いきものがたり

  • 小学館 (2016年8月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (450ページ) / ISBN・EAN: 9784093885058

作品紹介・あらすじ

「いきものがかり」の「いきものがたり」

「ありがとう」「風が吹いている」誰もが口ずさめる名曲ばかり。

国民的グループ「いきものがかり」の有名曲の多くを作詞作曲している水野良樹氏が、自分たちの出会い、グループの結成、路上ライブ、メジャーデビュー、数多のミュージシャンとの出会い、そしてその後の大成功までのプロセスを、自ら甘酸っぱく書き下ろしました。

青春成長物語と呼ぶべき自伝的ノンフィクションです。
デビュー前の初公開秘蔵写真も多数収録。

【編集担当からのおすすめ情報】
「いきものがかり」のリーダー・水野良樹氏による自伝的ノンフィクションです。なんと450ページもありますが、一言一句、水野氏本人が書き下ろした作品です。カバー、および本文中には、コンドウアキ氏の描き下ろしイラストが、多数収録されています。こちらも素敵な仕上がりになっております。ぜひ、お楽しみください。

感想・レビュー・書評

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  • 3人の中で一番地味で目立たないと思っていた水野さんが、負けん気が強く、熱い想いを持っている人だと知って驚いた。やっぱり世に出てくる人は、すごい熱量を持っているのだなと感じた。
    毎年楽しみにしている小田和正のクリスマスの約束の舞台裏を知ることができて面白かった。

  • 好きだけどなにも知らなかったいきものがかりが知れて良かった。しばらくいきものがかりに浸りたい

  • いきものがたりのファンもそうじゃない人も。
    曲に込められたら水野さんの想いや裏話、グループの絆を感じられた。

  • 家族も友人も知らないことだけど、しばしば車を運転しながらいきものがかりの歌をうたいます。
    私の中で絶対的なポジションにいるのです。

    でもこの本を予約して、こうして手に届く前に
    彼らは“放牧”してしまった。

    読みながら「このときから休業するって決めていたのかな」と思ったり
    「休業したのはこういう理由かな」と考えたり。

    彼らのヒット曲のいくつかの背景や当時の思いなど
    読んでいてうるっときたところがいくつかあります。

    「自分たちの歌に、自分たちが思いもしなかった強い感情を重ねて、涙を流して聴いてくれるひとたちがいる。
    歌が自分たちの手を離れて自分たちでは絶対にとどかない誰かの深いところに手を添えている。
    これでいいんだな。そう思った。」

    ありがとう、いきものがかり。

  • 素直に面白かった。

    「いきものがかり」の出会いや今までがよくわかる。

    いつも(感じのいい歌だなぁ~)とボーカルの女の子しか目に入っていなかったが、
    世間に通用するようなバンドは一日にしてはなれないとつくづく思った。

    ボーカルは吉岡さん、ギターは水野さんと山下さん 覚えたからね。

  • いきものがかり結成(小学1年生の「生き物係」の頃)から現在までの、いきものがかりの活動や葛藤、曲作りの時のエピソードについて、著者がTwitter連載したものを加筆・書籍化したもの。彼らは自分たちにできることを正確に知っていて、それでいて周囲の人に任せるべきことも正確に知っている。そして、そういう人たちとの出会いを引きつけ、逃さないというものへの才能も持ち合わせているんだなぁ、だから年代を問わず愛されるバンドで居続けることができるんだろうなぁと思いました。放牧から帰ってきた時に、さらに成長したいきものがかりと会えることを楽しみにしています。

  • NHK Eテレの「SWITCHインタビュー 達人達(たち)」に出演していた水野良樹の言葉の選び方や考え方が、とても印象的だったので手に取った。「いきものがかり」というグループがどのように成長し、どんなことを感じながら曲作りをしていたか、彼の繊細で静かな情熱を感じることのできるエッセイだった。

    【いちぶん】
    人間にとって、もっとも普遍的なものは「死」だ。だからポップソングは突き詰めれば「死」をテーマとすることから逃れられないと思う。恋を歌おうとも、愛を歌おうとも、はたまた哲学めいた言葉を引っ張り出して“それっぽいこと”を歌おうとも、その本質は結局のところさして変わらない。(中略)長年連れ添った夫婦が死によって別れを余儀なくされても、残された者が逝った者に対しての愛を失うわけではない。むしろ、より静かに、深く、愛したりもするだろう。「終わり」の先を、生きねばならないひとたちがいる。

