怨霊になった天皇

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  • 小学館
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レビュー : 22
  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093878272

作品紹介・あらすじ

「史上最恐の大魔王」と恐れられた天皇がいた。ゆえに歴代天皇は民を守るため、祈りをささげてきた。怨霊になった天皇4人、皇族7人…旧皇族が語る「天皇の怨霊史」。

感想・レビュー・書評

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  • 読みました。

    「怨霊」というものを題材にした視点はよかったと思います。

    ただし、「論説」として読んでみると、明らかに稚拙な部分が目に付きます。

    ①文章の構成が変。
    同じことがあっちにもこっちにも出てきて、同じことを何度も読まされている気がする。
    もうちょっとMECE(Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive)に書いて欲しい。

    ②証明になっていない記述が多い。
    いきなり「和の文化」とか、縄文時代からどうの、とか、唐突感のある論理展開が目に付きます。

    ③明らかに間違い
    世界史には弱いと見ました(笑)。明らかに間違いなところがあるし。

    あと、平安後期の情勢を描き出す際は、仏教と末法思想の話しを検討しないと、きちんとした全体像が見えないと思います。
    これだけの題材で仏教にまったく触れないのは、ちょっとナンセンスだと思いました。

  • 日本の皇室が世界でも稀有な存在だと痛感。

  • 崇徳天皇の話目当てで読んだのだけど、ほかの天皇のエピソードも面白くて一気に読めた

  • 平成23年5月1日読了。

  • 予想以上におもしろかった!
    おもしろいと言っては崇徳天皇に呪われそうですが、「おもしろい」がいちばん適切な言葉かと。
    「興味深い」でも「趣よろし」でもいいかもしれませんが。

    崇徳天皇御陵の近所に住まう者として、昔から興味はあったのですが、どうして怨霊になったのかという詳しい経緯は知りませんでした。日本史の授業でちょろっと習った程度のことしか知りませんでした。
    御陵が近くにあると言うことで、日本史の先生が少しだけエピソードを話してくれたくらいで。(鴨川の名前の由来とか、崩御後保存のために漬かしておいた水とか)

    日本最初の皇族としての怨霊は長屋王なんでしょうか。
    天皇として最初に怨霊となったのは崇徳天皇のようですが、それ以前にも井上(いがみ)内親王とか、早良親王とか、伊予親王とかいたようです。
    早良親王は知っていましたが、長屋王とか井上内親王、伊予親王は知りませんでした。皇統って怨霊の歴史なんですね……。

    憤死した世界の歴史の人物が挙げられているのですが、その中に陸遜(三国志:呉の軍師)がいたことに驚きました。そんな最期を遂げていたとは思いませんでした。

    崇徳天皇の百年祭の前後数年は動乱の時代になるらしいです。
    戦国時代・幕末がまさにそうだったのだとか。
    第121代孝明天皇は自身の命を賭して崇徳天皇の怨念を鎮められたのだといっています。言われてみれば納得の解釈ですが、どうなんでしょうね。毒殺説が未だに払拭されていない孝明天皇の突然死ですが、この説も有りかもしれない。と思わせるに十分かと。実際、孝明天皇は六百年ぶりに崇徳天皇を京都へ奉還しようとしていましたし。(その途中で身罷られたのですが)
    孝明天皇の命をもって魂鎮めが為されたことによって(+都へ還られた)、崇徳天皇も溜飲を下げたのか、七百年式念祭は近くの小学校が全焼しただけの被害ですんだらしい。だからと言って、八百年式念祭も何事もなくとは保障できないと思いますが。

    怨霊となった天皇は崇徳天皇のほか、後鳥羽天皇(上皇・院の方が適切?)、後醍醐天皇がおられるようです。後醍醐天皇は怨霊の本領を発揮する前に徹底的に鎮魂されたようですが。

    怨霊を生むのは人間であると筆者は言っています。それには賛同します。人間は理解しがたい出来事をなにかの理由をつけて納得したいのだと思います。その理由付けに失意の内に死した人の念と言うのは都合がいいのでしょう。

    いろいろ考えさせられることもあり、納得させられるとこともある良い本でした。(自分にとっては)
    図書館で借りた本ですが、自分で買ってもいいかもとも思っています。

    ……それにしても、讃岐って、二大怨霊の神様縁の地があるなんて凄いですね。
    こんな文章書いちゃって、かなり怖いので、近いうちに天満宮と御陵にお参りに行くとします。(筆者は執筆中にパソコン4台が同時にイカレるは、プリンターも壊れるとという被害に遭われているようです)

    崇徳天皇も道真公も好きですよ。

  • 途中で放棄。
    なんかつまんない

  • 今、けっこう話題の竹田恒泰氏の本(ってあとで気づいた)。

    怨霊といえば、崇徳院。

    崇徳さんを中心に書かれています。

    まぁ聞いたことある話もあれば、天皇家ならではの話題もあり。。

    途中までは楽しく読んだけど、途中から飽きてしまったw

  • 勉強になりました。

  • 序盤にあった、執筆中著者のパソコンが壊れまくった…という行を読んで、ちょ、コワイヨ〜ヤメテヨ〜と思いながら読み進めましたが、、
    怨霊とはなにか、人の心、勝者と敗者について、現代にも通じるいろんなことを考えさせられました。
    機械や計算の世の中になろうとも、2000年以上続いた天皇の歴史こそが日本の歴史であることは変わりないわけで、信じたり祈ったりしてきた人々が歴史をつないできたことは事実なわけで、それこそが真実なのだと、計算じゃなくて信じる心が想う心が真実なのだと、のちの人にも伝え守っていきたいと心から思います。
    最後に。瀬をはやみ…は、崇徳院の歌だったのですね。なんて素敵なんだろう。

  • 時間がかかったけれど、やっと読了。
    崇徳天皇…長い間怨霊扱いされて、お気の毒…。鎮魂の儀式で今はあの世でゆっくりお休みになっておられていたらいいな、と思います。
    動乱の時代があったとはいえ、憤死だなんて、日本人ってこんなに執念深いの?と感じる部分もありました。
    「人を恨んで死んではいけない」本当にその通りだと思います。あの世に行ってまで悶々とした気持ちにはなりたくない。私はできれば穏やかに、スッキリした気持ちで人生を終えたいです。

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