池上彰の世界の見方: 15歳に語る現代世界の最前線

著者 :
  • 小学館
3.75
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本棚登録 : 136
レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093884426

作品紹介・あらすじ

池上彰が6つのテーマで世界を丸ごと解説

池上彰が選んだ6つのテーマ(地図、お金、宗教、資源、文化、情報)で、世界を大胆に丸ごと解説する本です。
世界は今、どうなっているのか? 各地で格差問題や、民族、宗教の対立が起きています。しかし、なぜそうなるのか、ニュースに出てくる国が本当はどんな国なのか、ぼんやりとした理解に留まっているのが実状です。
池上氏は、「お金」「宗教」「資源」といった具体的なテーマで「串刺し」にしてみると、今の世界がわかりやすい、と言います。この手法こそ「池上彰の世界の見方」。
「高校1年生にわかるように話すと実は大人も読みやすい」という池上氏の経験と、18歳選挙権を見据えての意義を考え、九段中等教育学校(東京都千代田区)で6時間の授業を実施。世界史でも地理でもない、現代世界を生き抜く為のスーパー授業をもとに構成しました。

【編集担当からのおすすめ情報】
海外取材へ行くたびに、現地で地図を買うのが趣味、という池上さん。集めた地図を駆使しての授業は、圧巻でした(第1章「地図」から見る世界)!
本書は、世界の国と地域を解説する「池上彰の世界の見方」シリーズの1冊目となります。
2冊目以降は「アメリカ」「中国・香港・台湾」「ドイツとEU諸国」など、国や地域別に、池上さんが独自に選ぶ6つのテーマで解説していく予定です。

感想・レビュー・書評

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  • 「池上彰の世界の見方」シリーズの導入編。
    地図、お金、宗教、資源、文化、情報の6つのテーマで世界を見ることについて、高校生の授業で解説したことを本にまとめています。

    出版年が2015年なので少し古くなってしまっていますが、いつの時代も世界情勢を見るときに上記6つの視点からっみることを覚えておくと、世界各国それぞれの思惑なども読み取りやすくなる、ということがわかりました。確かにこの6つ、どれも大事。

    国によって地図が違うのは当たり前ですが、特定の国の名勝が違っていたり、白抜きのままになった国があったりというのもそれぞれのお国事情が見えておもしろい。

    また、日本は宗教観に関してかなり異端ということもよくわかります。うっかり入国カードに「宗教:none」なんて書くと、国によってはえらいことになるというのは知っておいたほうがいいでしょうね。

    読んでいて楽しく思えたのは文化の章。日本のアニメが海外でどう放送されているかという話があります。こんなことでも文化の違いが見え隠れして興味深いです。

  • 2015年11月刊。中学3年生への授業。紙面上の池上さんは優しい。◆【引用メモ】宗教には、大きく分けてふたつの考え方があります。ひとつは、この世界をつくった唯一絶対の神様が存在するのだという、一神教。キリスト教、イスラム教、ユダヤ教は一神教です。それに対して、あらゆるものに神的なものが宿っていると考えるのが多神教です。(中略)山や川、花や木など自然界のあらゆるものに神様が宿っている。だから自然の中の神様と人間とを結ぶ場として、神社を建ててお祈りする。これが日本に古代から伝わる神道の考え方です。(p109)

  • 中学生に向けた授業の内容をまとめた本なのでとってもわかりやすかった。これくらいだとサクサク読めます。
    一般教養として大人が読んで損はないと思います。もっと深い一般教養持ちなさい、と言われるとなんも言えないけど。。。

    2016.7.25

  • 読んだことのある内容が大半だが、6つの視点でまとめられており、授業や講演会のライブ感がある。日本の自動車産業が大きく飛躍した原因の一つに、鉄腕アトム以来の、日本人のロボット観(ロボットの擬人化)があるという指摘は、なるほどと思わせるものであった。

  • 15歳向けの講義で、世界史に弱くてもわかりやすい。学校の授業で、ここの国にはなんとか教の人が多いなどと習っても、単語としてしか捉えられず、覚えられなかった。そもそも宗教とはどんなものかというのが、わからなかった。今でもはっきりと理解はしていない。何でもすべてを理解することはできず、断片をかき集めてぼんやりとわかろうとする。
    多角的な視点から世界を見ている著者には、かき集めた断片が立体的に組み上がっていて、とても楽しそうにみえる。
    著者のような知識とそれを扱う力を持ち、先をみる力にしたい。
    ここで扱われている6つのテーマも絡み合って私の生活に大きな変化を与えている。遠い別の世界の話ではなく、自分事として考えることで、世界がおもしろく見えてくるのを実感できる1冊だ。

  • 大崎Lib

  • 著者の説明は分かりやすいし、平等なんだよね

  • 池上彰が中学生に対して行った授業のまため。

    6つのテーマからの世界を紐解く。
    ・地図
    ・お金
    ・宗教
    ・資源
    ・文化
    ・情報

    中学生相手の内容という事で、私には少し物足りない。

    それにしても、池上氏は「ころんでもただじゃおきない」というか、授業や講演をしてそれを本にして、また一儲け。ってパターンが多い。
    池上氏というか、周りがそうさせているんんだろうけど。

    シェールガスの発見が、北方領土の返還に繋がる!!

  • 日本人の常識のズレを他国の常識と対比して説明していくところがとてもわかりやすい。

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著者プロフィール

池上 彰(いけがみ あきら)
1950年、長野県生まれのジャーナリスト。東京工業大学特命教授、京都造形芸術大学客員教授、名城大学教授、信州大学・愛知学院大学特任教授、特定非営利活動法人日本ニュース時事能力検定協会理事を兼任する。
慶應義塾大学経済学部卒業後、1973年から2005年までNHKで記者として勤める。以降、フリーランスのジャーナリストとして活動。ニュース番組で人気になった。2012年から2016年までは東京工業大学リベラルアーツセンター専任教授を勤め、定年退職後も学生教育に関わっている。

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