ラインマーカーズ: The Best Of Homura Hiroshi

著者 :
  • 小学館
3.85
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本棚登録 : 869
レビュー : 112
  • Amazon.co.jp ・本 (143ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093874496

作品紹介・あらすじ

極彩色の都市を疾走する歌人、穂村弘初の自選ベスト歌集。

デビュー以来ニューウェーブ短歌の旗手として活躍し、ポップで切ない極彩色の短歌と、爆笑と共感を呼び起こすエッセイで、今や最も期待される書き手である穂村弘の、自選ベスト短歌集です。デビュー作『シンジケート』、第二歌集『ドライ ドライ アイス』、そしてタカノ綾のイラストレーションとのコラボレーションで話題を呼んだ連作歌集『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』からセレクトした230首に、歌集未収録の短歌130首、そして本書のために書き下ろした30首を収録。青春の歌、恋愛の歌、都市の歌、祈りの歌・・・。世界的アーチスト、大竹伸朗が描き下ろしたチャーミングな装丁にくるまれた、これはあなたと世界の心臓を爆破するキュートで危険な歌集です。

感想・レビュー・書評

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  • 2003年時点での「The Best of Homura Hiroshi」です。
    歌集収録作品以外にも、未収録作品、書き下ろしも入ったファンにはうれしい1冊。

    ほむらさんの歌集はエッセイとのギャップがすごく感じられます。
    エッセイだと、おどおどした自意識の強いおじさん(失礼!)なのですが、歌集になるとそんなところが微塵もないのです。
    きっとそんなギャップにくらりときちゃう女性が多いのでは・・・?

    ほむらさんの短歌は、思いもよらぬもの同士が共鳴してはじけて、鮮やかな光を撒き散らすのです。

    タイトルにちなんで、蛍光のラインマーカーで描かれた装画もすてきです。

  • 穂村弘氏のエッセイは読んだことあるけれど詩集は初。

    大半が意味がわからない
    でもそういうのに限って
    じわじわくるから不思議だ。

    「ごーふる」の序盤は好き。
    (後半はまったくついていけない)

    美しいと思える短歌もある。


    "夜のあちこちでTAXIがドアを開く飛び立つかぶと虫の真似して"


    一番好きなのはこれだ


    "こんなめにきみを会わせる人間は、ぼくのほかにはありはしないよ"


    きっと誰もが誰かを思い浮かべる歌だろう。

  • 【おはよう】
    歌人・穂村弘のとっておきの400首。
    ささいな日常も彼の手にかかれば、あらステキ。
    朝一番に心のハッピーチャージをしたいあなたへ。
    コトバノチカラを存分に感じてね。

  • よくわかんない歌がいっぱい。
    眠いときによむと余計わからん。
    けどじっと見てるとあー!ーそゆこと?みたいな歌もあった。
    装丁がかなりかわいい。


    本棚のチャームポイント黄・ピンク・青・黄緑の『ラインマーカーズ』

    面白くない気がするけど面白い気もする寝てからもっかい読もう

  • パレットの穴から出てる親指に触りたいのと風の岸辺で(p.27)

    さみしくてたまらぬ春の路上にはやきとりのたれこぼれていたり(p.69)

    外からはぜんぜんわからないでしょう こんなに舌を火傷している(p.115)

    つけものたちは生の野菜が想像もつかない世界へゆくのでしょうね(p.125)

  • 「こんなめにきみを会わせる人間は、ぼくのほかにはありはしないよ」
    以前読んだエッセイに出てきたこの歌が好きだったので、普段どんな短歌を書いているんだろうと気になって触れてみたけれど、やはり穂村さんの世界は難解で、どう読み解いていいのかわからない。その良さを味わえないのが悔しい。

  • 言葉の組み合わせがいいね。

  • 装丁が素敵。中の短歌も素敵。
    どうやったらこの言葉と言葉が頭の中でいっしょになるんだろう。



    秋になれば秋がすきよと爪先でしずかにト音記号を描く

    ジャムパンにストロー刺して吸いあった七月は熱い涙のような

  • 手紙魔まみのシリーズが好き。
    あと装丁

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著者プロフィール

穂村弘(ほむら ひろし)
1962年、北海道生まれの歌人。1990年歌集『シンジケート』でデビュー。その後、短歌のみならず、評論、エッセイ、絵本、翻訳など幅広い分野で活躍中。2008年『短歌の友人』で第19回伊藤整文学賞、『楽しい一日』で第44回短歌研究賞、2017年『鳥肌が』で第33回講談社エッセイ賞、2018年『水中翼船炎上中』で第23回若山牧水賞をそれぞれ受賞。歌集に『ドライ ドライ アイス』、『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』、『ラインマーカーズ』。その他代表作に、『本当はちがうんだ日記』『絶叫委員会』『世界音痴』『整形前夜』『蚊がいる』『短歌ください』『野良猫を尊敬した日』など著書多数。

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