絶望の隣は希望です!

  • 小学館
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本棚登録 : 167
レビュー : 32
  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093881975

感想・レビュー・書評

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  • 戦前、戦中、戦後をいきたやなせさんの自伝。すばらし内容でした。

    覆らない正義とは何か?ひもじい人を助けるということだ。ひもじい人をこの世からなくす。これは日本にいようがアメリカにいようがどこにいっても正しい事で絶対的だ。それ以外はかわる。83
    何をやってもうまくいかなくてそんな絶望の中からふとうまれたのが「ぼくらはみんな生きている」の歌だった。106
    山梨シルクセンターの社長と知り合い、この会社は出版なんかしたことないのにやなせさんの詩集を出版したいと。それでいきながらえた。のちのサンリオ。
    僕が食べる事にこだわるのは、命を支えるのは食べ物しかないからです 120
    あんぱんまんは大人向けのメルヘンで幼児向けではなかった。129
    人生は喜ばせごっこ198
    日本には漫画的精神がかけている。それは笑う事。人と人とつなぐのは笑顔。今日も笑顔でいこうと毎朝、鏡をみて心に号令をかけている。209
    自分はなんのためにいきてるのか?自分の楽しみは何か?長い間さがしてきたが、「人を喜ばせる事だ」とおもった。人生は「人を喜ばせごっこ」だ。僕たちが生きているのは人を喜ばすためなのです。どんな人も誰かが喜ぶ顔を見ているのが一番うれしいのです210
    今日はこんなにでいた、と、今日はこれだけしかできなかった、では大きな違い。活力をうむのは+志向。232
    朝のこない夜はない236

  • 今は辛いかもしれない。けど、生きていれば必ずいいこともあるから。そう優しく言われているような本でした。

  • 一寸先は光!

  • あきらめなければ、道は拓ける、ということを充分すぎるくらい感じることができる。でも何より僕の為に、とこの本をプレゼントしてくれた、その気持ちが嬉しい。人生、一寸先は光、恥をかきまくって生きていこー。

  • 今の世の中が、生き急ぐ人生になってしまってる(私も生き急いでいるのに気づきました)のを痛切に感じます。世間で言う、定年後の年齢から新しい人生が始まった実例を目にして、希望を感じました。
    長生きすること自体に意味がある....それを初めて感じました。

    伊能忠敬、葛飾北斎、やなせたかし...。

  • 比較的大きめの文字で、インタビューをもとに口語体で書かれているので非常にさくさくと読みやすいですが、内容はヘビーです。

    アンパンマンが顔を食べられるヒーローになった理由とやなせ先生の考える正義、子供を子供扱いしないことは実は創作者(大人)にとって逃げ場をなくすこと、満員電車でも好きだったら絶望せずに乗り続けたら席が空く、そしてカミさんとご自身の病気の話・・・生・老・病・死がカバーされている素敵な本です。

著者プロフィール

やなせたかし
1919年生まれ、高知県出身。百貨店宣伝部にグラフィックデザイナーとして勤務の後、漫画家・絵本作家として活動を始める。絵本の作品に『やさしいライオン』『チリンのすず』『あんぱんまん』(フレーベル館)など多数。2013年永眠。

「2019年 『アンパンマンと もぐりん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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