戯曲半神 新装版

  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (161ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093871969

作品紹介・あらすじ

結合体双生児姉妹の運命を超えた純真無垢な愛の絆。永遠のいのちの復活。萩尾望都話題の異色作を野田秀樹が演出。臨場感で迫る豊富な舞台写真、完全収録の舞台脚本、異才、初顔合わせの舞台劇をここに華ばなしく再演。野田演劇へ萩尾望都の熱きメッセージ。内容充実のヴィジュアル・ブック。

感想・レビュー・書評

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  • 夢の遊眠社での舞台がよすぎてよすぎて
    演劇部辞めたものの台本読みたくて読みたくて

    野田秀樹は天才だ

  • 高校生の時、演劇部で上演しました。
    誰からも愛されない子・シュラと誰からも愛される子・マリア、シャムの双生児は離れられない運命。
    でもそこに数学者がやってきて、二人を切り離す手術を行うという。

    そして残された2分の1は霧笛の音を聞きながら何を思うだろう。

  • 多磨美の公演をみて、読みたくなった。
    raight eye と同じく劇中劇の形をとっている。言葉遊びが素敵。

  • あまりに社会科系の本が多いので、演劇なんてどうでしょうか。

    ~ストーリー~(OHPより)
    醜いが高い知能をもつ姉シュラと、美しいが頭が弱い妹マリア。ふたりは、半身を共有しながら、時に反発し、時に依存しあいながら存在してきた。

    しかし、負担の大きさから双方ともに衰弱し、十歳を目前にして死の危険に直面する。救う方法はひとつ。分離手術によって、どちらか片方を生き延びさせる方法だけだった。手術の成功で生き残ったのは、シュラなのか、マリアなのか・・・



    得意の言葉遊びを駆使して、萩尾望都原作漫画のテーマをより深淵に書き出した名作。エディンバラ国際演劇祭出品。
    もう何度見たかわからない。でも、何度でも見たい作品。
    いまは某動画サイトで見れちゃうみたいですね。。

  • シャムの双子は第九を越えられない運命……どこからきて、どこへいくのか。
    深い内容と言葉遊びの数々。
    高校生の時に出会い、大きな衝撃を与えられた戯曲。

  • 戯曲後の対談を読みま
    芝居のアンケートに萩尾望都の名でさいんをするあたり浮世離れしているな〜

  • 萩尾望都原作の「半神」を、野田秀樹が脚本化した作品。

    原作とは異なる設定、ストーリーが楽しめる。
    この舞台観たかったなぁ。

  • ト書きまで綺麗です。
    野田秀樹最強。
    原作もすばらしいのだと思いますが、まだ読んでないんです。
    末尾の対談の中で、萩尾さんが、「野田さんが素敵に膨らましてくれた」とおっしゃってます。

  • ・Herz[ヘルツ](英:heart)
     ?心臓
      ein Kind unter dem 〜en tragen 子供を宿している
     ?(感情・勇気・決断などをつかさどる場としての)心,魂,心情
     ?(呼びかけで)愛する人,いとしい人
     ?中心,心臓部
     ?ハート形のもの
     ?【トランプ】(a)(無冠詞;単数で)ハート;(複数)ハートの札
            (b)(複数)切り札がハートのゲーム

  • 野田秀樹の作品はト書きさえも美しいと思う。

    この作品はすごく神話の要素も含まれていて、
    奥が深いです。

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著者プロフィール

漫画家。1976年『ポーの一族』『11人いる!』で小学館漫画賞、2006年『バルバラ異界』で日本SF大賞、2012年に少女漫画家として初の紫綬褒章、2017年朝日賞など受賞歴多数。

「2022年 『百億の昼と千億の夜 完全版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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