池上彰の世界の見方 アメリカ: ナンバーワンから退場か

著者 :
  • 小学館
3.74
  • (4)
  • (19)
  • (11)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 103
レビュー : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093884693

作品紹介・あらすじ

大統領選挙で揺れるアメリカを読み解く

アメリカを理解するうえで必須の基礎知識と、変化し続ける超大国の今を池上さんが6つのテーマから読み解く。
1.「ナンバーワン」から見るアメリカ──なぜ世界一の座が脅かされているのか?
2.「大統領選挙」から見るアメリカ── 誰も予測しなかったトランプ現象。投票日が「11月第一月曜日の翌日」の理由
3.「2050年問題」から見るアメリカ── 21世紀半ばに白人が過半数割れするとどうなる?
4.「人気の就職先」から見るアメリカ──日本の大学生とはまったく志向が違う!
5.「キリスト教」から見るアメリカ──政教分離とは「政治」と「教会」の分離である
6.「日米防衛協力」から見るアメリカ──なぜ安全保障関連法ができたのか?
池上さんの母校・都立大泉高校の附属中学校での特別授業をもとに構成。

【編集担当からのおすすめ情報】
この本を読むと、今までのイメージとは異なるアメリカの姿が見えてきます。
同時に、アメリカという国を深く理解するための基礎知識が、しっかり身につきます。
母校の後輩達に実施した、池上さんの気迫あふれる6時間の特別授業を、本を通して追体験してみてください。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • ・GHQは日本の労働組合づくりを推奨した。内需拡大つまり市場を求めて海外にでなくするため。
    ・GHQは女性参政権をなど民主化を導いた。自分の息子を戦場に送り出すことをなくすため。結局はアメリカは自国益のために一連の政策をすすめた。

  • アメリカって日本と密接にかかわっている国なのでよく知っているつもりでいましたが、意外とよく知らないことが多かったな~というのが読後の感想。

    最終章の「日米防衛協力から見るアメリカ」のところは太平洋戦争勃発前の関係から話をたどっていったので、ちょっと近現代史をかじっていればわかる話だったのと、「大統領選挙からみるアメリカ」は池上さんの番組で解説していたことのおさらいだったのでまぁこんな感じかなと。

    「キリスト教からみるアメリカ」は日本とアメリカの宗教観の違いがおもしろいと感じました。

    読んでいて一番楽しかったのは「人気の就職先からみるアメリカ」
    日本の学生とアメリカの学生の就職に対する意識の違いもおもしろかったのと、アメリカの学生にはこんな会社が人気なのか~という単純な好奇心が満たされて楽しかったです。

    でも確かに池上さんが言うように「就職するときは人気の会社で業績が良くても20年、30年先はわからない」というのはまさにその通りで。そう考えると「やりたい仕事」で就職先を選ぶアメリカの学生の考え方のほうが理にかなっているし、最近はだんだんとそういう流れになってきていますよね。というかフリーランス志願者が増えてきているの何とかならんか、とも思いますが。

  • 色覚異常について、その原因、対策、社会での対応などを解説する。自分は、赤緑色覚異常だが、弱、中、強の違いがあるのか。弱か中かな?ピンクのシャツを買ったり、ノートにボールペンの赤で線を引くと黒と区別がつかないことがある。

  • 2050年問題とはなるほど。その頃日本はどうなっているのか? 人気の就職先の違いも興味深かった。 歴史は浅いかもしれませんが、やはりダイナミズムを感じます。

  • 分かりやすいが、本当の意味で体感したアメリカを知りたい。アメリカのダイナミックさ、おおらかさ、寛容さ、地域社会などについてのツッコミが甘く一般論で埋め尽くされている。

  • ダヴィンチのNACKS特集で安田さんが推してた。
    授業の再録らしく池上さんが話してる口調なので、読みやすい。
    アメリカについて知らないことって多い。

  • さすが池上さん、この本は面白かった。
    中学三年生対象の授業なのだが、どの項目にも「ほう、そうだったのか?」という情報や視点が必ず入っているという池上さんならではの興味深い内容に仕上がっている。
    わかりやすさと深さはトレードオフ関係となる事が多いが、池上さんの授業は見事にバランスをとっていると思えた。
    アメリカの内情をより深く理解できる良書であると高く評価したい。

    2017年5月読了。

  • 【最終レビュー】

    図書館貸出。

    〈雑誌『ダ・ヴィンチ~16.11「TEAM NACS特集号:安田顕さんインタビュー記事・イチ押し紹介著書(舞台出演時の参照著書)」』〉

    『伝える力シリーズ』+この著書

    『池上彰のニュースそうだったのか』

    池上さんとの接点は、特にこうして、今年に入り、密接化しているかのようですが(笑)

    この著書の内容を読み進める中で、突如、頭の中に思い浮かべたのが

    〈1.5―BSフジ:新春ビッグ対談―瀬戸内寂聴さん×池上さん~日本の現在と未来を語る〉

    印象に残った箇所をポイント書きした

    [マイノート:Vol.1]を通して、お二方が対談で話していた

    [大統領選後の人々の様子・トランプ大統領の思惑の裏側・米軍基地の問題]

    これが、対談の最初のテーマでした。

    この対談の内容をより深く、究極に掘り下げながらも、シンプルに分かりやすい内容にまとめているなと思ったのが第一でした。

    +行事・人種・宗教観・教育を取り巻く環境等々…

    様々な角度から、アメリカ本来の姿そのものが見え透いているかのような、そんな印象でした。

    まさしく

    《知っているようで知らないアメリカ=外国を知ること》

    このメッセージの持つ『意味合い』をつくづく実感するのと同時に

    《『多様性(多種多様)・個性』というキーワードを通しての、日本との相違》

    今の日本もそうはなってはいるものの

    〈まだまだそこまでという『実状』〉

    改めて、思い知らされたといった印象でした。

    いろいろな分野を通しての

    未知だったアメリカの持つ空気。

    自分が思ってる所とは違う『思い込みの恐さ』

    これまた、痛々しく感じた次第でした。

    池上さんが伝える力シリーズで発信していた

    〈謙虚さと好奇心〉

    今一度、肝に銘じるようにと心得なければいけないと…

    ふと一旦、立ち止まり、こうして、この著書を通して感じ得られるものがありました。

  • 基本的なことを手軽に知るために有用である。

全15件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

池上 彰(いけがみ あきら)
1950年、長野県生まれのジャーナリスト。東京工業大学特命教授、京都造形芸術大学客員教授、名城大学教授、信州大学・愛知学院大学特任教授、特定非営利活動法人日本ニュース時事能力検定協会理事を兼任する。
慶應義塾大学経済学部卒業後、1973年から2005年までNHKで記者として勤める。以降、フリーランスのジャーナリストとして活動。ニュース番組で人気になった。2012年から2016年までは東京工業大学リベラルアーツセンター専任教授を勤め、定年退職後も学生教育に関わっている。

池上彰の世界の見方 アメリカ: ナンバーワンから退場かのその他の作品

池上彰の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
又吉 直樹
北野 武
リンダ グラット...
佐々木 圭一
有効な右矢印 無効な右矢印

池上彰の世界の見方 アメリカ: ナンバーワンから退場かを本棚に登録しているひと

ツイートする