者が協力して、真実の扉を開けていく様はなんだかとても新鮮です。一方でこんな生々しいやり取りも描かれています。

     ・『聞き込み取材をしているとき、食事やお酒を奢ることで情報を引き出せたことはままあった』

     ・『「ええと、このお写真、いただけますか」情報と写真を、三万円で買い取った』

    ものやお金で情報を買い取っていく取材の裏側。一般的には否定されていると思いますが、やっぱりね、という思いが込み上げます。そして、この取材の舞台裏が単なる創作でないことを暗示する記述が作品の巻末に記されてもいます。

     “本作の執筆にあたり…「週刊ポスト」、「女性セブン」など週刊誌編集部の方々をはじめ、様々な専門分野の方にお話を伺いました。心からの謝意をここに記します”。

    そうです。この作品は町田さんの一方的な創作ではなく、リアル世界の雑誌社にもきちんと取材をした上で執筆された週刊誌の記者を主人公とする”お仕事小説”の側面を持ち合わせているのです。物語では、取材の過程、ライバル記者との関係性、そして出来上がった記事というように主人公・みちるの”お仕事”を深く描いていきます。まるで、自分も記者になったかの視点で、事件の舞台裏に秘められたことごとに向き合っていく物語、これは間違いなく面白いです。刑事ではなく、記者が追い求めていく真実探求の物語、これからこの作品を読まれる方には、この作品が魅せてくれる記者の”お仕事小説”の側面にも是非期待していただきたいと思います。

    そんなこの作品は、『高蔵山死体遺棄事件』の舞台裏を取材していく中で、町田そのこさんらしく、現代社会が内包するさまざまな社会問題に光を当てていきます。

     『どれだけ世間で男女は平等だと言われても、家庭という小さなコミュニティの中ではいまも当たり前のように格差が息づいている。男女間の立場に大きな差がある。そんな家庭が、この世にどれだけあるだろう』。

    そんな言葉の先に見えてくるのは、町田さんが前作「ドヴォルザークに染まるころ」でも取り上げられた男尊女卑の感覚が色濃く残る北九州の一般家庭の有り様です。

     『あのときはあたしも若くて無知だったから、意味が分からないやら気持ち悪いやらで混乱しましたけど、いまは分かります。あれはね、共依存』

    『共依存』も町田さんの作品で取り上げられることの多いテーマです。この作品のポイントは、それに取材という形で主人公・みちるが触れていくことにあります。そこには記者の視点があり、その結果は、『記事』という”お仕事”で形になってもいくものでもあります。みちるは一度は記者をやめ北九州へと逃げ帰った過去を持ちます。そんな みちるは再び記者となって取材を行っていく中で一つの思いを抱きます。

     『今度こそ、誰かの痛みを見過ごすことなく、傷つけることもなく、正しいと思える仕事がしたい。いや、そういう仕事をするのだ』。

    物語は、記者としてできること、為すべきことを自分の中にハッキリと形作っていく みちるの姿を描いていきます。一方で、次第に明らかになっていく物語の全容はそこにさまざまな人の思いを浮かび上がらせます。そんな物語が至る結末。そこには、『わたしが書かなければいけないことだった』と、過去の苦い記憶を糧にして一人の記者として取材に奔走する今に思いを込める みちるの力強い姿が描かれていました。

     『たくさんの大きな声の中に埋もれて消えてなくなりそうな言葉を拾い上げ、響かせることができるのが、記者だ。わたしはそう信じてきた』。

    そんな思いの先に一人の記者として『高蔵山死体遺棄事件』の舞台裏に隠された真実を追い求めていく主人公の みちる。この作品にはそんな みちるの目を通して事件の舞台裏に眠るまさかの事ごとを浮かび上がらせていく物語が描かれていました。町田さんらしくさまざまな社会問題に光を当てるこの作品。雑誌記者の”お仕事小説”の側面も見せるこの作品。

    みちると共に真実に辿り着いた読者に去来するさまざまな思いが強く胸を打つ、素晴らしい作品でした。

  • 町田そのこさんの新作はサスペンス。
    その物語は、人と人とが絡み合い、意外な関係性が明らかになっていく。町田さんの特長が色濃く反映された独特のサスペンス作品に仕上がっている。
    親と子ども、男と女、先輩と後輩。人は人と触れ合い、支え合いながら生きている。一人では解決できない悩みや問題も、解決し乗り越えていくことができる。この本を読んで、”それだけ”が果たして正解かどうか、ぼんやりと考えさせられた。
    推しのキャラは乃愛。(小説内では触れられていないが)明らかに特性を持って生まれ、まわりに理解されない女の子。身近に近い特性を持つ者からすると、読んでいて手を差し伸べられない歯痒さを感じ、やるせない気持ちになる。 ★3.7

  • 私の敬愛する文芸評論家の池上冬樹先生が帯文を寄せられていたのを本屋さんで見て購入しました。
    ーーーというのは全くの嘘で、図書館に読みたい本を全部予約する枠がなかったので「何か一冊くらいは買ってしまおう」と思い可愛い表紙のこの本をポチリました。そしたら帯が池上先生だったのです。

    一回読んで終わるだけでは私にはちょっと高い買い物だったと思いました。
    この作品を昇華してあんな素晴らしい帯に仕上げられる池上先生は天性の評論家でいらっしゃると思いました。でも念のため言っておくと池上先生は誇大広告をうたっていらっしゃる訳ではなく、本当に作品を心から愛してらっしゃるのです。



