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Amazon.co.jp ・本 (176ページ) / ISBN・EAN: 9784093878159
作品紹介・あらすじ
育児や介護、メンタルなどの病休者など、何かしらの制約(ワケ)がある社員が、今も、そしてこの10年で、圧倒的多数派になるというデータがあります。となれば、企業も社員それぞれも、これらワケありな社員が戦力化するような「体質改善」をしていかなくてはなりません。その秘策が「ワーク・ライフバランス」。本書は業種や職種、社員の世代・属性にかかわりなく多様に対応可能な人材確保の秘策であり、企業利益になること、個人の士気を高める考え方であることを図説。すぐトライしないと手遅れになる…そのような危機感すら感じるデータは説得力があります。推進現場の人、導入を目論む管理職、経営層、そして全ビジネスパーソンに響く内容です。
感想・レビュー・書評
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”(株)ワーク・ライフバランス 小室 淑恵さん。
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T:家かえって寝るまで → 翌朝15分追加
P:WGの今後へのヒントを得て、次回情報提供する
O:次年度計画策定直前
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・ワケあり社員(=働き方に何らかの制約がある社員)が多数派になる時代
★メンタル不調の原因(p.24)
表層:仕事量・質・裁量権、職場の人間関係
深層:能力不足・パフォーマンス不足
=「業務時間内に仕事が終わらない」のは自分のせいだ → ローテにも!
・ワークライフバランスは企業にとってもコストメリットあり (退職しない)
・すでに共働き世帯数は専業主婦世帯数を上回っている(p.53)
#へー
★相手にあわせる仕事のやり方が、逆に「取引先からいつも後回しにされる」結果に… (p.100)
#かなしい悪循環
・在宅勤務
本人が出社している時より、仕事内容や進捗度が把握できた(p.110)
#これは全くの同感!パーソナリティ把握や信頼感があればよい効果あり。
★“おかげさまで帰ります戦略”(p.119)
・メンタル講座マネジメントケア編 (p.131)
#やってもいいのではないか?
・コクヨ事例
トップダウンでグループ全体に。ダイバーシティ推進委員会
「ワークライフバランス フォーラム」開催
・NTTデータ事例
人事部内にダイバーシティ推進室設置(2008/4)
社外のWGと積極的にネットワーキング。ニフティ、オプト…
・ニフティ事例
「持てる力の120%を発揮せよ」
通常業務をこなした上での個人活動が自由となる。120%ルールあり。
#3Mや google の15%ルールと対照的だが、時間外を増やすことにならないのかしら。
・その他情報源
ポスト ワークライフバランス
http://business.nifty.com/articles/balance/”詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この本の内容をどう現場に落とし込むか、ですね。
早く気がついた経営者が将来的にうまくいくってことで良いでしょうか。 -
WLBのネタが詰まっている
データの出所が載っているのもいい -
仕事と個人生活の関係を見直し、調和を取るようにすれば、社員のモチベーションが上がり
労働生産性ものびる
人を採用するためのコストは約1000万円/人
退職をしてしまえば、そのコストは損失同然、しかし、休職し、戻ってくれば
戦力とし、会社で働くことができ、会社としてのトータルコストは減らすことができる
長時間労働先進国?1、労働生産性ワースト1の現実
旧態依然とした会社→ワークライフバランスが崩れている
→、やる気が起きない、帰宅して寝るだけ
ワークライフバランスに真剣に取り組むと
→スキルアップ、定時退社、ライフスタイルの多様化への柔軟な対応 -
小室さんの本は、経営目線なのがよい。ワークライフバランスは10をいかに配分するかの問題ではない、ライフを充実させて、いかにワークに活かすかである。など、一部には、数字に酷いトリックを使っている部分もあるけれど、ダイバーシティの推進にはんたいする20のハードルに論理的に説明している本。
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テーマごとに内容がまとまっていてわかりやすかった。経営的な観点で書かれてあって良い。
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組織の歯車として時間を切り売りするのではない、仕事とプライベートのバランスの取り方の提案。
一本の人生の幹に、遊びや仕事がバランスよく絡みついている状態の方が、クリエイティブで良い仕事ができ、もちろん人生も楽しい。そういう「人」の生かし方をすることが、結果的に会社のためにもなるのだ、という考え方。
女性のための休業制度や復帰の仕組み、ではない、これからの社会にとって必要で現実的な発想だと思う。
手前みそだけれど、私の職場はこのスタンスの土台がある。恵まれてます。あとは働く者の意識次第!かも。 -
小学館から出版なのでなのか、文字が大きく、絵もふんだんに使われていて早く読めちゃいます。ワークライフバランスは女性支援ではないことを再認識しました。
