女の道は一本道

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  • 小学館
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感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093878340

感想・レビュー・書評

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  • 読み終わり、『篤姫』の原作・脚本家でもある田渕久美子さんは、何て強い方なんだろうと思った。

    皆が、いよいよ大河ドラマ『篤姫』が、面白くなってきている頃、舞台裏では大変な事になっていたとは、この本を読んで初めて知った。
     田渕さんは、ドラマの脚本書きの中盤にさしかかった頃から、御主人は大腸ガンの病魔がやってきていて、痩せ始められていた。

    『大丈夫だから、きみは心配しないで書きなさい』と言われたご主人の凄さも田渕さんの睡眠も惜しんで仕事に子育て、ご主人のことと普通なら精神的にも参っちゃう。
    そして、打ち上げを待つようにして【末期の直腸がんで肺にも転移】で逝かれた。
    この方こそ『女の一本道』をつらぬかれたのでしょう。

    この本より『あるがままに生きる生き方』『キレイな女より魅力ある女』を教えられた気がしました。

  • 久々に読み応えある本でした。
    でも、大河ドラマを見てないとちょっとイメージがわかないだろうな。。。^^;

    もう一度読もっと。
    文字が大きく、行間も荒いので、サクッと読めるから。。。

  • あるがままに生きる。
    ね…!

  • ほとんどドラマを見ない私ですが、今までのNO1ドラマは「篤姫」です。篤姫の言葉に触れたくて手に取りました。運命を受け入れ、その運命を自分の意思で切り開いていく生き方が魅力的で、心に残る名台詞は、今も私の支えです。著者との必然のつながりも重なり、あのドラマができたのだとわかり納得。これからもお世話になる一冊です。

  • 図書館で借りた。
    篤姫的生き方指南。内容は薄かったけど、著者の苦労された人生、走りに走ってこられた日々に勇気をもらった。

  • 田渕さんは、とても運命的に「篤姫」と出会った。
    途中、とても大変な試練にも出会った。
    不思議と「篤姫」とリンクしているところがある。

  • 『篤姫』の脚本家、田渕久美子さんの本。
    力強い篤姫と久美子さんの生き様に吸い込まれるように読み入りました。

    ・自分の生き方のお手本を自分の外側に求めても無理。自分の外側ではなく、内側、すなわち直観こそが自分の求める道を知っている。

    ・「迷うたら、考えるのをやめなされ。考えるのではなく、感じるのです。自分を信じて、感じるがままに任せるのです。最もよき答えは、そうしたときにやってくるものです。」

    ・あるがまま

    ・「知りたいことがあらば、自分自身で確かめるのじゃ。」

    ・物事を「正しい」「正しくない」で見ている限り、本当のことは、なかなか見えてこないものです。

    ・すべてを預けない、思い通りにならない女になる。


    この本にも、人生を生きるには、自分の「ありのまま」を生きることとあります。
    「ありのまま」の自分を生きるには、まず己を知ること・・・。

    久美子さんの自己との葛藤と、子どもの愛と夫の愛、そして篤姫の脚本作りに対する愛情がとても感じられる本です

  • 読了 2009年 6月 (借:大村市民図書館)

  • 何度も読み返したい。考え方の目標。

  • 「女の道は一本道にございます。さだめに背き、引き返すは恥にございます」「一方聞いて沙汰するな」「直観力」「考えるのではなく感じる」「自分との対話」
    共感できる部分が多く一気に読んだ。『篤姫』は見ていなかったが再放送があれば見たいと思った。2009/4

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著者プロフィール

島根県生まれ。脚本家・作家。脚本は、NHK連続テレビ小説『さくら』(橋田壽賀子賞)、『冬の運動会』(放送文化基金賞・テレビドラマ番組賞)、NHK大河ドラマ『篤姫』、『江~姫たちの戦国~』など。小説は、『江』上下巻(NHK出版)、『美女と男子』(NHK出版)、『おね』上下巻(NHK出版)。

「2022年 『ヘルンとセツ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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