至高の靴職人: 関信義-手業とその継承に人生を捧げた男がいた

著者 :
  • 小学館
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093883917

感想・レビュー・書評

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  • 『関氏が凄いことは伝わるが・・・』

    ■読了時間 2時間7分
    ■この本をオススメする人
     ・日本のモノづくりに興味のある方
    ■感想
     日本最高峰の手製靴職人・関信義氏の半生を追ったノンフィクション作品です。関氏が靴に懸ける情熱や、靴づくりに秀でていることは良く伝わりますが、戦後の激動の時期で今と時代背景が違いすぎる点や、関氏自身の破天荒な性格も相まって、いま靴職人を志している方が読んでも参考になるかどうかはわかりません。

     作品としても、関氏自身の目線から書かれている箇所もあれば、第三者(筆者)からの目線で書かれている箇所もあり、目線のブレが少し気になりました。また、弟子を育てる話の次に幼少期の話といったように、時系列に書かれていないにもかかわらず、歳が明記されていないので、何歳頃のエピソードなのかわかりずらく、読んでいてイメージが湧きにくかったです。

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