「来ちゃった」

著者 :
制作 : ほしよりこ 
  • 小学館
3.39
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本棚登録 : 341
感想 : 56
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093881739

作品紹介・あらすじ

山へ!海へ!裏へ!端っこへ!月に1回×3年間、計36+1の旅の記録。

感想・レビュー・書評

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  • 酒井順子さんの旅行記。名所めぐりでもなく、一泊に二日の道のりながら電車、バスが基本で急ぐでもなく、駅やバス停で待つ時間でさえ地元の空気を吸って楽しむ。
    せわしなく、名跡巡りに走り回るのではなく、まずは駅のベンチに座ってみるそんなゆったりと時間を過ごす・・・濃く煮詰まるような感覚、酒井順子さんの旅は、地味だけど、反面かなり贅沢な旅のくり返しです。

  • 日本の各地を 小さなスタンスで旅したエッセイ。
    旅行会社のツアーには載らないような でも だから 濃厚でゆったりした旅です。

    次は 行っちゃった⁈ かな?

  • 表紙は、こけし2体の写真で、とっても不気味キュート。この表紙だけで、内容が想像できよう。
    「女流阿房列車」に比べると、比較しようもないほど鉄度は低いが、その分、同じ旅路を楽しめそうな感じ。とはいえ、連載されていたという「プレシャス」の愛読者が同じ旅路をたどってみたいわ!と思われたかどうかは不明。
    とはいえ、毎月このような旅を思いつき、実行に移し、月刊誌に掲載するというのは、楽しいようで、なかなかのハードスケジュールっぷり。


    以下、備忘録。
    多良間島
    アイルランド:レプラコーン、Number31、Hunter's Hotel、AVOCA
    秋田 後生掛温泉
    広島 アンデルセンの本店
    長野県 ペンションきのこ、DANLO
    奄美大島(加計呂麻) ヒロアイランドスタイル
    大間 体験型民宿葵

  • <閲覧スタッフより>

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    所在記号:291.09||サカ
    資料番号:20098224

  • 愛知県半田市のミツカンと中埜酒造、懐かしいなぁ

  • 酒井さんが訪れる場所はメジャーなところもあるけど、テーマがこだわっていて興味深い。表紙は旅の途中に絵付けしたこけし。ほしよりこさんのこけしも並んでます。お互いの似顔絵として書いたのかな?ほしさんのイラストも楽しい。ひとり旅みたいに見えるけど、実際は編集者の方との三人旅。そっちのリアルな話も知ってみたいなー。今はコロナで旅に出づらいけど、いつかいろいろ行ってみたい。

  • 行き先がなかなかマニアックな所が多く、旅情を掻き立てられる本だった。一泊〜二泊が多いけども、ゆるーく土地をめぐる感じが良かった。今後の参考にしたいと思う。

  • 20180514読了

  • 2017 8/14

  • <閲覧スタッフより>
    女の旅エッセイ!!高級路線の大人向け女性誌「プレシャス」の連載をまとめたものです。じゃあハイクラスな旅なの?と思いきや、それはそれはマイナーなスポットを巡っています。北から南へ、食を求め、温泉を楽しみ、海へ山へ、はては島へ!全国津々浦々ゆる~く旅しています。イラストもゆる系。こんな旅もきっとアリです!
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    所在記号:291.09||サカ
    資料番号:20098224
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  • まえがきにもありましたが、どうしてそこに!?というような秘境並のところによく行かれています。素敵。

  • ほしさんのイラストがいい!
    臨場感があってイメージが湧いて行きたくなった。
    酒井さんの淡々とした語り口も好き。
    線路がなくなっても行き止まりじゃない!
    励まされた。

  • ニッチな旅行本。
    失礼ながら、高度な知識と男性顔負けの行動力を持つこの女性。
    なかなか結婚出来そうにないな〜、と。まあ、大きなお世話でしょうが。
    ほしさんの挿絵は最高!強気の文章とほしさんの柔らか~いイラストが絶妙なバランスで中和してた。
    旅先は主に国内時々海外。とても質の高い鉄道の旅。
    表紙のこけしの意味が一番最後のページであきらかになるのも奥ゆかしい!

  • 書評

  • 酒井さんとほしよりこさんがコラボした旅エッセイ。いわゆる観光地ではなく、電車を乗り継ぎあちこちに旅をスタイルが新鮮!最後のお二人の対談やほしさんのあとがきのイラストが気に入りました。

  • 最長の路線バスに乗りたい。

  • 酒井さんお一人で旅していたと思っていたら、あとがき読んで編集さんとほしさんも一緒だったようですね。ほしさんの絵は味があります。日本のあちこちを旅されて羨ましい…そして鉄道旅も羨ましい。お金と時間があればなー。

  • 楽しそうな旅。著者とは気が合いそう。

  • あまりメジャーではない場所をめぐる旅。派手さはなかったけれど、読み進めて行くうちに、あ、行ってみたいなあ、と思えてきました。たくさんの場所が紹介されている分、ひとつひとつの旅のエッセイはシンプル。きっともっと奥深い旅だったのでは、と思います。

  • 旅はやっぱりいいなぁと思える本。

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著者プロフィール

エッセイスト

「2023年 『ベスト・エッセイ2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

酒井順子の作品

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