- Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093875387
感想・レビュー・書評
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明日からの9連休に向け自宅でくつろぐための準備を整えたあなたは、オイルサーディンの缶を開ける。すると目の前に油まみれのアラブ風の男が現れ、願い事を言うように迫る。あなたが断るも男はしつこく追いかけてきて、なぜか男と一緒に次から次と缶に閉じ込められる羽目に。
あなたはこの悪夢からどうしたら逃れられるのか?
読者に語りかける文体に、各章の文末にいれられた様々なミニコーナが啓発本風。
肝心のストーリーは同じような展開の繰り返しで飽きてきてしまう。
結局、最後まで読んだけど、「だから?」って感じで、私には合わなかったかな。 -
何だこれ。図書館で目が合ったから借りてみたものの…。軽いおふざけ作品なんだろうけど、どこが面白いんだかわからん。著者の『面白いだろぉ?』とグイグイくるノリが私には合わんかった。悪いけどハズレでした。
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こういうの初めて読んだ!
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「あなた」に語りかけて来る文章が新鮮。
文章のテンポも良くて読みやすかった。 -
本書に仕掛けられたさまざまな「仕掛け」。「実験小説 ぬ」が好きな人には絶対お薦め! いやあ笑えた笑えた。そしてこれに登場する魔法の呪文……唱えてみたい気がします。しかも適当に。どうなるか分からないところがまた面白そうで(笑)。
と、ひたすら笑いながら読んでいたんだけど。おお、こんな目的があったとは! とラストで感服。きれいにすとんと落ちた感じ。 -
そっか...この方って元々ファンタジーノベル大賞への
応募がきっかけだったんですよね。
そういった意味では書きたい事をタップリと詰め込んだ
ファンタジー作品なんでしょうね。
遊び...後半にはほとんどオフザケになってますが、
そういう余裕の要素も楽しい一冊。
まさに今作の主人公のように連休中にゆっくりと
ダラリと読みたいですね。
ファンタジーらしいラストに不覚にも
胸がほっこりしちゃいました。 -
GWと有給で得た九連休。のんびりすごそうとしていた男の前に、缶詰から飛び出してきた自称「魔法使い」で?!
というお話なんですが。
この作者さん遊んでるんだなーって言うかんじ。
ゆるい企画小説っぽい。
展開が突拍子も無さ過ぎて笑えました。 -
「魔法使いと缶詰に」をきっかけに、あらゆる状況に巻き込まれんて行く。魔法使いは、男の望みを叶えんが為に、男は魔法使いからただ逃れんが為に、奇想天外のオチ目指して、突っ走る。作者も突っ走り気味ではあるが……。
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なんか不思議な作りです。たぶん、ゲームの選択肢的な作りなのだと思います。選べませんが。うーん、どういっていいか分からない。