好奇心ガール、いま97歳: 現役写真家が語るしあわせな長生きのヒント
- 小学館 (2011年9月29日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093882026
感想・レビュー・書評
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2018年2月25日読了。図書館で借りた。
すでに著者の本を数冊立て続けに読んでいるので、すでに知っている内容が多々。
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はつらつとした姿に、私の人生だって、まだまだこれからなんだ、と元気になってきた。と思いつつも、何が起こるかわからないからこそワクワクするという強い好奇心と、バイタリティがあってこそなんだろう。
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本が出版された時は97歳、
現在は99歳?だという女性カメラマン・笹本恒子さんの自伝。
カメラマンに就職して、順風満帆だった人生かというとそういう訳でない。
当たり前だ。笹本さんが就職したのは、まだ太平洋戦争も終わっていない。
仕事は男性社会。
笹本さんも最初は画家を目指していたという。
特筆すべきは、表紙からもにじみ出ているが、
笹本さんの気持ちの持ちようが全く年齢を感じさせないこと!
今でも一人暮らしで、食事も全てご自分で作り、夕食にはワインを飲む。
「素敵な人生」といいたいが、当然その分苦しい思いをしたからこそだと思う。
こんな人が撮る写真、見てみたいと思いませんか?
前回レビューした「遊びの品格」でも触れていたが、
服にしろ、食べ物にしろ、自分で何が合っているか考え、繕うことで
頭の年齢(見かけも?)は若く保てるのだと思った。
そして、いつまでも恋をすること。フ、フ、フ、、
【ココメモポイント】
・夕食には一杯のワインを必ず。これが主食代わりでごはんやパンは食べません。
P.36
・撮影ではじめてお会いした人と写真を撮りながら話をしていると、その人のいろいろな面が徐々に出てきて、表情も変わってくる。私は、そういうところに写真の仕事のおもしろみを感じています。
P.37
・もう一度、よみがえった写真が、会場をにぎわしていました。
そして、写真同様にわたくし自身
も。
P.139
・学ぶのにも、仕事をするのにも、年齢は関係ありません。
P.164
・撮るほうと撮られるほうは鏡のような関係で、お互いに影響をし合うので、服ひとつもとても大事だと思っています。
P.194 -
表紙の写真をみても97歳だなんて信じられないくらい若々しい。自分の好きな事をやって人の意見にフラフラすることがなかったら、これほどイキイキとできるのかもしれない。
好奇心って必要。
人に遠慮しないで自分らしく生きたいものだ。 -
100歳も間近になってこのバイタリティーは、どこからくるのだろう‥
お肉を好み、ワインを嗜み、主食はパンという、
欧米型の食生活を続けながら、現役写真家として
健康を維持できている笹本さん。
「ソロモン流」というテレビ番組で笹本さんのお姿を拝見し、
そのセンスあるお人柄とお身体の丈夫さに圧倒された。
今最も興味のある人である。
年齢なんて考えないで自分も明るく生きていこう!
と思わせてくれる1冊です。 -
年齢に関わらず、彼女のように、素敵に暮らして行きたいなぁ
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若さとは、こういうもの。
とても素敵な笹本恒子さんの人生を振り返った本。
きっとこの本には書かれていない苦労もたくさんされてきたのだと思うけど
それを見せず、読者すらもリラックスさせ楽しませ、いい表情にさせるすばらしい写真家さん、あこがれちゃいます。 -
学べるときに学ぶこと。好奇心を捨てないこと。いくつになっても恋をする。祖母もそうだが、長生きな人はこんなところがあるんだなぁと思った。
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好奇心があると 歳のことなんかわすれてしまうぐらい 充実するもんなんだとつくづく思いました。
これからも 楽しく毎日を過ごしていただきたいな~
そして また気付かれた事を本にまとめていただきたいと思いました♪