「ほめない子育て」で子どもは伸びる

著者 : 岸英光
  • 小学館 (2010年11月9日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093881586

「ほめない子育て」で子どもは伸びるの感想・レビュー・書評

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  • 著者:コーチング専門家

    ほめる=評価すること、相手が主語になる声かけ
    ・愛情をエサにすることはおどし、コントロール
    ・偏差値、点数、「いい」「えらい」はバーチャルの評価、現実感を得られない
    認める=現実を認めること、自分が主語になり、気持ちを述べること

    「意図的メッセージ」
    ①意図(親がしたいこと、子どもにしてほしいこと)
    ②起こったことや、おこなった行動
    ③その影響
    ④ほんとうの気持ち(助かった/有難い/嬉しい/誇らしい/安心したなど、悪いことも同様)

    「バイタリティのサイクル」を大切にする
    ①自発的意図(自分から何かをしたいと思うこと)
    ②作戦(戦略・戦術)
    ③決断
    ④行動
    ⑤成功
    ⑥失敗

    ・喜怒哀楽のうち、「喜び」と「哀しみ」の感情が人間らしい感情。生き生きと表現できるように。
    ・叱るとき、「なんでこんなことをしたの?」という詰問をすると「○○のせい」という理由を探し続け、責任感がなくなりかねない。

    感想:自分の考えと近く理解しやすかったが、毎度意図的メッセージを使うのは大変だなあと笑 子どもに心から伝わるように・子どもが素直に受け止めることができるようにということを強く意識しながら使わなくては。うまく伝わらない場合や多用しすぎるとうざいかも。重要なときは意図的メッセージで、それ以外のときはハグしながら「すごいじゃん!えらいじゃん!」と一緒に笑いあえる関係もアリかなあと思う。自分の意図的メッセージを一方的に伝えるだけでは相手をコントロールすることになりかねないので、同じ事象に関して子どもの考えを聴き、親と別の考え方・感じ方でいいんだよと伝えるところまでしてはじめて「認める」ことになるかと。結局意図的メッセージもうまく伝わる良好な人間関係の上に成り立つものだと思う。

  • 生きる力を削ぐ「結果の褒め育て」は止めて、個人がイキイキと輝く「自主的な選択の認め育て」を推奨する。褒めるのことを是としてる人にはかなり衝撃的な内容だが、そういう人ほど読み終えた時の腑落ち感は大きいだろうな。子育てだけでなく、日々の人とのコミュニケーションの取り方にも大変役立つ一冊。

    ●「○○が出来て凄いじゃない!」という褒めメッセージの裏には「○○が出来なければ認めない」という文脈があることに気付いているでしょうか。

    ●褒め育てるとは、親にとってはとても便利な手法。なぜならば幼い子供たちに「頑張らないと褒めてやらないぜ、いい子でいないと認めないぜ」と脅迫することで、親にとって育てやすい子供になるから。

    ●子供たちもそんな親の意図を驚くほど見透かしているが、それでも、親に褒められたくて頑張ろうとする。そんな頑張りを親はまた「○○を頑張っていて偉いわ―!」と褒める。更に子供は頑張る。そしていつか「褒められない自分に価値は無い」と洗脳される。

    ●その結果、頑張る動機が「褒められたい」というものになってしまう。こうなると、生きる上で非常に大切な「自主的な欲求」は全く育たず、欲求の源泉を「他人からの承認」に求めてしまうようになる。

    ●しかし、褒めてもらえる時代はそう長くない。社会に出たら褒められることなんてほとんどない。そうなると、褒められることでモチベーションを保ってきた若者たちはどうなるだろうか?直ぐに心が折れてしまう。褒めてくれない認めてくれないと拗ねてしまう。拗ねるとは幼い手と書くが、幼少の頃から精神的に成長が出来ていないということ。

    ●そんな若者を見て、今どきの若者は・・・っと思いつつも、しょうがないからまた褒めて動かすとする。。。。これ、まさに、ホメデフレスパイラル。

    ●そうならないように、気付いた人から、褒めて育てることをやめましょう!結果を褒めるのではなく、そこにいたる「自分で選んだ過程や思考」をしっかりと聞き出してあげ、そのことを「私は認めます!」というメッセージを送ること。自分で考えることが大事なんだということを積み上げることで、自主的な欲求を持ち、その欲求に従い行動がとれるようになる。

    ●成長時代は褒めて育てても、時代そのものが伸びるもんだから成功体験を得やすかった。が、残念ながら今は停滞の時代。褒めて、おだてて、焚き付けたところで、成果が出る人のほうが少なく、ほとんどの人は壁にぶつかる。結果、褒めたり、おだてたりしたて焚き付けた人に向かって「頑張って無駄ジャン!」と逆切れし、更にモチベーションが下がったりする・・・。つまりは、人に焚き付けられてどうのこうのする時代じゃないということ。自分を動かす動力は自分の中に持たなければならない。

  • 参考になったキーワード

    今日何したの?ではなく、「今日はなんだかうれしそうだね」などと水を向け、子どもが話すのを待つ

    悪いことをした場合もIメッセージ。悪い子!ではなく、わたしは残念だったと、わたしを主語にして気持ちを伝える。
    なぜ悪いのか具体的な影響を伝えること。

    どういう人間になってほしいか、という期待を折りあるごとに話す。

    3歳まではたっぷり褒めて、大好きだよを伝えてあげる。3歳から10歳は認めることが大切。

  • 岸先生の本、2冊目☆
    子どもの、とありますが、根本は人そのもののコミュニケーションスキルの本です。

    Iメッセージの例がたくさんあるので、読むだけでもバイタリティのサイクルがぎゅんぎゅん回ります❀.(*´◡`*)❀.

  • 褒めることの弊害は分かり易い。その通りだと思う。
    Iメッセージの2ステップはパートナーと共にどこまで実行できるか、、難しそう。参考にはしたい。

  • ほめないで認める。自己肯定。昨今、子育てで言われるが、そう育てられた人が親になればいいが、そうでない人は理解できるのだろうか?負の連鎖ではないが、私はこう育てられたというのが強いと思う。そういう人には、この本で改めて考えてほしい。自己肯定ができている人は、自分の親に感謝しつつ我が子を自分がそうされたように育てればいい。いじめの原因もほめることにあるというのは、分からなかった…文字数は少ないが、しっかりした内容で、更に読みやすい、ほんとうにいい本でした。あと、子どもにはこうなってほしいという思いが大切であるという括りは、すべてに通じると思う。何事も意思が重要であるということ。人は意思に左右されるものだから。

  • 声かけをちょっと変えただけで驚くほど変わる ―
    http://www.shogakukan.co.jp/books/detail/_isbn_9784093881586 ,
    http://www.communication.ne.jp/

  • ほめすぎることに疑問を感じて手に取った本。

    私は、あなた(たち)にこんな風になってもらいたいと思っている。だからみんながこんな風に行動をしてくれて嬉しかった。さすがだなと思った。こんなみんなの先生で嬉しいし、みんなを誇りに思うよ。

    という感じかな。
    本気で言うことが大切だね。

  • ほめるという行為が,無意識に相手を評価している事に気づかされた。

    「認める」ことが,自尊感情や自己肯定感を高める事になる
    というのは大変納得できた。

  • ただほめるだけではなく、認めて、親の気持ちを伝えることが子どもにとって大事なことだということには、とても共感が持てた。我が子についても多々思い当たる節があり、全てを参考にせずとも要所要所、参考にしていきたいところ。

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