    東京で失敗して故郷の北九州市に戻ってきたフリーライターの飯塚みちるが北九州の高蔵山で老女の遺体が発見された事件を調べることになります。
    遺体にはゴムで縛ったチューリップの花束とみられるものと一緒に「ありがとう、ごめんね。みちる」というメモがありました。
    みちるは背の低い腰の曲がった老女という特徴で事件を調べ始めます。

    するとすぐに第二の遺体が発見されます。
    今度は21歳の女性です。
    二つの事件は連続、死体遺棄事件とされますが、みちるはこの二つの事件にかかわっているのが高校の同級生の伊東美散だと確信し「ライターとしてではなく友達として話をしたい」と言い、美散を追いかけますが…。

    世の中には酷く狡猾な男性がいるものだと思いました。
    ライターとしてではなく友達として近づいたみちるだったからよかったのだと思います。
    でも、読んでいて私は本当に気分が悪くなりました。

    町田そのこさんは『52ヘルツ』も暗い話だということなので読んでいませんが『私の知る花』や『宙ごはん』がよかったので読んでみたいと思ったのですが、これは読んでいて体調が悪くなる程でした。

    • まことさん
      どんぐりさん♪

      とっても面白いとレビューされていらっしゃる方もいるので、大丈夫じゃないかと、思います。
      私、ちょっとお疲れ気味でした。
      どんぐりさん♪

      とっても面白いとレビューされていらっしゃる方もいるので、大丈夫じゃないかと、思います。
      私、ちょっとお疲れ気味でした。
      2025/04/12
    • しずくさん
      町田そのこさんの著書を4冊しか拝読していませんが、『コンビニ兄弟1』以外はあまり・・・。私には合わないみたい(˘•̥ω•̥˘)シクシク‥
      ...
      町田そのこさんの著書を4冊しか拝読していませんが、『コンビニ兄弟1』以外はあまり・・・。私には合わないみたい(˘•̥ω•̥˘)シクシク‥
      愛読者が多い中で、まことさんのように似たような感想をお持ちの方がいらっしゃるとつい親近感を覚えてしまい、コメントしちゃいました。
      2025/04/16
    • まことさん
      しずくさん♪

      町田そのこさんは私も、これで4冊目でした。
      『コンビニ兄弟』は読んでいませんが、コミカルな感じなのかな。
      『宙ごはん...
      しずくさん♪

      町田そのこさんは私も、これで4冊目でした。
      『コンビニ兄弟』は読んでいませんが、コミカルな感じなのかな。
      『宙ごはん』はよかったけど、何でそういう展開にしちゃうのかなとは思いました。
      2025/04/16
  • ★5 自身の失敗から辞めてしまった元週刊誌記者、再び死体遺棄事件を追うことになり #月とアマリリス

    ■あらすじ
    北九州でタウン誌のライターをしている飯塚みちる、彼女はかつて東京で週刊誌の記事を書いていた。ある日、元上司であり恋人であった宗次郎から連絡がはいる。北九州市の高蔵山で白骨死体が発見されたというのだ。

    この事件を記事にしないかと打診を受けたみちるだったが、以前の自身の仕事での失敗から逡巡する。しかし死体のポケットの中から、自身の名前「みちる」と書かれたメモが見つかったことがきっかけとなり、彼女はこの事件の取材を開始するのだった…

    ■きっと読みたくなるレビュー
    ★5 小説としての完成度が高い!

    プロット、登場人物、ドラマ性、社会性、エンタメなど、読み物としてのバランスが素晴らしかった。どなたにもおすすめできます。

    ストーリーとしては、元週刊誌記者の飯塚みちるが探偵役となり、地元の山中で発見された死体遺棄事件を追っていく。ジャンルとしてはサスペンスっていうより、探偵小説寄りのミステリーで、群像劇にも近い。一番強みは登場人物ひとりひとりの人間ドラマで、事件に如何に関わっていくか、また相対することによる成長ですね。

    まず何と言っても人物像がバッチシ描けてるのよ。目の前にその人が居そうな気がしてくるんだよね。

    主人公のみちるをはじめ、元上司の宗次郎、近所に住む同級生の井口、地元刑事の丸山など事件を追う仲間たち。事件の関係者である被害者、その知人や友人、家族、そして犯人。さらにみちるの両親やかつての同級生など、端役ですら求心力がある。

    もうね、ひとりひとりと語らいたくなります。特に主人公のみちるなんかは、同僚の若手って感じで、応援したくなったな~。20代の頃なんて、ヒヨッコの半人前の役立たずってのが当たり前なんです、もちろん私もそうでした。

    良く思うんだけど、大谷翔平や藤井聡太は確かに立派ですごいんだけど、メディアがあまりにも持ち上げ過ぎなんです。彼らは超特別級ですよ、ほとんどの人間がこんな成功体験は一生できないんだから。失敗して、立ち上がって、また挫折するの繰り返しでいいんです。それが普通なんです。

    そして本作で一番強く描かれる社会課題、とてもじゃないですが直視できませんでした。世の中のニュースを観ていると、きっと現実でも、同じ境遇の女性や子どもがいっぱいいる。

    中にはこの事件の関係者のように、社会の裏側から抜け出なくなってしまう人もいるかもしれない。我々に何ができるのか、すぐにでも行動をしていかないといけないと考えさせられますね…

    また舞台を描くのも臨場感がありました、ストリップ劇場、犯人がいたアパートとか映像が目に浮かんできます。人間を深く深く描いた作品、ほんとそのまま映像化できそうなので、ぜひお願いします!

