- Amazon.co.jp ・本 (158ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093884877
作品紹介・あらすじ
東大病院元部長のいのちが最高に輝く生き方
「ひとりになると 空気が変わる ひとりになると 場が静かになる そこで気づく 自分が主役になったことに……」
「ひとりの時間はご褒美 好きなことが好きなだけできる 本当に自由 気ままな時間……」
「ひとりは100%本音の世界 無理なことを嫌なことを 演じなくてもいい 本当に快適な世界……」
東大病院での壮絶な救急医療の最前線から離れ、大好きな「ひとり」という環境で暮らし始めた著者。組織に属さないという意味で「ひとり」になったことをきかっけに、「ひとり」の意味を思索するうち、次々とシンプルな「言霊」が脳裏に浮かんだ。
無理に求めず、自分が自分らしく、あるがままでいられる状態こそ、ひとり。寂しい、怖い、そんな感情を越えた先にあるのは、心から満ち足りた、たったひとりの時間。人生を楽しむことは、ひとりでもできる。それこそが、いのちが最高に輝く生き方ではないか。
人生の主役になる、妙な不安が消える、自分のポジションが揺らがない、評価の奴隷にならない、想像力が鍛えられる、怒りで自分を見失うことがなくなる、ごはんがおいしく感じる……。ひとりを楽しめるひとは、さまざまな「特権」にも恵まれる!
【編集担当からのおすすめ情報】
職場や学校、地域、SNS上など、さまざまなコミュニティにおいて、「ひとり」になるのは怖いものです。しかし、その怖さの原因は何なのか。その集団に属することで何が得られているのか。それらをよくよく突き詰めていくと、「ひとり」が決して悪い状態ではなく、むしろポジティブな生き様であることに気づかされます。
東大病院の救急医療の最前線で長年、ひとの生死に対峙してきた矢作さんの「言霊」は、ストレートに心に訴えかけてくるものがあります。また、それらを題材に考察された自分らしく、自由気ままに生きるためのヒントは、人間関係の悩みを抱えがちな現代人にとって、実に示唆に富んだ内容となっています。
感想・レビュー・書評
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矢作先生は東大病院の総合救急診療体制の確立に尽力された方です。
日々、救急医療の携わる中でのご自分の経験、またお母様がきちんと自分を持った方であった影響もあり、人と人はちゃんと繋がっていて、起きることは意味があると説明されます。
「なぜ自分は死ななかったのか」「「天使のサイン」に気づく」が特に印象的でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
夫が図書館で借りたのですが、期待外れでつまらない、と文句を言ってました。そう言われるとそれはそれで気になって(笑)私も読んでみました。
読んでみて納得。
つまらない、というよりは夫の思考回路にはあわなかったのだろうと思いました。
夫はロジカルシンキングなのでね(笑)
なので私は、夫が言うほどつまらないとは思いませんでした。
東大病院のお医者さんの書かれた本なのですが全体として、死ぬのはこわくないよ、先立たれてもひとりじゃないよ、というメッセージが伝わり、大病を患っている人や高齢者などは特に励まされるのではないかと思います。 -
『嫌われる勇気』、『コンビニ人間』に続き「自分らしく生きよう」と背中を押してくれる本と期待して表紙をめくった。
前半を中心にそのような部分もあるが、多くはポエムや死後の世界などスピリチュアルな内容。これはこれで勇気づけられる人も多いと思うが、自分としては著者が東大教授であることからもっと論理的な内容を想像していた。残念。