七大陸最高峰に立って

著者 : 田部井淳子

• 小学館 (1992年10月1日発売)

感想・レビュー・書評

[ツカチヨさんの感想 · 2021年8月16日]

登山家として、母として、偉業を成し遂げた彼女の自叙伝。写真も載っている。ハツラツとした女性だ。

山に懸ける情熱は果てしない。生活費を抑え、何年掛かってでもお金を貯め、夢の実現に邁進した。1960年代から始まる彼女の山人生に驚き感動する。とにかく、半端ない登山母ちゃんだったんだと思う。本には収まりきらない魅力ある風景を想像すると、人の夢見る力はバカにできないな、と改めて感じさせられた。

2016年にお亡くなりになられている。他の書籍もあるので読んでみたい。

[ichiro04さんの感想 · 2019年9月12日]

すごい女性です。山が本当に好きなんですね。
素晴らしいですね。

[Sunny Craneさんの感想 · 2009年4月12日]

エベレスト・キリマンジャロ・アコンカグア・マッキンリー・ビンソンマシフ・エルブルース・カルストン・ピラミッド・・・・

田部井さんの母親ならではの観点が私に夢と希望をくれます。

著者プロフィール

登山家。１９３９年生まれ。１９７５年、エベレスト日本女子登山隊副隊長兼登攀隊長として女性として初めて世界最高峰エベレストに登頂。１９９２年には女性初の７大陸最高峰登頂者となった。登山に関する著書多数。２０１６年逝去。

「2021年 『田部井淳子　山の単語帳』 で使われていた紹介文から引用しています。」