老いては夫を従え

著者 : 柴門ふみ
  • 小学館 (2016年12月20日発売)
3.62
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093885331

作品紹介

老いゆく日々を笑いに変える前向きエッセイ

恋愛のエキスパートとして女性向けエッセイも多い著者が、今度は自らを題材に「老い」を綴る。歳を重ねることを怖れず抗わず楽しむ術が満載の「人生の教科書」ともいえる前向きエッセイ全27編。

皮膚科では「老人性」を連呼され、老眼鏡は片時も手離せなくなり、病院の予約時間はすっかり勘違い、数々の言い間違いに物忘れ……。著者が「老い」を実感した出来事が、次から次へと、ときに毒舌を交えながら軽妙に綴られていきます。
フェイスブッックのメッセージの「管理人」の文字を「菅直人」と読み間違えたエピソードや、若いショップ店員に「ジーパン」と言っても通じず、「デニムですね」と言い換えられて衝撃を受けた話などなど、クスッと笑える話題が満載。その一方で、体調の急変で倒れ救急車で運ばれた話や、自身の乳ガン闘病記まで、考えさせられる話もぎっしり。乳がん闘病記では、告知から術後までの事象と心の動きが、時間軸を追いながら克明に綴られています。ひとつ間違えば重くなりがちなテーマながらときに笑いまで誘うのは、筆者の軽妙な筆致のなせる業。
「ああ、あるあるある」と共感したり、思わず声を出して笑ってしまったり、時にはホロッと泣けたり。
さらに、同じく著名な漫画家である夫君も頻繁に登場し、格好の題材に。共に歳を重ねたからこその絶妙な掛け合い、いつのまにか逆転した!?夫婦の力関係など、偽らざる夫婦関係も垣間見えて、それがまた、深い味わいを加えています。
「老い」が愛おしくなる一冊です。


【編集担当からのおすすめ情報】
著者と同年代、または年上の読者には「あるある!」が満載。うなずいたり、笑ったり、ほのぼのしたり……、読んでいるうちに、気持ちがどんどん元気になってきます。
また、これから「老い」を迎える方にも、是非読んでいただきたい一冊です。日頃はネガティブに感じる「老い」も、笑えるポジティブなものに感じられる意識改革が起こるはずです。
老いること、歳をとることを憂いている友人や知人へのプレゼントにもおすすめです。

老いては夫を従えの感想・レビュー・書評

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  • だんだん年老いるものだな、と思いました。

  • 題名から、かかあ天下の話かと、、、思っていたのだが、、、
    う~~~ん、、、作者の言っていることが、よくわかる!!!
    誰でも、生まれてきたからには、子どもから、青春を経て、青年、中年、熟年、、、と、、、、歳を取っていく。
    今まで、当たり前にシャンシャンと出来ていたことが、身体が動かないくなり、頭の方は、することを忘れ、、、気力が衰えて来る。
    この本を読んで、そうそう・・・・あるある・・・そうだったのよ!!!と、相槌を打ちたくなる話ばかり。

    ご主人様と一緒で、アナログ人間、未だにガラケー愛用者、よく理解できる話ばかり。

    人の話を聞きながら、スマホをいつまでのいじっているのを見てカーっとなった作者。
    つい最近の横綱も、カーっとなってしまって、引退になってしまった。
    医師の診断も、軽い物だったのが、何処で、どうすり替わって行ったのやら、、、、10針近く頭部を縫っているのだが、、、どういう見解なの?と、思ってしまった。

    さておき、本文の方は、乳がんの事も、サラリと、書かれているのだが、、、、親族に病歴があると、、、やはり、、、と、心配になった事だろう。

    我父も、リタイアしてから、国鉄(当時はJRでなく、国鉄)2万キロの旅、パスポートは4冊の海外旅行、日本1000か所温泉の旅、神社仏閣の狛犬の写真、水彩画、俳句、と、、、、趣味多様であったのを思い出したが、商社マンだけにやり遂げないと気に入らなかったのか、、と、今、父の歳に近づくにつれ、仕事にも、趣味にも、時間配分にも、頭が下がる思いがする。

    NHKの朝の連続ドラマの話が、出てきたが、母方の親戚も船場のいとはんのおばさんがいて、いつもお付きの女中さんが居てたと、、、言っていた。
    箸より重い物は持ったことが無くて、足袋もお誂え、母と三宮へ行っては、帽子やコサージュを購入してたし、子供には、やはり「うちのボンが、、、中ボンが、、、」と、長男、次男の事を亡くなるまで、そう呼んでいた。

    サイモンさんのご親戚の男性も、きっとボンが、、、と、言われていたと思う。

    最後の方に上品な老婦人の挨拶をかわすときに「ごきげんよう」と、、、、答えるところ。
    今の「さようなら」と、言う言葉より、なんていい言葉なんだろうと、小さい時に思ったことがある。
    長生きして、老婦人になったら、「ごきげんよう」と言ってみようと、、、
    しかし、身についていないと、出ない言葉だと、最近思うようになった。
    ジーパン、ジーンズが、デニムになったように、死語になってしまっているのかも。

    人生100年時代ヘ突入しているのが、体力気力がついて行けるのか、、、と、思いながら、読んだ本である。

  • 老いてきた話。歳も近いし老いも感じていたので面白かった。

  • なかなかシュールというか…これからの指南書になるというか…。これからの自分に、家族にどう向き合っていくか、考えさせられながら楽しく読みました。私にとって最後の砦のペット。子どもたちからせがまれてもなかなか手を出せなくて…。50過ぎてからの楽しみに実は取っているのだけど、それていいよって柴門さんに言われているようでちょっと嬉しかった。気楽に読める一冊です。

  • 914.6

  • わかる〜。もうすぐ50歳の私にピッタリでした。

  • 意識したわけじゃないけれど著者のご主人の本を読んだ後すぐに図書館から「予約順であなたの番です」とメールあり早速読みました。
    ご性格がよく表れて、筆に勢いがあって、小気味良い文章で…一気に読みました。
    別荘暮らしの大変さは、私自身もそんな生活を送っておりますので頷くことが多かった。それでも、街暮らしでは感じることのできない人生の振り返りなどカッコウ鳴く森の雰囲気の中で是非お楽しみ頂きたいものです。
    読んでスッキリ感というよりも「オレも頑張ろ!」感を頂戴しました。
    私とは読書嗜好が異なる妻がこの本を見て「次、私も読みたい」って…。

  • 年齢を重ねて、身体の衰えも感じるし、昔親が言ってた事がわかるなぁと思うようになってきたけれど、まだ先があるのね…。怒りのコントロールがきかなくなるのは怖いな。今でもすでにきかないのに。。
    今は一人の時間が欲しくてたまらないけど、変わっていくのだな。いくつになってもハマれるものがあるのは大切な事だ。

  • 著者も57歳か。いろいろ老いの症状が出始め乳がんも患ったとか。身につまされる話しをさらーっと読みやすく書いてくれてる。
    愛犬を飼うことによって早寝早起き、散歩のメリットを得たって。子育てが一段落したらそうなるのかな…。

  • うなずく そうそう その通り
    楽しく読めた

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