    ■私とこの物語の対話
    ある重要人物の近所に住む、鶴代さんという方がいます。彼女の気持ちが分かり過ぎて号泣しましたね。

    人間って、人間の寄り添いによってでしか是正できないと思うんすよ。同じものを食べて、下らない会話して笑ったり、時には喧嘩することもあったり。でもいつも隣にいて、困ったことがあったら助けてあげられるような、もうひとり人間ってのが必要なんです。

    ただ自分の人生は、ちゃんと自分でイニシアチブをとることを忘れちゃいけない。怠けて他人に依存しないというように頑張ってほしい。

    • fm0424さん
      感想にすごく共感しました。

      寄り添うことも大切だけど、依存しすぎて自分を見失ってしまってはいけないですよね。

      わたしも自分のイニシアチブ...
      感想にすごく共感しました。

      寄り添うことも大切だけど、依存しすぎて自分を見失ってしまってはいけないですよね。

      わたしも自分のイニシアチブは自分で持ち続けようと改めて思いました。

      2025/12/06
    • autumn522akiさん
      fm0424さん、こんちわです
      そうですね、自分で決断しないってのは、甘えでしかなくって
      病気と同じで治せるのは自分だけ、辛い境遇だとし...
      fm0424さん、こんちわです
      そうですね、自分で決断しないってのは、甘えでしかなくって
      病気と同じで治せるのは自分だけ、辛い境遇だとしても頑張って欲しいよね
      2025/12/06
  • 町田その子さん著「月とアマリリス」
    著者の新刊、著者初のサスペンスとのことで購入時から読むのを楽しみにしていた。

    凄く良作だった。確かにサスペンスとしても読み応えはあるが、それ以上に人間ドラマの描き方が素晴らしい。

    自分と他人の間にある距離感や価値観、その視点の角度や温度等が鮮明に描かれておりお見事としか言いようがない。

    凄いなと感じたのが「依存性」の描写、そのきっかけから成り育っていく様が鮮明に描かれていた。こういった共依存系の作品では、中毒の様な依存力の真の中心にある何かが見えない事が多く何故そうなるまでと思うことが多い。
    今作品では確かな形とその進行力、蝕まれていく様がエグく描かれている。言葉が上手で文章力が素晴らしいからだろう。
    やはり何故そうなるまでと感じるのだが質が違う。読んでいて妙に共感し納得できてしまう。痛さを伴いながら。素晴らしかった。

    若干気になったのが、主人公みちるがジャーナリストとして、社会人として真意や覚悟、情熱や夢とかを場面場面で天秤や物差しにかけるのだが、かなりの極論に近い結論を出すわりに見移ろいも早いのでそこは読んでいてひっかかってしまった。しかしその彼女の感情の起伏こそが物語展開の起点にもなっているので敢えてこういうキャラクター設定なのかもしれないなと感じた。

    そして「月とアマリリス」というタイトルの「月」が何を指しているのか考えてみたが解らなかった。
    プロローグでのただの情況描写なのだろうか?
    「月」を闇の中の光と例え二人のみちるにかけた隠喩なのだろうか?
    それとももっと深い意味があるのだろうか?読み取れていない。
    この後他の方々のレビューや著者の作品インタビュー等を探ってみたい。

    • fm0424さん
      初めまして。
      わたしの中でモヤモヤしていたことがあって、言語化できていなかったのですが、感想を見させてもらってみちるが簡単に仕事をやめる、続...
      初めまして。
      わたしの中でモヤモヤしていたことがあって、言語化できていなかったのですが、感想を見させてもらってみちるが簡単に仕事をやめる、続けるを右往左往することに対してだとわかりました。
      ありがとうございます。

      月についてですが、私の勝手な考察ですがプロローグでスミを埋めながら美散が見上げた丸い月がピンポン玉のようで、あの時のみちるとのラリーの話を準えているものなのかなと思いましたのでご参考までに。
      2025/12/06
  • 町田さん初のサスペンス作品だと聞いて楽しみにしてた作品♪
    何かで読んだけど、きちんとプロットを立てて書いたのも初めてだったんだとか。Σ(・ω・ノ)ノ

    記者としての自信を失い、地元に帰りタウン誌のライターになっていたみちる。
    そんな彼女の元に、地元北九州の山奥で見つかった老女の白骨死体に関する取材依頼が舞い込んだ。
    はたして彼女は事件記者として再起する事が出来るのか?
    そしてこの事件の全容は?

