ママより女: 母より妻、妻より女のフランス女より妻、妻より母の日本

  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093881807

感想・レビュー・書評

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    https://opac2.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/BB00166276

  • すごく面白かった。フランス住んでみたい。そしてその制度を日本にもぜひ取り入れてほしいと思った。斬新すぎて今の日本、議員には無理だと思うけど。結婚に囚われず、いつまでも仕事も恋も現役でいられたらきっと幸せ!でも日本で生活する自分には、子供も自分で見たいと思う気持ちもあるし、憧れだけだろうか。。
    世界平和ののために養子を世界各国からという発想も面白い。自分の子供達にも刺激になると思う。

  • 三葛館一般 367.2||TA

    先進国で、女性の社会進出が進みながらも、出生率をV字回復させたフランス。わずか40年ほど前までは、当時の日本よりも男性社会だったというから驚きです。どのように女性の権利や社会進出が認められてきたのかという話から、SEX事情や、出生率回復の社会的背景、最後はフランス人著者からの日本への提言で締めくくられています。
                                  (うめ)

    和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=60762

  • 少子化対応のヒントが提示されていて、興味深かった。
    個人主義と大きな政府、フランスは面白い国だ。
    日本は、大いに参考にすべきだ。

  • 先進国だけど、出生率の高いフランス。
    女性が働くのが当たり前で、結婚出産後も働く環境が整っていて、男性の家事育児参加率も高いという面は日本も見習いたい。
    女性が自分の性をコントロールできる権利として、ピル導入もおおいに賛成。
    ただ、事実婚が多く、結婚せずに子供を育てるカップルも多いらしい。
    自由なのはけっこう、ただ子供を育てるなら、家族をちゃんと作りたいと思ってしまうのは私だけ?
    カップルが別れて、その子供が両親の家を行ったり来たりする生活は、子供のためを思うと避けたい。
    パクスという結婚契約制度というのがフランスには存在するのだが、元々は同性カップルのためだったものが、男女のカップルにもウケているらしい。
    結婚はもはやただの経済的な契約でしかない。アムールの国のなのにそのへんは割と現実的なのね。

    さらにツッコミたい点がひとつ。
    労働時間は週35時間、残業ほとんどなし、さらに5週間のバカンスがあるフランス。
    どうしてこれでフランスが機能しているのか、筆者が言うように、フランス人が効率的だから、短時間で集中するから…というのは、フランス留学経験のある身からすると少し信じがたいのである(笑)

  • 日本とフランスの価値観の違いについて。

    どちらが良いとは言わないが、やはりアムールの国は
    日本人の私にはなかなか不思議な部分がたくさんありました。

    出生率はあがったけれど、結婚するカップルは減少していると・・・。
    事実婚が多いみたいです。

    パパとママがそろっていない事が
    子供にとってプラスとは思えないな~

    そして事実婚のよって別れることがお手軽になり
    子供ができてもすぐお別れするため
    両親の間を行き来させられる子供って
    日本人だろうとフランス人だろうと
    HAPPYでは無い気がする。

    きっと子供は仲良しのパパママの間で
    一緒に暮らすのが一番。

    結婚が大切とか、事実婚がよいとかいうより
    もっと子供の存在を大切に考えるべきだと思うな~。

    しかし、子育てのしやすい環境はうらやましい。

    毎日ノー残業DAY。
    学費無料。
    育児休暇明けも3年間は職場の地位確保。
    なにより社会がこれをよしとする価値観はいいな~

    とはいえ、本自体はよく言われている内容で
    新たな発見はありませんでした。

  • 367.235 ト 登録番号8698
    2011年度教職員推薦図書

  • 中島さおりさんの本と大体内容は一致しているけど、異なる点は日本の女性に対するメッセージ。自立して生きるには、日本女子は男性依存的、守って欲しい願望を見直さないと言う点。個人的に問題意識を持っている点だったので、改めて指摘してくれてすっきりした。中島さおりさんは日本人だけど、フランス在住、この本の著者はフランス人だけど、日本在住で現代の日本社会をもっと生で知っていることが、この視点の有無に繋がっているのだろう。日仏少子化、女性のライフスタイル、働き方のテーマ、まだまだ興味深い。

  • さっと読むには面白い。
    人生を選択する楽しさを教えてくれる。

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著者プロフィール

国際ジャーナリスト。エッセイスト。日本とフランスの懸け橋として、NHKテレビ「フランス語会話」出演のほか、新聞、雑誌への執筆、講演など各方面で活躍中。著書多数。2015年レジオン・ドヌール勲章を受章。

「2019年 『パリジェンヌはいくつになっても人生を楽しむ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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