- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093875455
作品紹介・あらすじ
こんなに会社の実名を出してもいいの!?「だめんず」ウォッチャーと転職12回の辛口!ファンドマネージャーが、会社のツボを突きまくり。
感想・レビュー・書評
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2024年4月6日読了。商社・証券会社・銀行と12社を渡り歩いた山崎元が、「ダメな会社とダメ男は似ている」という理論のもと、ダメ会社あるある・ダメ会社の見分け方を説く本。本書中で何度も強調されるが、どんな会社にもダメなところはあるし、ダメな部分を利用したり改善するポジションにいる人にとっては「やりがいのあるいい会社」になるわけだし、結局のところ自分の心次第、自分がこの会社にいてやりがいを感じられるか?に尽きるということか。著者の銀行・銀行員に対する視点が極めて厳しく感じるが、まあ銀行員って世間の常識からすると異常な存在ではあるよね…。会社員経験のないというくらたま氏の存在感は希薄に感じるが、「付き合ってみないとわからない」「ダメさが愛おしいこともある」「完璧・隙のない相手を愛せるとは限らない」というあたり、確かに会社と恋人は近しいものなのかもしれない。
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ピンポイント過ぎて、要点がつかみにくかった印象です。
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あくまでも銀行を飛び出して外資系企業を渡り歩いてきた著者の「個人の感想」(n=1)だけど楽しく読めた。
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どの会社もどれか当てはまる内容があるように思います。就社では無く、就職。どこでも行けるスキルを付けろ、とのメッセージ。
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読了。個人的に大好きなテーマと著者。証券マンは大脳皮質よりも筋肉および口先と肝臓が発達していて、なんでも素直に「ハイ!」と元気に言えて、失敗してもめげない人が向いている、とぶった切り。こんな超現実主義な人でさえ文章の端々から8604には一目置いてる感じが面白い。
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本棚の整理で読む
再読、ちょっと古くなったが面白い
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歯に衣着せぬ物言い
ベンチャー企業の役員は信託の「託」の字が書けないとか
住友生命、合わなかった
野村、数字は人格である
都銀、2年目が序列知って大量脱走
時価総額を見ろ
社長が男に惚れる(タニマチ)と潰れる
三つ巴の銀行
平均寿命、新聞、出版、商社、証券は短い
コンサルの顧客は経営茶坊主、陰気な成果主義
アナリストはツアコン
人事が万事、外資も大好き
ソリューションビジネス
外資のガイジン、だめ率高い
147 外資転々、雇われ日本人社長
メリル、山一、人材はいい勝負だった
外資のバック、フロント、給料に大差
ボーナスはメッセージ
2月は転職の季節
レポートラインが明確
アメリカに鞘よせする給与
稼ぐ人を大事に、他はクビ
up or out、昇進しない人間はアウト
社長の強欲が継続しないとベンチャーは潰れる
銀行は「前例を覚える」
損保は年金運用がないので、バブル崩壊の傷少ない
最強の証券マンは太い客を持っている証券マン -
転職の理由はほぼ人間関係、とかは頷けるんだが、セックス用の女社員がいる社長はだめとか、入社前に知るには大変な情報が多い気がする。山崎さんの偏見でだめと言っている情報がほとんどな印象。目次で興味がある所だけ読むと良いかも。あとくらたまは脱税の謝罪と賠償をしてから税金納めてる会社批評しる。
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赤裸々で爽快。金融系に就職を考えている大学生にも読んでもらいたいと思いました。
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表紙絵から想像できるような面白い本。これからダメ会社に就職する大学生には、気晴らしに読んでみるといいかもしれません。