    出だしから先が気になって引き込まれた〜。
    サスペンスなんだけど、やはりそこは町田さん。DVに共依存にトランスジェンダー、はたまた虐待や貧困など、あらゆる要素をちょっとぶち込み過ぎじゃない?くらいにぶち込んだ社会派小説でもあった。

    こういう事件、ほんとにありそうだなと思った。
    加害者だけど、被害者でもある。
    どういう経緯で加害者側になってしまうのか考えさせられた。
    幸せになるために差し出さなればならない物が大きすぎる。
    ずっしり重い話だけど、とことん寄り添う姿勢はやはり町田さんで、読ませる力があるよな〜と思う。
    ただ少々出来すぎ感というか、上手く偶然が重なり過ぎるな〜ってとこはあったかも。
    まあ未来は明るい方がいいに決まってる◎


    個人的には今回みちるのバディ役だった井口の存在が癒しでした!
    ゆーきさんの言われてた意味が分かった〜笑♪
    何かにムカついたときは、井口の呪いの呪文を私も唱えよ〜笑笑(p173)





    • あいさん
      みひろちゃん♪こちらにもコメントさせてね(^-^)/

      町田さんがサスペンス⁉︎
      ほとんど読んだ事ないくせに一丁前に驚く私(〃∀〃)...
      みひろちゃん♪こちらにもコメントさせてね(^-^)/

      町田さんがサスペンス⁉︎
      ほとんど読んだ事ないくせに一丁前に驚く私(〃∀〃)ゞ
      町田さんは九州を舞台にしてくれるのが好き。
      北九州はこの前行ったばかり。
      そこで事件とな⁉︎
      町田さんらしい社会派なんだね。
      私社会派はあまり読まないけど、チャレンジしてみたいな。
      というかミステリ読んでないなぁ…
      2025/06/07
    • mihiroさん
      あいちゃ〜ん、こちらにもありがとう〜♪♪
      もう、あいちゃん笑かさんといて〜〜(ノ∀≦。)ノぷぷ-ッ笑
      ほとんど読んだ事ないくせに、に爆笑しち...
      あいちゃ〜ん、こちらにもありがとう〜♪♪
      もう、あいちゃん笑かさんといて〜〜(ノ∀≦。)ノぷぷ-ッ笑
      ほとんど読んだ事ないくせに、に爆笑しちゃったよ笑
      町田さんは九州愛強いよね!!
      北九州に旅行で行ったの??
      羨ましい〜("´^`")イーナー
      私も門司港に行ってみたいと思ってて、めっちゃ羨ましい〜♡焼きカレー食べた〜い(´﹃`)
      今回は、だいぶ町田さん色の強い社会派小説っぽいサスペンスだったよ←なんかよく分からないね〜笑笑
      2025/06/08
    • fm0424さん
      初めまして。
      前向きな呪い いいですよね!
      初めまして。
      前向きな呪い いいですよね!
      2025/12/06
  • 大好きな町田そのこさんの新作
    やっと手にできました



    町田さん初のサスペンスとのことですが
    事件を追いながらもしっかり人間ドラマが描かれていました。



    白骨死体が発見された事件を追う女性記者の物語。



    事件を追っていく物語の中で、またたくさんのメッセージが散りばめられていました


    こんなに響く言葉をさらっと盛り込めるのがすごい。しかもたくさん。
    またメモでいっぱいです。




    記者であるみちるだけでなく、
    いろんな人が出てきます。

    クズも出てきます、、、


    ひとはひとで歪む、、、、
    このあたりは本当に読むのも辛いです


    初めて知ること、
    改めて気づいたこと、
    いろんなことに思いを馳せ、
    ちょっと疲れるくらいでした笑



    いろんな人の生きづらさ
    でもそれを書き続ける町田さんの想いのようなものも少し受け止められたような気がしました。



    わたしも町田さんの作品を読み続けたい、考え続けたいと思いました。



    読了後の余韻はとてもよかったです(*´-`)



    • どんぐりさん
      みひろさん

      そうなんですよ!!
      私もひま師匠のレビューで知ったんですけど笑

      これはジャスミンだそうです!なぜ!
      みひろさん

      そうなんですよ!!
      私もひま師匠のレビューで知ったんですけど笑

      これはジャスミンだそうです!なぜ!
      2025/05/10
    • かなさん
      今、手元にありますよ♪
      これから読むつもりです(*^^)v
      ただ、レビュー溜め込んでるので
      読むのもレビュー投稿も先になりそうですが、...
      今、手元にありますよ♪
      これから読むつもりです(*^^)v
      ただ、レビュー溜め込んでるので
      読むのもレビュー投稿も先になりそうですが、
      読むのが楽しみになりました!
      2025/05/11
    • どんぐりさん
      かなさん

      そうなんですね(*'▽'*)

      レビュー楽しみ〜♡
      かなさん

      そうなんですね(*'▽'*)

      レビュー楽しみ〜♡
      2025/05/11
  •  町田そのこさん、初のサスペンスに挑み、得意技ありで一本!といったところでしょうか…。読み進めるほどに、サスペンスより人間ドラマへ注視してしまいます。ある意味、町田さんにしか書けないミステリーで、町田さんの弱者への温かい眼差しが見て取れる力作と感じました。

     主人公の飯塚みちるは、かつて週刊誌記者として自分の記事で人を傷付けた経験がありました。逃げるように実家に戻っていたある日、地元の山中で発見された死体遺棄事件の記事依頼を受け、事件、関係者はもちろん、自分自身と向き合っていきます。

     町田さんは、みちるの姿を借りながら犯人を追いかけ、トランスジェンダー、貧困、ネグレクト、DV、男女差別、等の多くの問題を盛り込み、特に女性寄りの生きづらさを描いています。事件の解決以上に真実・背景を掘り下げ、読み手に訴える書き方は町田さんの真骨頂ですね。

     都合のいい設定・出会い、人との距離感が急速に縮まる展開がやや多く、違和感をもちつつも、人間の善悪の二面性、残酷さと救いを中心テーマに、丁寧に物語を書き上げており読みやすいです。「他人を無意識に傷つけていながら、自分の痛みにだけ敏感」は、我が身に返ってきて深く刺さります。

