育てたように子は育つ

著者 :
  • 小学館
4.05
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本棚登録 : 156
レビュー : 20
  • Amazon.co.jp ・本 (111ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093872713

作品紹介・あらすじ

読む人の心を癒す、相田みつをのわかりやすい子育ての言葉の花束。

『にんげんだもの』という書画集を昭和59(1984)年に刊行して以来、『一生感動 一生青春』『雨の日には…』『しあわせはいつも』などのロングセラーを生んだ相田みつを氏。平成3(1991)年、享年67歳で急逝した。彼の残した多くのことばは、今もなお多くの人に生きる勇気と希望をあたえ、とくに女性層には年齢を問わず幅広く読まれ続けている。 その相田氏の書画のことばを、児童臨床心理学の立場から《心のくすり》として、医療福祉の治療に役立てている先生がおられる。川崎医療福祉大学の佐々木正美氏である。 本企画はとくに、子育て中の若い父親や母親の心の糧となるような「親と子のためのことばの本」として立案された。相田氏が残した多くのことばの中から、佐々木先生が実践者の立場で20篇を精選し、それらのことばの持つ力についての短いエッセイと、それに関わる実際の臨床例を結びつける形で編集されている。 そして巻末には、相田みつを氏のご子息で相田みつを美術館館長の相田一人氏と佐々木先生との解説対談を収録する。相田氏のことばは他の出版社からも数点刊行されているが、それらのことばの主題の一つ《親と子》の観点でまとめられる最初の本である。

感想・レビュー・書評

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  • 山村裕子先生 おすすめ
    18【専門】370.4-A

    ★ブックリストのコメント
    相田みつをさんのいのちの詩に、児童精神臨床の思索が重ね合わせられ、現代人の心の課題への多くのメッセージを得られます。この本を通して、「出逢いが人間を変えていく」体験を、皆さんもできますように。

  • 題名もそうであるが素晴らしい言葉が並べられている。
    信じること。待つこと…難しいことだが実践する。

  • 相田みつおの作品を題材とした精神科医佐々木正美氏の子育てに関するエッセー

    「育てたように,子は育つ」

    どの視点からこの言葉をかみしめるかが大事.厳しい言葉だね,

  • 【2015/3/19】
    紹介者:林さん
    レビュー:米山

    子供が言うこと聞かない
    子供の成長が心配
    子供をどう育てればいいかわからない

    そんな、現場を経験した人、している人、していく人に、とてもおすすめな一冊。

    あなたの教育の姿勢は、子供にどんな影響を与えているだろうか?

  • 子育てに迷って、佐々木正美氏の「抱きしめよう、わが子のぜんぶ」を読み、人生に迷って、相田みつを氏の「生きていてよかった」を読んだばかり。「育てたように子は育つ」という、相田みつを氏の優しい字体で書かれた、ごく当たり前のストレートな言葉の書かれた表紙に心奪われ、手にとった一冊。読み始めてから、佐々木正美氏による解説がついている!と感動‼ 運命すら感じました。

    欠点まるがかえで信じてそのまま、少し遠くから見ながら、待つ、ということ。いのちのバトンを受けた、自分のいのちを大切にすること。

    今の私に特に響いた詩は、努力に関する「いいですか」と、肥料のように生きることを書いた「自己顕示」。

    これからも、たまに手にとって、心を浄化していきたい本です。

  • この本は、相田みつをの記念館?に行ったりとしていたころに購入。H12,6,5の日付あり
    詩を楽しむことと、教えることについて考える一つとして…。どうやって保育のことなどを伝えるか、詩を通して…など模索しているときの一冊です。

  • この方の描く詩が好きで、冬に東京行った時も「相田みつを美術館」に足を伸ばしました。
    しみじみと良い。
    ピカソと同じで、若い頃は写実的(?)なものを書いていたようで。その頃の相田みつをの字は、恐ろしく綺麗。完璧なお手本となる文字。
    伝統的な文字の書き手として、将来も嘱望されていたのに、それをわざわざ崩していった所に魅力を感じます。どれだけ周囲から反対されたか知れませんが。

    美術館で私のツボに入ったのは、↓の二点の詩です。

    「せともの」
    せとものとせとものと  ぶつかりっこすると  すぐこわれちゃう
    どっちか やわらかければ  だいじょうぶ
    やわらかい こころを  もちましょう

    そういう わたしは
    いつも せともの


    「みんなほんもの」

    トマトがねえ トマトのままでいれば ほんものなんだよ
    トマトをメロンにみせようとするから にせものになるんだよ
    みんなそれぞれに ほんものなのに
    骨を折って にせものになりたがる

  • 相田みつをさんの残した言葉を、佐々木正美という医者が噛み砕いたもの。現代の世界に何が必要かを教えてくれる、あたたかいお話です。

  • 親を見たら子どもがわかる・・・とか

    親の顔がみたい・・・とか

    そういう言葉って
    親にとっても子どもにとっても
    あまりいい場面で使われることはないので
    好きな言葉ではないんだけれど・・・

    育てたように子は育つ

    親である身にとっては
    ズキン!と くる言葉

    子どもに愛情を持って接したり
    許したりすることが出来る親であるためには
    何が必要か・・・と考えると

    やっぱり、自分自身が幸せであることが
    何よりも前提にあるのかもしれない。

    ・・・そんなことを思った一冊でした


    おしっこにうんち
    着替えに歯磨き

    ・・・すべてに手のかかる時期は何とか乗り越えたけれど
    それでもまだまだ悩み多き子育て・・・

    でも、この想いは
    子どもが幾つになっても
    永遠に変わることはないのかも


    子どもの行動が
    あまりにも自分に似すぎていて
    ドキッ! とすることが
    たまにあります・・・

  • 道 みつを 長い人生にはなあ、どんなに避けようとしても、どうしても通らなければならぬ道、というものがあるんだな。そんなときはその道を、だまって歩くことだな。愚痴や弱音は吐かないでな。黙って歩くんだよ。ただ黙って。涙なんか見せちゃダメだぜ。そしてなあその時なんだよ、人間としてのいのちの、根がふかくなるのは。

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著者プロフィール

佐々木 正美(ささき まさみ)
1935年8月25日 - 2017年6月28日
群馬県前橋市生まれの児童精神科医で、専門は児童青年精神医学。川崎医療福祉大学特任教授、ノースカロライナ大学医学部精神科非常勤教授。
新潟大学医学部を卒業後、ブリティッシュ・コロンビア大学、小児療育相談センターなどを歴任。自閉症治療教育プログラム「TEACCH」を米国から日本に紹介し、研究を続けてきた。
代表作に『子どもへのまなざし』シリーズがある。主な受賞歴として、糸賀一雄記念賞、保健文化賞、朝日社会福祉賞、エリック・ショプラー生涯業績賞などを受賞。

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