- Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093883719
作品紹介・あらすじ
禅の教えをヒントに、いい縁を見極める
人生の中では、さまざまな縁に出会います。
親きょうだい、学校の友人、職場や取引先、結婚相手、ご近所…。
ほとんどの縁は選んだ、というより「そうなった」としか思えません。
しかし、『心配事の9割は起こらない』の著者で、人気の禅僧・枡野俊明氏は
「縁は自分の努力や行動で動かせる」と言います。
たとえばこんなイメージを想像してみてください。地表から空までには、いろんな高さのところに縁が流れている。高いところには良い縁がたくさん流れています。低いところには悪い縁があなたを誘っている。縁は平等に流れていますが、そのどれと結ぶかは自分次第なのです。
縁はたくさん結べばいいというものではありません。
悪い縁を断ち切り、良き縁を深めていく。
本書は禅の考え方をヒントにして、いい縁を結ぶために何をすべきか導くものです。
【編集担当からのおすすめ情報】
人生は「運」ではなく「縁」で決まる!
枡野さんの教えはシンプルで実践的。いい縁をつかむための日常の行動や
心の持ち方で、これからの人生が、大げさでなく変わる気がします。
身内や仕事関係には、縁を切りたい人がいるもの。悪縁で悩んでいる方は
バッサリ切って前進できます。
感想・レビュー・書評
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善い縁をつかめるような
振る舞いを実践しようと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
さまざまな雑菌に触れながら、
子どもたちは心の免疫力を
高めていく。
その姿をじっと見守ってあげる
だけでいいのです。
(桝野俊明/住職・庭園デザイナー
『悪縁バッサリ!いい縁をつかむ極意』より)
* * *
発達障がいをもつ我が子のため、
通級や療育の先生、
放課後デイサービスの支援員の方々と
面談・相談をしていく中で、
本人が困らないように、
お友達とうまくいくように、
「手厚く支援してほしい」
と考えてしまうけれど……。
彼にとって、
うれしい経験も苦い経験も
成長の過程で必要なこと。
親としてできることは、
シンプルに子どもの日常
(食事や生活リズム)を整えること。
転ばないようにするのではなく、
「助け」を求めたときに手を出せる
距離にいながら、起き上がるのを
見守ること、が大切なんですね。
「信じて・見守る」
これは子育てだけでなく、
さまざまな人間関係において
大切な想いだと感じます。 -
「縁は誰のところにも平等に流れてきます。
良い縁も悪い縁も平等に流れてくる。
その中のどの縁を結ぶかは自分次第なのです。」
宗洞宗徳雄山建功寺住職の枡野俊明さんの本。
男女の縁だけでなく、人と人の縁、仕事の縁などの生き方のヒントを禅の教えをもとにどうすべきか、どう考えるべきかを書かれた本。
参考にしたいと思うこともあるけど…
お墓についてはやっぱり人それぞれ考え方が違うな~と。いる人、いらない人、どうでもいい人…。
私は…できれば海にまいてほしいな。 -
縁 が あれば 運 が 自然 に 導いてくれる
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様々な場面でよく口にする「縁」であるが、ついつい悪縁を引きずってしまうと悩んでいる例から、仏教用語などを使って、その悪縁の断ち切るための心構えなどについて曹洞宗のお坊さんが、説いている。
そのなかで、「縁」とは「追いかけるもの」ではなく「招き入れるもの」というフレーズが気に入った。
気に入ったフレーズ
縁を結ぶときはあいまいさが必要ですが、縁を切るときはあいまいさを持ち込んではいけない。 -
悪縁と良縁の見極めが大事!!