     終末のみちるの記事は、何をどう書き、今後どうしていくべきかを悩み、推敲した結果であり、紛れもない町田さん自身の切実な言葉でしょう。読み応えがあり、自分事と考えさせられる一冊でした。

    • チャオさん
      いつもありがとうございます。
      町田さんらしさあり、ミステリアスな展開ありで、二度美味しい作品でしたね。とはいえ、あくまでもストーリーの展開づ...
      いつもありがとうございます。
      町田さんらしさあり、ミステリアスな展開ありで、二度美味しい作品でしたね。とはいえ、あくまでもストーリーの展開づくりを、ミステリー風にアレンジしているようにも感じ、次回はまた違った作品を期待してます笑
      2025/04/10
    • NO Book & Coffee  NO LIFEさん
      チャオさんおはようございます♪
      コメントありがとうございます!
      町田さんは好きな作家さんで、本作に★5を
      付けた方には申し訳ありませんが、私...
      チャオさんおはようございます♪
      コメントありがとうございます!
      町田さんは好きな作家さんで、本作に★5を
      付けた方には申し訳ありませんが、私は
      町田さんの想いがあふれ過ぎて、やや
      きれい過ぎ、暑苦しさを感じて…m(._.)m
      2025/04/10
  • 被害者、加害者、家族、記者──それぞれの視点から見えてくる全容に、大人が子どもに与える影響の大きさや、人間の弱さ、共依存、自尊心の大切さなど、さまざまなテーマが複雑に絡み合っていました。

    「ひとはひとで歪む。けれど、ひとはひとによって、まっすぐになることもできる。」

    この言葉がとても印象的でした。
    自分の“歪み”に気がついたとき、それをただ受け入れるのではなく、
    「自分は今からでもまっすぐになれる」と信じること。そして、ときには他者の力を借りながらでも変わっていこうとする勇気が、きっと大切なのだと感じました。

  •  町田そのこさん、初のサスペンス巨編らしいこの作品…。この作品は面白かったけど、レビュー作るのが難しいなぁ…。

     主人公は飯塚みちるという女性ライター。東京で事件記者をしていたけれど挫折して、地元北九州に戻ってタウン誌のライターをしていた。そんな中、かつての恋人かつ上司だった堂本宗次郎から地元で発生した死体遺棄事件の取材をしてみないか?と打診される…。過去の自分に向き合うため事件を追いかけるみちるだったが、かつての同級生が絡んでいることが判明し…。

     一言で言うのであれば、重いっ!そして、なんて嫌なヤツがいるんだろう!!ってこと…。許せないのは主犯格の男…いくらイケメンでも許せないっ!!そして巻き込まれてしまった彼女たちの悲しい過去…同級生の祖父が涙を流して彼女の味方をする場面が心に残り、もらい泣きしそうになりました。というか、土地柄なのか、男尊女卑が甚だしいっ…ありえないっ…。女性の幸せとは?彼女たちは事件に巻き込まれるしかなかったのか…考えさせられた作品でした。タイトルのアマリリス、花言葉はおしゃべり…違った環境下でおしゃべりできたらよかったのに、な…。

    • かなさん
      Super8さん、
      あら〜!!早速ありがとうございます!
      御本人の画像なんですねぇ!
      なんか、カッコいい♡

      あ、Super8さん...
      Super8さん、
      あら〜!!早速ありがとうございます!
      御本人の画像なんですねぇ!
      なんか、カッコいい♡

      あ、Super8さんがクズだとかじゃなくって、
      この作品に出てくるイケメンだけど、
      かなりヤバいクズがいるんですよぉ〜!
      もう、ね、このクズは
      どんなイケメンだろうが、どんな優しい人が代わりに
      謝ったとしても、私は許せないほどのクズなんですよ^^;
      2025/05/19
    • ぴこさん
      かなさん。あれ?クズが好きなのではなかったのですねー。笑笑 てっきり。。クスクス
      かなさん。あれ?クズが好きなのではなかったのですねー。笑笑 てっきり。。クスクス
      2025/05/19
    • かなさん
      ぴこさん
      違うのぉ~!厳密にはクズはきらいだけど、
      クズが出てくる作品は結構好きな部類なんです(;´∀`)
      ぴこさん
      違うのぉ~!厳密にはクズはきらいだけど、
      クズが出てくる作品は結構好きな部類なんです(;´∀`)
      2025/05/19
  • 挫折を経験した女性事件記者が死体遺棄事件を追うサスペンス?、ミステリー?。希望を持てるエンディング。
    「わたしたちの痛みは、一緒やんか。こっちの方が痛いとか、あっちの方が苦しいとか、比べるものやないよ。」、「ひとは、ひとで歪むんよ。その歪みをどこまで拒めるかが、自分自身の力。」
    著者、初めてのサスペンスという事で手に取りましたが、至るところに町田さんらしさが出ていて良かったです。

    • fm0424さん
      初めまして。
      人は人によって歪められる。その通りですよね。
      そうならないために自分の心に向き合い大切にしていかねばと改めて思いました。
      初めまして。
      人は人によって歪められる。その通りですよね。
      そうならないために自分の心に向き合い大切にしていかねばと改めて思いました。
      2025/12/06
    • ポコニャンさん
      こんにちは。
      町田さんの初サスペンス、面白かったです。
      こんにちは。
      町田さんの初サスペンス、面白かったです。
      2025/12/06
  • 東京の出版社に所属する事件記者として働いていた飯塚みちるは、あるいじめ事件を記事にしたことで加害者少年が被害者でもあった為に自殺したことにより、それ以降記事を書けず心身を病み九州の実家に帰りタウン誌のフリーライターをしていた。