  • いきものがかりのリーダー、水野良樹による、いきものがかりの物語。
    順調そうにみえるけど、やっぱり裏ではいくつもの苦難があったんだなとよく分かる本だった。いっそのこと、Greeeenみたいに映画化してもいいんじゃないだろうかと思った。
    残念なのは、本当に水野良樹の視点でしか書かれてなかったことかな。最後に他のメンバーの二人によるコメントがあると期待したのだけど。
    いろいろ夢を実現してきたとあったけど、調べてみるといまだにシングルではオリコン1位とったことがないらしい。最新シングルなんて最高位20位だったらしいし、人気が落ちてきたのかなぁ。まあ、今時オリコンCDランキングで人気の判断するのも時代遅れかもしれないけど。
    それにしても、山下穂尊という人物が謎だ。すくなくとも、いきものがかりの中では一番影が薄いよなと思うし、ヒールで踏まれて骨折した人というイメージしかないのだけど、中学のときはラグビー部で不良っぽい感じだったのだけど、人前に出ることは苦手でおとなしい性格らしい。最初のディレクターからは「山下は、いきものがかりに必要ない」とまで言われたのだとか。正直、この本を読むまでだったら自分もすごい納得できたと思う(そうなれば、「あぁ、やっぱり男二人女一人のグループは、途中で男が一人抜けるのか」と思ったと思う)。ちなみに、ある意味「いきものがかり」の名付け人はこの山下穂尊らしい(そのきっかけは、小学1年生のときの男二人の担任の先生らしいけど)。
    吉岡聖恵については、じょいふるのイメージが強いせいか、元気な女の子というイメージが強い(本には「今でこそ優等生的なイメージがついている」とあったけど)。実際そうだったそうで、年上の男二人にも普通に話していたのだとか。ところで、何気に男二人と学校が違ったということに驚いた。前に通学風景の話をテレビで知ていたから一緒の学校だと思ったら、ちょうど家と学校が逆方向ですれ違っていたらしい。
    後、吉岡聖恵の行動で驚いたのが、ミュージックステーションの初出場で、CM中に「タモリさん、パワーくださいっ!」と言って手を差し伸べたというできごと。すごい行動力。
    それと、いきものがかりとファンキーモンキーベイビーズは同期デビューだそう。2006年はいろいろな歌手がデビューした年なのだろうなと。そういえば今年の3月ぐらいにミュージックステーション見てたら、AKB48とKAT-TUNが10周年と紹介されて、その後にいきものがかりも10周年と言っていて、「今日は10周年が多いな」と思った覚えがある。
    ところで、小田和正の番組に出演するときに、楽曲のテンポが懸念にあがって小田さんが「CDの音源よりも少しだけ速めないか」と提案したそう。そういや前に小田和正のベストアルバムのテレビCMが早回しに流れていてすごく違和感があったのだけど、そういうのは気にしないタイプなのだろうか(当時のいきものがかりについては、「このままのテンポのほうがいい」と答えたそう)。
    著者の水野良樹については、クリエイターなんだなということがよく分かった。いきなり「死」について語りだしたときはちょっとビックリした(ディレクターも驚いたそうだけど)。東日本大震災についても、クリエイターとしては影響を受けざるをえないできごとだったのだろうなと。
    それにしても、スランプに陥ったと思って作った不安作が「ありがとう」というのも面白い話だなと。今のところ、一番のヒット作だろうし、何が売れるのかわからないもんなのだろうなと(朝ドラの影響が強いといったほうがいいかもしれないけど)。なお、山下穂尊も「ありがとう」については不安だと思ったそう。性格は逆とのことだけど、思いは似たようなところがあるのかも。吉岡聖恵が歌いたくないといったときも、他の子を探そうとはせずに、ふたりとも吉岡聖恵しかいないと思ったそうだし。
    それと、印象的なのが、ステージでメインで歌ったことになった日の夜に泣いたという話が印象的。一見、作り話っぽく見えなくもないぐらいキレイな話だけど、なんとなく分かる気がする。その場やすぐ後ではなく、家に帰ってから泣くというのは分からなくない(ちょっとが違うけど、昔、友人の葬式に参加したときに、同じく参加していた友人が泣いていても自分は泣かなかったのだけど、その晩家で泣いたことがある)。

  • これがツイッターを纏めたものとは。ツイッターをあまりよく知らなくてちょっとイメージと違って驚き。と、まず内容にまるで関係のない感想を持つ。
    いきものがかりさんの音楽はそこまで詳しくないのですが、なんでしょう、成功した人?アーティスト?の生活とか言葉を読むのが好きで手に取りました。
    当たり前ですが、今のようになるのは生半可なことではなかったのですね。クリスマスの約束の事や創作する事の壮絶さを知ることができて興味深かったです。同じような思いをされても日が当たる方が全てではないのでしょう。もちろん才能と努力があったからなのですが。ココが頑張り時という時にきちんと頑張ること、大切だなあと思いました。
    お母さまの思いを書かれている所にぐっときてしまいました。

