三つ星レストランの作り方: 史上最速でミシュラン三つ星を獲得した天才シェフの物語

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 38
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093882118

作品紹介・あらすじ

開業から1年5ヶ月、史上最速でミシュラン三つ星を獲得した天才シェフ・米田肇の物語。

感想・レビュー・書評

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  • 印象的な箇所のまとめ。

    ・難しいということは不可能ではないということ。
    ・科学的に研究する。
    ・全てを自分の仕事ととらえる。全てに高い基準を持つ。
    ・完璧だと思ったらそれはもう完璧じゃない。
    ・あがき続ける。
    ・人間が作り出すあらゆるモノのクオリティは最後の最後でどれだけ努力できたかで決まる。これで完璧だと思ったところから、さらに積み重ねた努力がクオリティの差になる。この努力に終わりはない。
    ・模倣は通用しない。物真似だったら評価されない。自分の料理で勝負する。
    ・お客様のおいしいを鵜呑みにしちゃいけない。感動しましたなら喜んでいいかもしれない。お客様を感動させられなっかたら負け。
    ・三ツ星レストランの共通点を理解する。相違点は店の個性。全て重なる部分を確実に自分のものにする。
    ・自分の根源から作る。
    ・フランス料理とは何かというおそらく誰にも答えられない問題を考え続ける。革新的になればなるほどそうする必要がある。
    ・最後の晩餐では自分の料理を食べたい。そう思えるように日々料理を作っていく。

  • 米田肇という料理人が三ツ星を獲得するまでの紆余曲折は本当にドラマチック。「これで完璧だと思ったら、それはもう完璧ではない」ってストイックな世界ですね。いつか彼の料理を食べてみたいものです。

    彼のパーソナリティを形成した子供時代やご両親の姿もなかなか読み応えがあります。

  • 本書は、子供の頃の夢を叶えるため脱サラからシェフの世界へ飛び込み、37歳にしてレストランをオープン。1年5ヵ月後にはミシュラン三つ星を獲得した米田肇の半生が綴られている。一皿毎に込められたメッセージは『美味しい!』『きれい』などと言う次元ではなく、料理は繊細で芸術的である。現代料理の驚くべき美の世界がある。また著者の美しい文章表現にも心奪われるところも本書のスパイスになっている。

  • 2012年に読んだノンフィクションの中では抜群に面白かった。フランス料理のシェフとして開業からミシュラン史上最短記録の1年5ヶ月で三ツ星を獲得した日本人・米田肇。一旦メーカーに就職した後で本格的にフランス料理の修行を始めた経歴も異端ながら、他の料理人達も同様かも知れないが壮絶な日仏での修行期間の様子が何とも劇的だった。修行中の勉強ぶりや「ドアノブの温度も調節したい」(まだ実現していないが)と真剣にいうほどの徹底した追求姿勢は常人ではないものを感じて鳥肌が立つ。余談だが本の装丁も凝っていて美しい。

  • 一流の料理人になるとは?米田さんしかなし得ない、才能と凄絶な努力の半生記。いつか食べてみたい。

  • 素材はいいのに、要らぬ比喩が満載で。

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