    事件からは離れていたつもりだったが、北九州市の山中で白骨化した遺体が発見され、地元じゃないかとかつての仕事仲間でもあり元恋人からの電話で聞かされて、事件を追うことになる。

    調べていくうちに白骨化遺体のおばあさんのアパートで女性の遺体を発見する。
    おばあさんのアパートに出入りしていたのは、彼女だけではなく…。

    みちるの同級生が関わっていたことで、後半からぐっと重みが増してくる。
    かつては自分はいじめられていた側だと思っていたが、何気ないやりとりで相手を傷つけていたことを知り、そして忘れていたことの多くに驚きながらも知らなかった、知ろうともしなかった彼女たちのこれまでのことを知る。

    詐欺、共依存…抜け出せない泥沼に入り、どうにもならなくなった結果なのだろうが、何故誰も気づけなかったのか、それ以前に騙されていると気づけなかったのは、愛情を感じて育たなかったせいなのか、なんとも言えない嫌な事件ではあったが、最初はみちるの事件記者としての動きに心許なさを感じていたが、この事件をきっかけに少しだが記者としての成長もみれたように思った。


    町田そのこさんにしては、珍しい事件記者が動くサスペンスであったが、人間味を感じるのはおばあさんと2人の女性との暮らしのなかで見るいりこ出汁の味噌汁や化粧品の扱い方や泣きながらの子守唄といった温もりを感じる場面があったからだろう。



    • fm0424さん
      初めまして。
      目を背けたくなるような辛いシーンも多かったですが、心温まるぐっとくる場面に私も掴まれました。

      特に、3人で子守唄を歌うシーン...
      初めまして。
      目を背けたくなるような辛いシーンも多かったですが、心温まるぐっとくる場面に私も掴まれました。

      特に、3人で子守唄を歌うシーンは大好きでした。
      2025/12/06
    • 湖永さん
      fm0424さん こんにちは。

      同じ気持ちです…子守唄にぐっときましたね。
      嫌なことや辛いことばかりにとらわれがちだけど、生きているとほっ...
      fm0424さん こんにちは。

      同じ気持ちです…子守唄にぐっときましたね。
      嫌なことや辛いことばかりにとらわれがちだけど、生きているとほっとできる温もりを感じることもきっとあるはず。

      2025/12/06
  • 町田さんは登録7冊目だが、作品の特徴は暗く重い内容で、最後に一条の光明で読後は何とか良くなるというところだろうか。
    この作品はサスペンス巨編と帯に書かれていて、確かに次々と死体が現れ、真相を追って行く内容。
    その裏面にあるのはイジメやDVだったり、LGBTだったり、親の介護などが描かれている。
    主犯は余りにも酷すぎる人間だが、それを逃れられない共依存状態の共犯者達。共感はできないが、世間では良く報道されているので、残念ながら多いのも事実。
    贖罪も含めて記者として戻った飯塚みちる。警察以上に情報集めに奔走するみちる。最後の事件解決後は違う道に行く事に違和感を持ったが、やっぱりという展開に安堵した。

  • 町田版ミステリーと思い込んで読んでいたら、しだいに物語全体に嫌な感じの薄暗いモヤが漂いはじめてきました。私的には宮部みゆき「理由」や早見和真「八月の母」を読んでいた時の吐気がする様な感覚に近かったです。
    後半、事件の全貌が顕になってくると更に拍車がかかり思わず目を背けたくなったり読むことを躊躇してしまう場面もありました。読書の達人ではない自分は「物語の核」までたどり着くことは出来ませんが「町田そのこ」という小説家が創るのは「再生の物語」と信じて最後まで読ませていただきました。
    「理由」や「八月の母」とは違って最後まで物語と向き合う事は出来たと思います。

  • /_/ 感想 _/_/_/_/_/_/ 
     
    いや〜、面白かったです。この作品の展開にとても引き込まれました。すごく重いテーマですが、ジャーナリストに興味がある若者には、ぜひ読んでほしい一冊です。

    物語では、親に恵まれなかった子どもたちが事件を引き起こします。加害者にもそうなってしまう要因があり、少なからず被害者でもある場合が多い。
    「まぁ、ほんと、そうなんでしょうね…」と、胸が痛くなる。悲しいことです。

    やらなければならないことに全力を尽くす、主人公みちるの使命感に勇気をもらえました。
    「できない」ということはない──「やるか」「やらない」だけ。私は幼いころからそう思ってきました。
    やりたいことなら、ぜひ挑んでほしい。全力を尽くして。逆に、「できない」と口にする人には、「やらないだけだろ」とツッコミたくなります。

    この本に出てくる女の子のように、「なんでそんな男と付き合うのかな〜」と、見た目で未来が予測できてしまうことがよくあります。女性には男をしっかり選んでほしいと思います。男なんて、ほとんどがダメなやつ──その現実を知っていてほしい。

    そして、作中に出てくる言葉「前向きに呪う」。
    いいですね、これ。思わず笑ってしまいました。
    私も嫌なやつがいたら、「おまえは明日から10円ハゲができる」と前向きに呪ってみたいと思います。


