家族の闇をさぐる―現代の親子関係

著者 :
  • 小学館
4.00
  • (4)
  • (3)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 20
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093872478

作品紹介・あらすじ

幼児虐待、家庭内暴力、ドメスティック・バイオレンスなどの温床となった健全家族に隠された危うさとは…。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 子どものいない自分には関係のない「家族」の話かと思いきや、
    自分を形作った家族(親、祖父母等)についての話がほとんど。
    読みごたえのある本。
    先生の家父長制度に対する問題提起は常々思っていたことで大賛成。
    ・喜びの少ない妻の役割を演じる仕事依存者
    ・何をしても寂しい→人に奉仕しないと不安
    ・どうしようもない男をいつまでも「夫」の位置に置いていることが、家族の闇を拡大させている最大の要因

  • ”家族”という定義から、母親や父親の役割、子供との関係、起こってしまう問題とその原因、そして解決へのアプローチまで、とても興味深く、そしてとても読みやすく解説されています。

    家族制度に疑問を持ったことは今までありませんでしたが、生物学的にそれが必要だということ、そしてそこから家父長制度が始まったことなど、とても興味深く、(私は女性なので)女性として生まれただけで社会的役割を背負わされていて、それが原因で苦しんだり、またその苦しみが原因で子供との関係が健全にいかなかったりという悪循環を切る為に、将来母親となるだろう女性、そして将来父親になる若い世代の人たちにもっと読まれるべき本だと思います。

  • ぞっとした。自分の病がよくわかる。

  • 親子の関係性の病理が広がっていく、伝わっていく様子がよくわかる。

    簡単に触れてはいるが、拒食・過食等にもふれている。家族関係に悩む人がいれば、一度は読んだ本が良い本。

  •  市役所の一角に、無料貸出の小さい書架があり、書類交付の待合中、時間つぶしにそこら、うろうろしていたオットから、「無料で借りられるぞ」と教えられ、手に取った本。以前から気になっていた著者ではあったが、この日、ようやく「本に呼ばれた」。

     ナメ読んだ。この本含め、何冊かいっぺんに、購入した。
     
     もつれっぱなしで、ぐちゃぐちゃしたものが、ほぐれるかんじ。親子関係って、もみくちゃにしてはシワをひろげる、の繰り返しかも。おいそれ捨てられない。再発行も、きかないし。
     
     

全5件中 1 - 5件を表示

斎藤学の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

ツイートする