サーファーに花粉症はいない ~現代病の一因は「ビタミンD」欠乏だった!~
- 小学館 (2012年1月26日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093882286
作品紹介・あらすじ
花粉症でお悩みの人の新バイブル!
現在、日本における花粉症(アレルギー性鼻炎)の全国推計受療患者数は約800万人います。本書は著者の医師・斎藤糧三先生が「ビタミンDの欠乏が花粉症をはじめとする現代病に大きく関わっている!」との立ち位置から、その予防と改善策を説く一冊です。本来、ビタミンDは日光浴をすることで自己生成できますが、日焼けを嫌う傾向が強い現代人には不足しているのが現状。ビタミンDは、よく知られているカルシウム代謝に欠かせないという役割以外にも、細胞分化を正常化したり免疫の発現を調整するいう極めて重要な役割があることが分かってきました。日本ではまだ認知度が低いビタミンD欠乏の実態から、補給の仕方などをわかりやすくまとめたトピックス本です。著者自身が、アレルギー持ちだった経験がありビタミンDの自己投与によって、薬物治療を凌駕する花粉症、慢性鼻炎の根本治療を見出した経験をまとめた本書は、きっと花粉症をはじめとするアレルギーにお悩みの人の一助となることでしょう。
【編集担当からのおすすめ情報】
難しい用語や専門的な話は極力さけて、誰にでもスラスラ読める一般書に仕上げました。医学書としてではなく、話題本的なBOOKとして読んでみて下さい。
感想・レビュー・書評
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ビタミン剤DとA 押し本。なるほどよし実験してみよう。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ビタミンDの有用性について。同じなら、患者さんのビタミンDの服用前と服用後の変化などをまとめたものだったらもっと面白いと思う。
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2013/06/27 追記
今読んでいる 本にも、ビタミンDの必要性が、書かれている。
⇒ NHKスペシャル病の起源〈1〉睡眠時無呼吸症 / 骨と皮膚の病 / 腰痛
2013/05/09 記
友人が花粉症で、2月頃からGWまで、春は遊んでもらえない・・・。
なんとか、治らないのかなぁ?
そう思って軽そうなタイトルのこの本を読み始めました。
中身は医師が「機能性医学」の立場から書いたしっかりしたもので、
アレルギー、花粉症の仕組みと対策
ビタミンDの働きや摂取方法
従来の考えと本書に書かれた考え方の違いなどが説明されています。
わかりやすいけれど、専門的なこともおさえてありやや難しいところもあります。
うろ覚えで間違うといけないので、手元において読み返したい本です。
ビタミンDが欠乏すると様々な症状が現れる。
摂取方法は、日光浴が一番よいが、無理ならタンニングマシン。不足分はサプリメントで補う。
この本を読むと、
従来の、日光(紫外線)は体に良くない(シミや皮膚がんのリスク)
と、日光浴でビタミンDをとって得られる効果では、
後者のほうが優れていそうです。
また、悪者にされているコレステロールですが、
体の中で重要な役割をしていることを再認識する必要があります。
タンパク質不足にならないようにすることも大事。
ということで、次のことを心がけることにしました。
週2〜3回 (お昼前後の時間帯に)15分〜20分程度、半袖半ズボンでの日光浴
食事にタンパク質を摂ろう!
参考
・ 現代人が不足するビタミンD All About
・ カゼ・インフルエンザ対策にビタミンDを
・ ビタミンD/ホルモンとして働くビタミン/
・ Google検索 → 「ビタミンD 花粉症」
コレステロールに関する研究
2004年に東海大学の大櫛陽一教授が発表した『郡山スタディ』によると、「総コレステロールが180mg/dlを下回ってくると、5年死亡率が有意に上昇する。」「薬でコレステロールを下げても、心臓血管病での死亡率は下がらない。」「心筋梗塞後の再発予防を目的とした薬の投与も有効ではない。」ということである。
つまりコレステロールはある程度以上必要であり、下げすぎることは健康にとってよくないということです。
(詳細は、100歳まで長生きできるコレステロール革命 大櫛陽一、永岡書店)
2013/03/20 予約 4/27 借りて読み始める。 5/9 読み終わる。
内容 :
本来、日光浴することで自己生成できるビタミンDには驚きのパワーが秘められている。
花粉症をはじめとする現代病とビタミンDの相互関係を、医学的見地からわかりやすく解説。
著者 :
東京生まれ。日本医科大学卒業。医師。株式会社日本機能性医学研究所所長(最高医学責任者)。
株式会社ファクトリージャパン医療顧問。日本点滴療法研究会評議委員。日本抗加齢学会会員。
著者Webサイト → 機能性医学の力を美容と健康に -
医学
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日焼けとビタミンⅮについて知りたくて読んだ。とてもよくまとまっている。著者のビタミンⅮ錠剤体験は興味深く、色々な病気についても、仮説ながら考察しているところは面白かった。
星四つ。