    /_/ あらすじ _/_/_/_/_/

    ジャーナリストの飯塚みちるは、ある殺人事件に関わることになる。
    事件現場の遺体からは、「れてありがとう。みち、る。」と書かれた不可解なメモが見つかる。

    捜査が進むにつれ、事件の関係者たちには共通して「親から愛されなかった」という過去があり、それぞれの悲しい実態が少しずつ明らかになっていく。


    /_/ 主な登場人物 _/_/_/ 
      
    飯塚みちる 29歳
    飯塚潮 うしお、兄

    堂本宗次郎 みちる彼氏、編集者
    井口雄久  40歳くらい、近所のお兄さん

    伊能芹香 記者
    伊東美散 みちる同級生、美人

    吉屋スミ 殺されたお婆さん
    菅野茂美 21歳、2人目の殺人、乃愛のあ
    菅野知依 兄嫁

    長野かるた ひなぎく荘オーナー、80歳ぐらい
    家原崇 タカハラ、イケメン、吉澤昴似、悪か

    • かなさん
      おはようございます。
      前向きに呪うって(;・∀・)
      私も前向きに呪うことを実践したいと思います♪
      おはようございます。
      前向きに呪うって(;・∀・)
      私も前向きに呪うことを実践したいと思います♪
      2025/08/15
    • Manideさん
      かなさん、こんばんは〜

      なかなか読み応えのある本でした。
      少しの笑いもあって、よかったです(^^)
      かなさん、こんばんは〜

      なかなか読み応えのある本でした。
      少しの笑いもあって、よかったです(^^)
      2025/08/16
  • 後出しじゃんけんの立場を最大限に活かして、カバーについてひとつ上の考察をしよう
    かっこいい!だけでは終わらんのよ
    さすが師匠と思うがよい

    カバーのすんばらしい写真は石川賢治さんの手によるもの

    石川さんは月明かりのみを用いて撮影する「月光写真」を撮り続けている月光写真家とのことで、写真は写真集『月光浴』に収められたもの

    月光に照らされた小さな花の幻想的な一枚だ

    作中「アマリリスの会」という小学生の女の子たちの集まりについての思い出が語られる
    音楽コンクールで童謡『アマリリス』の練習の後に集まった女の子たちが気ままにおしゃべりをする会、アマリリスの花言葉がまさに「おしゃべり」であることからその名が定着したという

    心を蝕まれる事件の中で再会した同級生のふたり
    ひとりはその会を覚えていなかったが、ひとりはその会に救いを見出していた

    童謡『アマリリス』の歌詞はこうだ

    みんなで聞こう
    楽しいオルゴールを
    ラリラリラリラ
    しらべはアマリリス

    月の光 花園を
    青く照らして ああ
    夢をみている 花々の眠りよ

    フランス土産
    やさしいその音色は
    ラリラリラリラ
    しらべはアマリリス

    つまり、表紙に使われている写真は、この謡に歌われるアマリリスともいえる

    月の光に照らされ、おしゃべりに興じる少女たち

    誰かを救うなんておこがましい?

    ならばただおしゃべりをしようじゃないか

    ラリラリラリラ
    しらべはアマリリス















    ちなみに表紙の花はアマリリスじゃなくてジャスミン…おい!(# ゚Д゚)

    • ひまわりめろんさん
      ぐり坊

      素直か!( ゚д゚ )クワッ!!

      そして何度も何度でも言うがジャスミン茶は不味い
      ぐり坊

      素直か!( ゚д゚ )クワッ!!

      そして何度も何度でも言うがジャスミン茶は不味い
      2025/05/08
    • NSFMさん
      ひまわりめろんさん、こんにちわ。

      レビュー拝見しました。
      この作品のタイトルが何故「月」と「アマリリス」なのか?アマリリスに関しては作中何...
      ひまわりめろんさん、こんにちわ。

      レビュー拝見しました。
      この作品のタイトルが何故「月」と「アマリリス」なのか?アマリリスに関しては作中何度も出てきたので解りましたが、「月」に関しては全く読み取れなかった訳でして。

      驚きました。アマリリスの歌詞の中に答えがあるとは…
      月の光の中で女性達が奏でる音楽ということなんですね。府に落ちました。

      また表紙の件も納得です。
      花に疎いので表紙の花はアマリリスなのだと疑いもしなかったのにジャスミンだとは。調べてみたらジャスミンの花言葉は「幸せ」。作品の奥行きの深さを感じてきています。
      表紙、タイトルからミステリー噛ましているんですね。
      驚きました。解釈力が素晴らしいです。
      とても参考になりました。
      2025/05/11
    • ひまわりめろんさん
      NSさん
      こんちは!

      ねー、さすがっすね
      ただし、あくまでこれはわたくしの個人的見解なので、ぜんぜんちげーよ!と言われるかもですw
      そして...
      NSさん
      こんちは!