  • とても臨場感をもって、いきものががりというグループが生まれ、デビューして、今に至るかを描いている。前半はとても青春。
    いい音楽を作るのには、ちゃんとこれだけの苦労がある、というのもわかる。仕事にこれだけの努力をもって向かっているだろうかと自問。

  • 天才的な人たちが、溢れるように曲を書き、軽々と歌っているようにしか見えていなかったのですが、無知で無邪気な時代があったり、こんなにも業界のお偉いさんたちに叩かれたり言われるがままに従っていたり、苦しんでいた時期もあったのだと知りました。

    仲間を守ってクビ覚悟でディレクターと決別したお話、小田和正さんとの交流、弁当屋で流れてきた「ありがとう」に隣の客が口ずさむ場面、などなどドラマティックな展開多数。
    何枚かアルバムを買ったことがある程度で熱烈なファンではないですが…注目しています。今後の末長い活躍に期待。

  • いきものがかりのメジャーデビュー後からほぼ追いかけてきた一ファンとして、当時の様子を振り返りながら一気読み進めてしまった。
    いきものがかりの、そしてソングライター水野良樹の当時の心境だったり、真実だったりが赤裸々に語られている。改めて納得できること、衝撃的なこと、様々あるけれども。なによりもリーダーよっちゃんの優しさ、メンバーや関係者、そしてファンへの愛情がギュッと凝縮された一冊であると思う。

    個人的にデビューから数年間のよっちゃんの心境と今の自分を重ねて読んでいた。熱い想いと自分を信じる心は常に持っていたいと思う。

  • よっちゃんの気持ち。
    よっちゃんの考え。

  • リーダーの水野氏によるいきものがかりの10年間(結成から言えば17年間)振り返り。当方は音楽との関わりは趣味程度のものだが、プロの最前線で活躍する方は音楽と「心から」向き合っているとしみじみ感じた。向き合うということには辛さも伴い、楽しいだけでは決して終われない。もちろん、「楽しい」という感覚を突き詰めて最高のパフォーマンスや結果を得られたら言うことはないのだが、なかなかそうもいかないだろう。
    今となっては「いきものがかり」の名前は日本国民のほとんどが知っているように思うが、長く苦しい下積み時代があったことを、3名に敬意を表する意味でもしっかり覚えておきたい。先般メジャーリーグで3,000本安打を達成したイチロー選手が自身のこれまでを「常に人に笑われてきた悔しい歴史」と表現したように、輝かしい結果の裏には折れない心と信じる気持ちと少なからず心無い言葉に傷ついた過去があったのである。それを知ることで、また自分自身も経験をすることで、「人への優しさ」の意味の解釈や表現の仕方も、また一つ深いレベルにいけるのかもしれない。

  • よっちゃん(水野良樹氏:向かって左)が
    Twitterで紡いできた物語
    その物語に少し加筆して出版されたのが本著
    全450ページで、かなり重量感あり
    (お家で読むことをおすすめします!)
    リラックマでおなじみのコンドウアキ先生が
    全編のイラストを担当されていらっしゃって、
    初のコラボが実現!
    (コンドウ先生はご家族でいきものファン!)

    読み進めていくうちに、
    大好きな方々のお名前が次々に出てくる

    電子書籍も出てるけど、ぜひ本著を
    カバーを外した時に驚きの声が漏れます

  • 僕はいきものがかりファン歴8年ほど。

    Twitterでの連載を見てたときから「文才あるな~」
    と思っていましたが、やはりまとめて読むと良い。
    10周年ライヴの前に読み切りたかったので、一気に読みました。
    いきものがかりの10年のいろんな出来事で、
    メンバーや関わった人々の想いが描かれています。
    ファン度が強いほど泣けます。
    メジャーデビューまでのお話は特に面白い。
    ユーミンや小田さんの言葉もいい。
    後半部分はちょっとクサい文章になってますが、
    まあ良いでしょう。

    聖恵やほっちにも少しで良いから書いて欲しいと思っちゃいます。

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著者プロフィール

1982年生まれ。神奈川県出身。2006年いきものがのメンバーとしてメジャーデビュー。代表曲に「ありがとう」「YELL」「じょいふる」「風が吹いている」など。国内外と問わず多数のアーティストに楽曲提供。2019年に実験的プロジェクト「HIROBA」を始動。

「2021年 『OTOGIBANASHI』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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