- Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093885782
作品紹介・あらすじ
残念な常識に縛られないために
ベストセラー作家にして異色の僧侶・小池龍之介の新境地。
「これは当たり前」「それって常識」と決めつけてしまっている
頭の中のたくさんの思いこみ。
いつのまにか無意識のうちに刷りこまれてしまった
それらの「頭の決まり」が自分の考えや行動のリミッターとなり、
思考の範囲を狭め、行動の自由を奪っています。
もっと自由に、もっと肩の力を抜いて、もっと自分らしく生きるために、
自分の中の残念な常識を、一回、壊してしまいませんか?
本書は19の頭の決まりを例題にして、
その壊し方を具体的に丁寧に解説する、いわば優しい説法です。
読後には頭が柔らかくなっている自分に気づくことでしょう。
感想・レビュー・書評
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賞味期限切れの縁、離れゆくという縁もある。縁に任せる。
受け身。自分も自然の一部であることを意識する。
「見」自分の意見や考えに自分を託し執着する煩悩。
陰徳を積む
自分の選択を正当化したくなるという煩悩。
比べないほうがいいのではなく、比べることができない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自分の中で画期的だったこと2つ
①「上目線」はする側が傲慢なのではなく
感じた方に慢心がある
②頭の中で思考しているのは
「私」ではない。
刺激を受けてオートマチックに
生成しているだけ
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「別離とは不幸なことなのか?」(P52)は
老子的だが、心しておきたいこと
そして小池龍之介から
この言葉が出る
P59
なにぶん、心のどこかで、知っているのです。
そうやって縁の流れに安心して
任せきっていさえすれば、
失ったまさにそのことによってこそ、
できた空白に、新たな縁ある人が
必ず立ち現れてくることを
P59
縁の筋書きをしっかり読み取って
その流れにのって自然体でいさえすれば
不思議なくらいに、言わば、
縁は私たちに対して悪いようにはしません。
それは確かなのです
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小池龍之介の「縁」に対する
以下の言葉は非常に大事だ
①本質的には縁がないからこそ、
自然体にしていると、
それは自ずから離れていきます。
それは果たして、嘆かわしいことでしょうか?
(P54)
②本質的に縁がない人や状況を
つなぎとめようとするためには
相当程度のエネルギーを
浪費するはめになります。
つまり疲れます
(P54)
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P61
縁がつながるのも、
縁が切れてゆくのも、
縁を読み取って、
縁に任せてゆく
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帯の文➡”あなたがいつのまにか身につけた残念な常識を吹いて飛ばしてみませんか~優しい説法19題” 何か問題にぶち当たったときに先ずはネガティブ思考に入っていってしまう。 でも大半は自分の勝手な思い込みの事も多い。この本は自分の思い込みを解いてくれる優しい本です。ストレス解消法のヒントになるかも。
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よかった
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常識をまっすぐ受け止めず自らの解釈で心を楽にできる本。世の中の理とは受け止め方次第で幸せになれる。常識に流されず自分の目で見極めて行きたいと思わせる1冊。
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自己啓発本や「常識」に追われて疲れてきたときに
たまに読みたい本。