スポーツオノマトペ: なぜ一流選手は「声」を出すのか

著者 :
  • 小学館
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093877992

感想・レビュー・書評

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  • スポーツにおけるオノマトペや「声」(叫び・雄たけび等)に注目した本。
    残念ながら、研究者が書いたとは思えないくらい、お粗末な部分が目立っていました。
    モッタイナイ!

    そもそも「スポーツオノマトペ」の範囲が広すぎています。
    あれも「スポーツオノマトペ」、これも「スポーツオノマトペ」と言われてしまうと、もはや何でもアリ状態なわけですよ。
    しかも、推測が多すぎて、全然説得されないのね。

    その挙句、よくありそうな「声を出せば、力が発揮できるよ」的な論を、
    ちょっと詳しく説明しただけの本になってしまっている感が強いなあ。

    もちろん、「なるほどなあ」ってポイントもあるし、
    スポーツ以外に応用できそうなヒントも散りばめられているんだけど、うまくまとめてくれていない感じ。


    【目次】
    はじめに 「ンガー」の威力、「サー」の魔力
    第1章 スポーツは「声」をみろ!
    第2章 勝負の9割は「声」できまる
    第3章 声で「スー」的なタイミング
    第4章 世界を制する「サムライボイス」
    第5章 スポーツは「声」で伸びる
    第6章 魔法の呪文「スポーツオノマトペ」
    あとがき スポーツは「声」を出せ!
    参考資料
    付録(スポーツオノマトペ辞典)

著者プロフィール

オノマトペ研究者。博士(学術)。絵本専門士。

朝日大学教授。早稲田大学オープンカレッジ講師。スポーツ、ビジネス、料理、子育て、絵本、日常生活などで使われるさまざまなオノマトペの使用実態とその効果について多角的に研究。日々の暮らしの中でもっとオノマトペを役立ててほしいと願い、テレビ、ラジオ、講演などを通じて、その効用・利用法の普及に努めている。著書に『「脳と体の動きが一変する秘密の「かけ声」』(青春出版社)、『子どもがグングン伸びる魔法の言葉」(祥伝社)、『毎日の生活が楽しくなる「声の魔法」1巻~3巻』(くもん出版)など多数

「2022年 『心と脳がぐんぐん育つ! わくわくおんどく』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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