小さな恋の万葉集

著者 :
  • 小学館
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093875943

感想・レビュー・書評

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  • 万葉集に載っている恋の歌がいくつかピックアップされて載っている本。
    歌の情景に合わせて写真も載っていて素敵です。
    大伴家持の歌が圧倒的に多いけど、やっぱり額田王が好き。

    君待つと あが恋おれば 我がやどの
    すだれ動かし 秋の風吹く

    ありきたりだけど、待つ女の心情を歌った歌が素敵です。

  • 万葉集を、現代の口語調に訳した本です。昔の人も恋をしてたんだなーと思うと、なんだかほっとします。
    http://www.shogakukan.co.jp/books/detail/_isbn_4093875944

  • 万葉集歌を今風に。発行年2005年なんだけど、訳した人が1960年生まれ。…正直、訳した言葉自体がふるっ!て感じもあったり。でも教科書に載ってるような訳より分かりやすいかな。情感としては本歌に勝るものはないし。爽やかな本です。

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著者プロフィール

奈良大学文学部教授。著書『万葉文化論』(ミネルヴァ書房・2019)、論文「讃酒歌十三首の示す死生観—『荘子』『列子』と分命論—」(『萬葉集研究』第36集・塙書房・2016)など。

「2019年 『万葉をヨム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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