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ワークライフバランスはもはや他人事ではない。仕事のやり方や組織の持ち方に対して根本的な改革が必要。10時間働く人が10人いるのではなくて、7時間勤務10人と4時間勤務が5人という、労働力をもう少し小さなセル単位で持つイメージが望ましいと思う。管理職や人事担当にぜひ読んで欲しい一冊。
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【読書メモ】
●「これからの企業は多能工化だな」と思いました。自分の担当以上の仕事を覚える必要があるため、一見、効率が悪いようにも思えますが、カミテのようにふだんから備えておくことで、突然休む事情を持つ人がいるチームも安心して継続的に仕事ができ、しかもミスが減ります。これまで日本は、仕事を細分化し属人化してこそ生産性の向上につながるという発想で来ていましたが、これは「欠員がでない」ことが前提です。
●"ワーク・ライフバランス"の本質は、この二つを均等にすることではありませんし、「ワークに何時間かけて、ライフに何時間かけるか?」という時間配分を考えることでもありません。「ワークで効率よく、成果を発揮するためには、ライフでの体験や学習が不可欠であり、お互いが相乗効果を生み出す関係である」というのが、正しい概念です。
●(メンタルな課題を抱えた社員の深層心理を探ってみると、)まったく別の要因が浮かび上がってきたのだそうです。「自分自身の能力不足・パフォーマンスの低下」でした。訴えとしては「今の職場では、実力以上の成果が求められる」「職場のレベルが自分より高い(または低い)」「今の仕事では自分のキャリアが活かされない」などになります。 →長時間労働の改善や、「適材適所」、つまり、本人の能力に適した配置換えや働き方を視野に入れるようアドバイスする。
●今の日本には2重のロスが発生している。
①働く時間内に効率を上げられていない。→生産性が低いためのロス
②能力があり意欲もある人を働かせていない。→人材を活用しないためのロス
さらに加えて新たなコストが…
退職者の穴埋めのために、新たに人材を採用しなければならない。
→女性が「産むこと」と「働くこと」に対してトライしやすい環境づくりが解決の近道!
●休業中のスキルアップは、復帰への自信につながります。メールによる上司とのコミュニケーションは、復帰に対する職場の期待を感じることで、安心感や意欲を高めます。またリアルタイムで社内情報が提供されるため、休業中であっても人事異動や制度変更から取り残されることなく、疎外感が軽減されます。さらに、ブログや掲示板に書き込まれた先輩ママたちの創意工夫が、一種の知恵袋のように蓄積され、後輩ママを大いに勇気づけるようです。
●「残業する社員のほうが高く評価される」、そんな組織の現実に気づいたとき、やりがいを失って、割り切った働き方へと変化していく。
●子どもの病気などで勤務状態が安定しないことへの対策として、病児保育を行っている託児サービスと会社が提携するという方法もあります。(特定非営利活動法人フローレンス)
●"おかげさまで帰ります戦略"…上司に声をかけられる前から周囲への感謝を表現しつつ一日の業務報告をする。(○○先輩のアドバイスのおかげで、先方を説得することができました)
※ポイントは
・今後、労働力が明らかに足りなくなる(特に管理職世代)
・ワークライフバランスを実現するのはパフォーマンスアップのため
・抜けた穴をカバーしやすい「多能工化」
・介護、産休後「復帰しやすい仕組み」「休職中のフォロー」の導入
・「多様な勤務スタイル」を認める(自宅勤務・短時間勤務)
・ライフを確保するための「帰りやすい雰囲気」「強制的な残業禁止」
・時間でなく効率性を評価することを示すための「ロールモデル」の設定
・企業内ワークグループ「ダイバーシティ推進室」の設立
・ワークワイフバンランスコンサルティングができるアドバイザーの養成 -
今わが社が必要としている情報が満載。
理論武装のためにも、手元に一冊置いておきたい。 -
これはイマイチですねー
主張したいことに無理やり理屈をつけているような気がします。
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『ワケあり社員』と言うこともあり,とても腹に収まりやすい本でした。
メンタルや介護での休職が育児休暇を超えるのはこの本に書かれているよりももっと早いと感じています。
団塊の世代と呼ばれる方々が介護される側になる前にメンタル休職が増えると思います。
今の不況で管理職と呼ばれる人のパワーハラスメントすれすれの行動が増長され,部下への圧力が激しくなっています。
ちなみに管理職は《最後の会社人間》と思っています。
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「ワーク・ライフバランス」というと、「仕事と生活のバランスを半々にするもの」ととらえる人もいますが、そうではありません。多様性という視点で考えれば、<span style="color:#FF0000">その時々の状況に応じて、ワークとライフの比重を柔軟に変えられる発想なのです</span>。
著者プロフィール
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