ミステリーとの半世紀

著者 : 佐野洋

• 小学館 (2009年2月21日発売)

感想・レビュー・書評

[「書肆玉一」さんの感想 · 2011年5月14日]

600.初、並、カバスレ、帯付。
2011．5/13．鈴鹿ベルシティBF。

[take9296さんの感想 · 2009年2月23日]

小学館のＰＲ誌「本の窓」に連載されていた回顧録？が一冊にまとまった。著者の推理作家としてのデビュー、乱歩とのかかわり、「たさつくらぶ」「推理作家協会」設立など、読みどころはいっぱい。表紙写真にも出ている奥さんのていねいな記録ノートが元になっているとは・・・。

著者プロフィール

佐野洋（さの・よう）：1928－2013　推理作家。昭和3年5月22日生まれ。昭和28年読売新聞社入社。33年「銅婚式」が「週刊朝日」と「宝石」共催の懸賞小説に入選。翌年「一本の鉛」を発表し,作家専業となる。40年「華麗なる醜聞」で日本推理作家協会賞。48年-54年日本推理作家協会理事長。「透明受胎」「轢(ひ)き逃げ」など,斬新な着想による本格推理に定評があり,平成10年第1回日本ミステリー文学大賞。21年菊池寛賞。著作はほかに「葬送曲」「推理日記」シリーズなど。平成25年4月27日死去。84歳。東京出身。東大卒。本名は丸山一郎。

「2023年 『見習い天使　完全版』 で使われていた紹介文から引用しています。」