- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093873888
感想・レビュー・書評
-
感染爆発の方かと思っていたら、ちょっと違ってました。
主人公の旦那さんが何かの事件に巻き込まれているみたいで……。それを知るために主人公が動きます。
いや、そっち?と思いながら読みました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
臓器移植。
う〜ん…。
-
ウイルス研究者・葉月の身近で起きた幼児誘拐殺人事件。しかし、そのむごたらしい出来事は、さらに大きな事件への序章に過ぎなかったのである。医学者は人を救うために何をすべきか――魂心の医学サスペンス!!
妻子を捨ててまで自分を選んでくれたはずなのに――。東都大学感染症研究所でウイルスの研究に取り組む仲沢葉月は、外科医として華々しい経歴を持つ夫・啓介とのすれ違い続きの結婚生活に陰鬱な日々を送っていた。そんなある日の深夜、啓介の携帯電話に、女からの呼び出しらしい連絡が入る。慌てて出かけていく啓介の背中を見送りながら絶望感に包まれた葉月のもとに、また一本の電話が入る。「あの人の子供が誘拐された」彼の前妻からだった。事件は、幼子が殺されるという最悪の結末となった。が、しかし、それはさらに大きな事件への序章に過ぎなかったのである。
第一回小学館文庫小説賞受賞作、気鋭の医学ジャーナリストが描く、新たなサスペンスの登場!! -
4093873887 249p 2002・8・1 初版1刷
-
豚の心臓。
葉月は感染してないのかが、最後まで分からないまま。 -
心臓移植を受けた子供が次々と殺される。異種移植への疑惑が取り沙汰される中、真実を追求していく医療サスペンス。医療の在り方、命への取り組み方の是非が問われます。
-
おもしろい!一気に読めた。ミステリーとしては、シンプルで、わかりやすい。
-
医者+作家って結構多い気がします。
心底羨ましい。
なかなか面白い作品でした。 -
大まかに言えば、ただの幼児誘拐事件からその裏に移植問題を絡めてタイトルへとつながっていく話です。詳しく書いちゃ面白くないのでやめておきます。
欲を言えば最後はあまりにあっさり終わってしまったので、あともう一息読みたい感じがしました。…が、医療ミステリーとしては十分面白いです。 -
3日くらいかけるつもりが止まらず一気読み。
感情描写どうとかって書評ついてるけど
医学用語満載な中じゃこのくらいあっさりのが読み易いと。 -
残念賞。
図書館に本借りに行けず、適当に本屋で選んだ一冊でしたが内容が薄っぺらい。
中途半端な知識で書いちゃった感があって、読んでても専門用語で意味わからないくらい圧倒されたいMなあたしには物足りないです。
ついでに言うと、主人公の性格が嫌いです。 -
2006年読了。第1回小学館文庫小説賞 受賞。
-
なかなか面白かった!医療系サスペンス
-
ま、結構読めた。臓器売買・異種移植、という医療問題に親子・夫婦問題を合わせ、てんこ盛り。
もうちょっと、シンプルな医療問題として読みたかったなー。 -
07'9'4
-
この題材を、
サスペンスに仕上げると本作。
ホラーに仕上げると小林泰三の「人獣細工」。
私はホラーの方が好みです。 -
医療関係の本なんて読んだこと無かったから少し難しく感じたけど、面白かった。
夢中になって読める本だった。
-
医学サスペンス。第一回小学館文庫小説賞受賞作品。医療に携わる話ですが、最初から引き込まれていました。
臓器移植についての話題は実際問題でもあると思います。
ドナーがいない事に啓介が嘆いた「脳死になったら判定ミスでもない限り、生き返ったりはしない。それなのにどいつもこいつも心臓や肝臓を灰にしてしまう」という言葉がすごく切なかったです。
ラストはそれとはまた違った切なさがありました。2005.05.23読了 -
病気に犯された我が子を救うか。
それとも外科医としても倫理を守るか。
子を持つ親の葛藤を織り交ぜた作品で読むうちに引き込まれます。
重いテーマですが、オモシロイ作品です。