どーすんの?私

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  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093877626

感想・レビュー・書評

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  • 好きな事があって、

    好きな場所があって、

    そこで、
    それを、
    していられるのなら
    一生幸せなんだけど…

    と、
    いう思いを封印せざるを得ないから
    日々苦しくなるのかも?と、感じた。

    (でも、稼がなきゃ生きていけないし)

    生きていくために
    大好き、を封印していたテンさんの
    ラスト。
    ついに解かれた封印が爽快だった。

    (その後のご活躍は存じ上げておりますので♪)

  • 交通機関もコンビニも何にもない田舎で、ぼーっと育った私。周囲の友達が進学や就職をする中、「将来やりたいこと」が見つからないまま高校を卒業してしまった。家にひきこもってテレビばかり見ていると、”親の目”が痛い。職業安定所へ行ってアルバイトの面接を受けてみるが、採用された「おだんご屋さん」では苦手な接客業にイライラする日々。 工場のある会社に就職してみても、お昼ごはんを女子社員で一緒に食べる集団行動や、理不尽な人間関係にどうしてもなじめない。
    「もうあんな会社行きたくない」
    「もっと楽な会社はないの?」
    「いいことが来そうな仕事ってなに?」
    自分に自信が持てなくて、人生がうまくいかないことをすべて他人や環境のせいにして逃げていた18才の頃。自分には何ができるのか、、自分はどう生きたいのか――初めて自分に向き合った時、私は”絵を描きたい”ということに気づく。
    大ベストセラー『ツレうつ』の細川貂々が、ぐるぐる悩み、遠回りしながら「やりたいこと」を見つけるまでのモラトリアム・デイズ。どう生きたいのかわからないすべての人に、一歩前へと踏み出す力をくれるコミックエッセイ!
    やりたいことが分からないまま、グループで行動したり建て前と本音を使い分ける社会人として会社の人間関係に馴染めず、流れ作業や接客業の仕事も苦手で、自分が何が出来るか、どう生きたいか、初めて自分と向き合ってやりたいことに気づくまでが、ぐるぐる悩みながら遠回りしながら、自分探しをするまでを丁寧に描いていて、一歩踏み出す力をくれるコミックエッセイです。

  • てんてんさんはちょっとマイペース(笑)そこがいいようなだめなような。。でもついつい読んでしまう。グループが苦手なところも人間関係に苦労してるところも自分とかぶってるところが多くて共感できる。また読みたい。

  • 図書館の本

    内容(「BOOK」データベースより)
    人間関係も手先も生き方も不器用で「やりたいこと」がみつからない。仕事編。

    この不器用さとってもよくわかる。
    やりたいことがみつからない。
    やりたいことがあったって仕事につながるの?の不安。。。。
    身につまされすぎず?おもしろかったです。

  • 仕事は辛いものとして我慢しててもいいことない。やりたいこと見つけるのは大事。

  • おもしろかった。誰もが経験することを再体験し、再考することができました。

  • 著者が高校卒業してから数回就活をする流れのコミックエッセイな感じです。著者の気持ちが本当に分かりすぎて、何度か泣きそうになりました。私は今でも自問自答して、探しているので2巻もあるなら読んでみたい。

  • 「ツレうつ」の著者のツレに出会うまでの18〜19歳の頃の話。
    高校を何も考えず卒業して、何も考えずバイトしたり、バイト先を1週間でやめたり、会社入ったり、そこの人間関係に翻弄されたりしてきたことを臆面も無く描いている。
    で、絵が好きだったのでホンのちょっとだけ考えて、東京の絵の専門学校に進学したという。

    こういう人だからこその「ツレうつ」なんだなってつくづく思った。

    人生って「塞翁が馬」だよな。人に言われて初めて自分が何も考えていないって来月くらい抜けていた方が余計な力が抜けて楽なのかもしれないね。

  • いやー、すごいな。
    高校で進路指導とかないのか。
    若くて、道に迷っているひとにはいいかもしれない。
    私みたいな、ほっとくとだらけてしまうタイプ(そしてもういい年である)には毒かな。

  • 高校を卒業した著者が自分の生きる道を模索する日々を描くイラストエッセイ。共感できる部分がいっぱいあって面白かった。

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著者プロフィール

細川貂々(ほそかわ・てんてん)
1969年、埼玉県生まれ。漫画家・イラストレーター。セツ・モードセミナー卒業。パートナーのうつ病を描いた『ツレがうつになりまして。』(幻冬舎)がベストセラーに。テレビドラマ化、映画化される。その他、水島広子医師との共著「それでいい。」シリーズ、今一生氏との共著『さよなら、子ども虐待』(創元社)、『凸凹あるかな? わたし、発達障害と生きてきました』(平凡社)、『がっこうのてんこちゃん』(福音館書店)、『こころってなんだろう』(講談社)、イラストを手掛けた『セルフケアの道具箱』(晶文社)などがある。現在、兵庫県宝塚市で、生きづらさを抱えた人たちが集う「生きるのヘタ会?」を主宰。

「2023年 『ココロの友だちにきいてみる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

細川貂々の作品

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