      ねー、さすがっすね
      ただし、あくまでこれはわたくしの個人的見解なので、ぜんぜんちげーよ!と言われるかもですw
      そしてジャスミンの花言葉は「幸せ」なんですね
      これまた深いですなー
      わたくしのレビューから、さらに広げて考察を重ねて頂けたのが、なんしか嬉しいです!(^_^)v
      2025/05/11
  • 自分の推し作家である町田さんの作品ということで本作も手に取りました。あくまで私の感想ではあるのですが、陰りのある女性を描くことの多い町田さんの作風がサスペンスというジャンルにおいては、今までよりも少し重く感じました。

    特に本作で登場するクズ男の描写がキツかったかなと思います。これまでの町田さんの作品でも、女性に暴力を振るったり、モラハラをしたりと嫌な男性が描かれてきましたが、今回のクズ男はやってることが酷すぎて目も当てられなかったです。

    本作の帯コメでリーダビリティについての言及がありましたが、確かに文章自体は読みやすいと思います。しかし、雰囲気が重過ぎて文章の綺麗さよりも読みにくさが勝ってしまったのかなと思いました。

  • 記者側の葛藤。
    チームで仕事をしてるんだから記者一人の責任ではない。それをしっかり伝えてくれる上司で良かった。週刊ツバサ、いい会社だな。

    今回も町田そのこ作品によく出てくる、生きづらい人たちが登場する。生い立ちから何からなんでそんなに不幸なの。可哀想すぎて読むのが辛くなる。おばあちゃんと3人で子守歌を歌う場面は泣けた。どん底の中のほんの少しの暖かい時間。束の間の幸せだったね。

    • fm0424さん
      初めまして。
      子守唄のシーンいいですよね!私も1番心に残りました。
      過酷な環境の中でもつながり合っている3人の心にグッと来ました。
      初めまして。
      子守唄のシーンいいですよね!私も1番心に残りました。
      過酷な環境の中でもつながり合っている3人の心にグッと来ました。
      2025/12/06
    • ムク助さん
      fm0424さん
      コメントありがとうございます。
      あの場面は本当に束の間の幸せで、他が悲しすぎるだけにあったかくて泣けましたよね。
      fm0424さん
      コメントありがとうございます。
      あの場面は本当に束の間の幸せで、他が悲しすぎるだけにあったかくて泣けましたよね。
      2025/12/06
  • 「本屋大賞作家の新境地となるサスペンス巨編」とあります

    確かにその通りだ

    本作は町田さんの新境地となる作品であることは間違いない
    だって、見てよこのジャケット
    カッコいい!
    黒地に浮かびあがるアマリリスの花
    カッコいいでしょ!

    町田作品は大好きですけど、ジャケットはイマイチの作品ばっかりだったんですよね、、、
    それが、ここに来てついに覚醒しました
    このカッコいいジャケットは間違いなく町田さんの新境地になる作品でしょ


    ん、、、?

    新境地になる作品とはそーいうことではないって、、、?

    別にいいじゃん
    ジャケット好きがそー感じたんだからいいじゃん
    ジャケ買い、ジャケ借りする人いるでしょ?
    そーいう人たちはきっとこの作品を手にするはずよ( ー`дー´)キリッ

    なんならジャケット好きのひとはアマリリス会をしましょ!
    アマリリス会って何?って思ったあなたは新境地となる『月とアマリリス』を読めば分かります( ̄ー ̄)ニヤリ

    • 1Q84O1さん
      どんぐりさん

      読了おつかれさまです!
      いつもの町田さんだったでしょw
      サスペンスになってもやっぱり町田さんは町田さんだ(≧▽≦)
      どんぐりさん

      読了おつかれさまです!
      いつもの町田さんだったでしょw
      サスペンスになってもやっぱり町田さんは町田さんだ(≧▽≦)
      2025/05/08
    • ゆーき本さん
      あれ?このレビュー見逃してたー
      わたし 石川賢治さんの「宙(ソラ)の月光浴」って写真集を図書館予約したよ〜⟡.·*.
      表紙のアマリリス、、、...
      あれ?このレビュー見逃してたー
      わたし 石川賢治さんの「宙(ソラ)の月光浴」って写真集を図書館予約したよ〜⟡.·*.
      表紙のアマリリス、、、じゃなくてジャスミン 笑
      綺麗だよね
      2025/05/15
    • 1Q84O1さん
      ゆーきさん

      いや、これはアマリリス!
      みんなひま師匠に騙されています!
      アマリリスと思い込めばジャスミンもアマリリスになるのです( ー`д...
      ゆーきさん

      いや、これはアマリリス!
      みんなひま師匠に騙されています!
      アマリリスと思い込めばジャスミンもアマリリスになるのです( ー`дー´)キリッ
      2025/05/15
  • 読み終わった後のこのモヤモヤは何でしょう?
    作者の思い入れが強すぎる為か、主人公は記者なのにあまり物事を多角的に見ていないような…。
    人生が狂ってしまったのは境遇のせい?生まれつきの性質のせい?深くは語られなかった加害者たちの背景や、答えの出ない多くの問いで胸がいっぱいになってしまいました。

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著者プロフィール

町田そのこ
一九八〇年生まれ。福岡県在住。
「カメルーンの青い魚」で、第15回「女による女のためのR-18文学賞」大賞を受賞。二〇一七年に同作を含む『夜空に泳ぐチョコレートグラミー』でデビュー。他の著作に「コンビニ兄弟―テンダネス門司港こがね村店―」シリーズ(新潮社)、『うつくしが丘の不幸の家』(東京創元社)などがある。本作で二〇二一年本屋大賞を受賞。
近著に『星を掬う』(中央公論新社)、『宙ごはん』 (小学館)、『あなたはここにいなくとも』(新潮社)。

「2023年 『52ヘルツのクジラたち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

町田そのこの作品

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